新旧メディアに感謝

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フェイスブックで親戚の人に会えた。初対面じゃないけど10年以上前に一度会ったきりの人。


明治末年だか大正初年だかに故郷を出奔したという祖父の、お兄さんの曾孫に当たる人。その人と家族は今もその北陸の静かな町に住んでいる。


「10年以上前に一度会ったきり」と書いた。


10余年前に一度その町を訪ねてお会いしたのだ。戸籍謄本にある昭和39年に死んだ祖父の古い本籍地のメモを片手にその町を訪ねた。


前の日に県庁所在地の図書館にあった所謂「紳士録」で同姓を調べて血縁者のあたりをつけ、町役場の戸籍係で現在も住む血縁者を割り出した。個人情報保護法の施行前だ。いい時代だった。


そして出会った血縁者の中の一人が今般FBつながりとなった人だ。


祖父の、お兄さんの曾孫に当たる人。


つまり家系図に書くとこうなる。



こういうのを「家系」という。けっしてラーメン屋のことではない。


このとき本家の墓参りをさせてもらい、我が家の家紋が「木瓜」であることを知った。



デザイン的に好きなので、最近では「GB」のロゴに使ったりもしている。


そしてこの探索行、出張のついでにやった。仕事もちゃんとやったからなんら後ろ暗いところは無いのだけど、会社を辞めた今、初めて言う。なんら後ろ暗いところは無いのだけど、往復の飛行機代とホテル代はすごく助かった。



そして今日のミニ収蔵展「ガロ系の表現者たち」。「つげ義春」で検索して遠くから来られた方や当ブログをお読みの方のご来店が続いた。ツィッターで「ガロ展」がけっこうつぶやかれているらしい。


僕は使いこなせていないけど、新しいメディアに感謝だ。



その一方で、一昨日の読売新聞を読んだ小学校時代の同級生から突然連絡が入ったりもした。


3,4年で同級だったK君。


今だから話すが・・・・。


僕はK君に「無視」されたことがある。


高校のとき町で行きあって「おおーい、Kくーん」と声をかけたんだけど、一瞥だけくれて目をそらされたのだ。


当然ショックを受けたのだけど、よく考えたらそのとき僕はバイクでフルフェイスのヘルメットにミラーのシールドだったのだなぁ。


しかも音のうるささでは当時5本の指に入るスズキGT380だったからね「おおーい、Kくーん」の声も多分聞こえなかったはず。


それはともかく伝統のメディア、新聞のおかげで古い友達と再会できた。これは素直に嬉しい。


ミニ収蔵展「ガロ系の表現者たち」は8月28日まで。


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