「中国市場」を通して「富と繁栄」を考える。


いろいろと将来についての不安は尽きない。健康のこと、そして年金問題を含むお金のこと。自分と自分の家族は自分で守らなければない。


そこで今日は話題の「中国市場」について考えてみたい。金の話である。「金」は「カネ」と読んでくれてもいい。「マネー」と読んでくれてもいい。さらには「キン」と読んでくれてもいい。


立川の特殊デパート「フロム中武」 。ダサカッコイイ街、立川を象徴するデパートだ。



テイストはあくまでダサカッコイイ。チープでプア。都会的、都心的なものに敢えて背を向け目をそらすその生き様はすがすがしい。最新のキャッチフレーズは「立川HOLIC!!」。



駅ビルのグランデュオには先日まで「立川中華街」なる不可思議なフロアがあった。陳建一の店をはじめとする中国料理店が集まり関帝廟まであった。この春、惜しまれつつ(かどうかはわからないけど)、その歴史に幕を閉じた。


おやおやと思っていたら、件の「フロム中武」に出来たのだ、中国雑貨と中国食品の店が。



「中国市場 ( ちゅうごくいちば ) 」なるそのお店で早速、若干のお菓子や雑貨を購入したわけであるが、、そうしたらお店の人が「開店記念品です」と言って、お目出度いデザインの小箱をくれたのでよろこんで持って帰った。


帰って開けてみたら陶製の「ブタの貯金箱」だった。陶製のブタの貯金箱なんてのは珍しくないが、さすが中国におけるブタはその多産から「富と繁栄」の象徴である。全身キンピカというお目出度さ。




しかもこの不敵な表情。



それにしても貯金箱は嬉しい。500円玉で10万円くらいは貯められるんじゃないか、と早速一枚入れようと思ったら入らない。穴が小さい。




ま、中国に500円玉はないものな、しょうがないよ。じゃ100円玉で、と試したが入らない。次々と試したが結局、一円玉すら入らない。


だめじゃん。



落胆する僕を冷笑するこの邪悪な表情。


ま、お金が余りすぎて困っている僕には
最適な貯金箱と言えよう。
いいものをもらった。



それにしても、である。お金を入れられないからお金がたまることはない。お金がたまらないから割られる心配がない。


「役に立たないこと」で己が身を守るなんて
僕にぴったり。いいものをもらった。



あ、またも不敵に笑った。





<今日の一句>


梅雨荒れの 市場に光る 金の雨


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