クロネコチンことK

朝目を覚ましてリビングに行くと、クロネコチンがクロネコステージという名のえさ置き場で待ち構えていて、カーテンを開けるあたしにニャーと言います(そんでりょーがすかさずガウー!つってガラス越しにクロネコチンを襲うのですがそれは書きたくない)。

朝イチですから犬も腹を減らしているわけですが、まあまずネコ様のお世話をさせていただくのは当然のことですよ。後回しにするなんてありえないことですからね。で、ハイハイおはにょうございますねーゴハンを持って庭に出ましたら、まあどうでしょう。

地面が鳥の羽だらけ!!!

ギャース!勘弁して! いつもと違うリアクションのあたしに飛び退るクロネコチン。 「あーいやいやごめんごめん、怖くないよーオバチャンちょっとびっくりしただけー」と言いつつ、残骸の危険度の解析に余念がありませんでした。頭とか脚とか、ねえ?あったらちょっと、ねえ? 幸いがっちり食ったようで、危険物らしい危険物は、片翼だけでした(なんでそれは食わない?)。片付けなきゃ… あたしじゃない誰かが…

最近ウチの屋根裏に、ミッキーミニーが戻ってきたらしいんですよ。毎晩運動会です。姿は見えず、物音だけなんで別にいいんですが、クロネコチン登場後のここ2年ほど聞かなかったから、 「ちょっとクロネコチン、あんた最近サボってるんじゃないの?ゴハンはあげてるけど、働かざるもの食うべからずって言ってね、オバチャンたちはあんたのハンターとしての能力に期待してるのよ。ネズミーランド殲滅したら刺身やるから明日にでもハンティングを再開しなさい」と、つい一昨日、説教したばかりだったんです。ネコはなんも聞いてないようなふりぶっこきながら、いぬなんかよりよっぽどよくひとの話を聞くものですが、それで鳥なんですかね。ネズミよりよっぽど難易度高いんじゃないかな、飛ぶものだし。質より量でいいから、ネズミいってくれ。

鳥は食えども、カリカリも食うそうです。別腹みたいです。