蕃茄庵日録(ばんかあん。国立駅前・ギャラリービブリオ店主のブログ)

2014-09-02 室内作業をキリキリと

室内作業をキリキリと

僕のような脳病病みの常であるのだけど、昨日のような天気には弱い。十分に睡眠はとっているはずなのに終日ぼんやりしている。



今日のような空の高い日にはその遅れをとりもどそう。



遅れに遅れていた国立発のウェブマガジンの連載「くにたち本まわり」の執筆。



手直しを重ねるうちにどんどん長くなるのが悪い癖。悪い癖というのはたいてい一生治らない。



しかもくどい。背脂こってり。黒Tの店員さんが作るラーメンみたい。



今回のテーマはこちら。


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夕刻、一休みしてYOUTUBEを大音響で。27日にうちでお座敷ライブをしてくれる松田幸一さんの動画を発見。ムッシュかまやつと競演。


D


松田さんのブルースハープソロの洒脱でかっこいいこと。必見。


それとともに注目がギターの徳武弘文さん。こちらもかっこいい。音楽に暗い僕は「かっこいい」ぐらいしか言えないが、ギターに詳しいイラストレーターのTanu2氏によると


「 Dr.K(徳竹さん)のテレキャスターは改造テレキャスターストラトキャスターの中央マイクがついてるし、ブリッジ近くにはたぶんBベンダーがついてる。」


そうである。


これを大音量で聴いていたら背後に人の気配。国立本店のIさんが来てくれた。同店は一昨日を持って今期を終えた。その挨拶に来てくれた。今後ともよろしくお願いします。これからも遊んでください。



業務連絡。ご心配をかけてる「俳画カレンダー」。平成27年版も発行できそう。「国立名物」を自称した以上、そう簡単には休めませんや。


・・・もうすぐ開催・・・・・・・

お座敷で聴くブルースハープ・ライブ

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2014-09-01 防災の日のフォークロア

防災の日のフォークロア

18歳のおとよちゃんは当時、東京のお金持ちのお屋敷で住み込みの女中をしていたという。


夏の間は鎌倉の別荘で過ごすのが主家の通例で、おとよちゃんもついてきていた。夏も終わりかけていたその日も、まだ別荘に残る主家の人がいたので、おとよちゃんも別荘に残っていたという。



 その日の朝、近くの海岸に「心中者」が打ち上げられたと言う。



 この世で添えない男女が来世を誓ってお互いの身体を結びつけて海に身を投じ、その遺骸が海岸に流れ着いたのだ。警察による処理作業を、おとよちゃんは同僚と見物に行った。

 

 


「すごいね」などと言いながら別荘に帰った。庭で鶏の世話などしながら、常駐の爺やさんから「この辺の海岸には大きなものは打ち上がんねえはずなんだが、潮の流れが変わったかなぁ」なんて話を聞いていたら「それ」がきたという。



 地鳴りとともにドカンと揺れたらもう立っていられない、咄嗟に近くにあった井戸のふちに必死でしがみついた。



 揺れはおさまらない。


 

 母屋の柱に掴まった女中頭がこちらに向かって大きな声で何か叫んでいるのはわかるのだけれど聞こえない。おとよちゃんは必死に井戸のふちにしがみついていた。



 突然、声が聞こえた。




「おとよちゃ〜〜ん、そこに掴まっちゃ危ないよ--!!」

 女中頭の声だった。ふと我に返ると、高さ三尺あった井戸のふちは、地震で地中に沈み半分の高さになっていた。

 



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あわてて手を離して井戸から離れた。あやうく井戸に落ちるところだったのだ。


 

ああ、命拾いした。女中頭さんありがとう、などと言っているところに、地震後の高波の余波が海岸からだいぶ離れた別荘にもやってきて、庭で恐慌していた鶏たちを根こそぎさらっていった。


 

 

 鎌倉での被害は井戸のふちと鶏くらいだったが、東京の屋敷の被害は甚大で、しばらくは主家ともども逗子で過ごすことになった。

 


 茨城の実家で東京にいるおとよちゃんのことを心配した人がいた。兄の茂三さんだ。




 取るものも取りあえず茨城から満員の汽車に乗って上京し、東京のお屋敷を探すが、街は壊滅している。必死で探したがわからない。一度来たっきりで東京地理には明るくない。



 ようやく尋ねあてた妹の主家は灰燼と化していた。多くの死者を出した被服廠にも近い。



「妹は死んだ」



 と思った茂三さんは、泣きながら帰郷したという。



 そして数日後には、当然ながら「涙の再会」という後日談がある。



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大正12年9月1日の出来事。


住み込み女中のおとよちゃん」こと、亡き祖母とは最後の最後まで折り合いの悪かった僕だが、昔の話を聞くのは好きだったので、震災の話や戦争の話はずいぶん聞いて、僕の中に良くも悪くも堆積しているのだ。



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2010-08-31 夏の終わりのラプソディ

夏の終わりのラプソディ

仕事から帰ってきたら、家の中が臭い。鼻にツンとくる匂い。


果たして長女・花子(仮名・高2)が髪を黒く染め戻していた。ああ、今日で夏休みも終わりなんだね。


パッケージをみると「黒髪戻し」と大書している。


「黒髪戻し」・・・・・。まるで、


〔A〕「白線流し」だね。

〔B〕水木ブランドの妖怪って感じだね。


〔A〕がツレ、〔B〕が僕の、それぞれの連想である。やはり僕のほうが素直だな。



一方の次男・三吉(仮名・中2)は同級生に電話をかけまくっている。宿題の範囲を聞くそうである。まったく僕の子供のころそっくりである。あきらめないだけ僕よりましかもしれない。


覗き込んだら「回文をつくる」という宿題があった。そういうのなら手伝ってやる。


僕の作品


寿司屋死す。


今朝の酒


イラクは暗い。


ツレの作品


よだれだよ。


ともに学校の宿題には適切でないと言うことで却下であった。


それをみていた花子がぼそりとひとこと。


イタリアでもホモでありたい。


それは凄いや。でもネット上の名作らしい。


「どいつもこいつも」とあきれる三吉。「もう聞かない。自分で考える!!」。


しばらくしてテーブルの上に置かれた回答用紙には。


食い逃げに行く。


と書いてあった。


お前が一番、学校の宿題には適切でないよ。


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2010-05-03 横浜中華街へ

横浜中華街へ

毎年、この日に読み返す文章がある。

それは、故・山口瞳先生の「卑怯者の弁」



今日もそれを読んだあと、家族で横浜へ。中華街に遊びに行ったのだ。子どもたちももう親と出かける年齢でもないが、サークルの用事がある長男・虎太郎(仮名・20歳)以外はついてきた。

中華街には、八王子経由で行くのが一番早い。八王子から横浜線、それも根岸線直通の大船行きを選んで乗ると、乗換えは一回だけで済む。意外と近い。


横浜の中華街。言わずと知れた「世界一のチャイナ・タウン」である。


中華街に行ったら、まずは官邸病、じゃなかった関帝廟。信義の神・関羽を祀ったお堂で中国では広く信仰を集めている。

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この豪壮な堂宇を見よ。

もっとも横浜の関帝廟がこんなに立派になったのは、ほんの十数年前。以前は、中華学院の校庭の隅の、モルタルのちょっと倉庫みたいな建物の奥のほうに三つ祭壇が並んでいるだけだった。もちろん観光客なんてほとんどいなかった。地元の華僑の人たちが、静かに信仰していた。

それが火事で焼けちゃって、寄付を募って今のような立派なものが出来た。寄付を集めている最中は、寄付をしている人の名前が張り出されていた。この辺は、日本の神社と同じ。そのトップが「シ余阿玉(と・あぎょく)だった。

いまや観光名所であり、なおかつランド・マークである。浅草における観音様、神楽坂における毘沙門様のような存在になっている。成功したんだなぁ(しみじみ)。

立派になった関帝廟で、僕も500円を払ってしっかり参拝。中国式の太い線香を供える。

ふと中華学院の庭を見ると獅子舞と龍舞の支度中。もしかして・・・・。


お土産屋さんを冷やかしたりしている間に、人が多くなってきた。行列はかなわん。うちの家族は全員、並ぶことに娯楽を見出す才能に欠けている。


とりあえず、手近なレストランに入ろう。

ここにしよう。芸能人のサイン色紙が貼ってある。


芸能人のサイン色紙が貼ってある店を避ける人がいるが、僕は逆。純情で気さくでいいじゃないですか。純情で気さくな人が作る料理が不味いはずかがない。


初めて入った、市場通りの「彩鳳」というお店。上海料理だったのかな。期待通りに美味しかった。


食後は山下公園へ。本日開催の「ザ・よこはまパレード」のスタート地点なのだ。僕はパレード見物が好きなのだ。

だけどものすごい混雑で、ちょっとだけ見て撤退。


サンバはすごい迫力。羽根飾りをつけたセクシーな衣装の踊り子さんを先頭に、打楽器隊が続く。陽気。

だけど・・・。古いことを言うようだが、いくらお祭りとはいえ、若い娘が昼日中<公衆の面前で「尻っぺた」を出して踊り狂うと言うのはなんとも・・・・、結構でございますな、どうも。気分が若返ります。


ボランティア・スタッフの人に配られていた参加団体リストの中に「横浜華僑総会(獅子舞・龍舞)」の文字。まさしく真打なので、登場はだいぶ後半らしい。残念、今年はパス。


人ごみを避けて赤レンガ倉庫へ。でもこういう建物は一橋大学の「兼松講堂」で見慣れているから、別に珍しくない。


パレードにぶつからないように迂回して再び中華街に。午後になりますますの大混雑。歩くのもままならないほど。そんな混雑なのに犬を連れている人がいる。へたすりゃ動物虐待になるから、別の道を選んだほうがいいだろう。


中華街大通りで、お土産をいろいろ買う。もちろんズッシリ重い月餅や肉まんもも。なぜかインド製の麻のエコバッグも。

なにしろ世界一のチャイナ・タウンである。なんでもある。

僕も中国は大好きで、北京、上海はもちろんのこと、瀋陽、大連、撫順、天津、蘇州、広州、ついでに香港、台湾といろいろ旅してきた。それでもなかなか目に付かないようなものが、ここ横浜にはあるのだ。


長女・花子(仮名・高2)が買ったのがブルース・リーのシールと人民帽。次男・三吉(仮名・中2)が買ったのが、下の画像の木製の太刀。

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多分、太極拳の演舞に使う物だと思うのだけど、刃渡りが約80センチと立派。しかもデザインがゲームの「真・三国無双」の中で、魏の勇将「夏候惇元譲」が振り回す名刀「滅麒麟牙」にそっくりだそうで、三吉先生大興奮だった。


いや、それにしても凄い人出だった。僕が初めて中華街に来たのは高校の頃。だから30数年前か。その頃は、日曜日に大きなバイクで来て、中華街大通りの道端にバイクを止めて食事をしても平気だったよなぁ。いつからこんなに込むようになったんだろう。知恵者がいるんだなぁ。




は5月14日(金)から!!

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2010-02-07 北海道の大自然に思う 〜エゾリスの生態〜

北海道の大自然に思う 〜エゾリスの生態〜

龍馬伝を見る。

オープニングの字幕に「協力 早稲田大学相撲部」の文字。なぜ? 相撲部と龍馬にどういう関係が?


気になりつつもドラマが始まると、そんなこと忘れて引き込まれてしまった。

弥太郎のスポンサーとなる米問屋、一癖も二癖もあるその表情。どこかで見たような・・。果たして「レツゴーじゅん」こと逢坂じゅんだった。久しぶり。


今回、龍馬は江戸での修行を終え、土佐に向けて出立する。賑わう江戸の町を振り返る龍馬。群衆の中に一人のでぶちん。道を歩く浴衣がけの力士だ。

なるほど、これが「協力 早稲田大学相撲部」か。力士役の調達に早大相撲部を使うとは面白い。



いや、今日はそんな話をしようとしたんじゃなかった。北海道の大自然について語ろうと思ったのだ。


昨日のことである。NHKで北海道の大自然に関するリポート番組をやっていた。冬、木の幹をつつく「きつつき」(か、その仲間。コゲラ、とか?)の可愛いこと。僕も12月の網走で見たことがある。当人は生き抜くために必死なんだろうけど、華奢な小鳥が目にもとまらぬ超高速で木をつつく様はなんとも愛らしい。


エゾリスの生態にもずいぶん時間をかけてリポートしていた。

ツレと二人で見ていたんだけど、どちらからともなく顔を見合わせていった。


「三吉(次男・仮名・中一)に似てるねぇ・・・」

いや別に、エゾリスのその愛らしい姿が似ているということではない。

断じてない。その生態である。

エゾリスは秋の間に木の実を森の中の各所に隠しておいて、冬になると食べるのだという。厳しい環境を生き抜くための知恵である。


三吉はカレーが好きである。三度の飯より、というのは変なたとえだが、多分、三度の飯よりカレーが好きである。


どこのお宅でもそうだと思うけど、カレーは一晩置いた翌朝のカレーがやたらと美味しいものである。

当然、誰もが食べたい。

3人兄弟は生存競争が激しい。基本的に早い者勝ちである。寝坊をするとありつけない。

鍋に入れたままにしておくと、早起きしたやつに食われてしまう。それどころか、下手をすると日付が変わる前に夜食にされてしまう。そこで三吉がすることがエゾリス作戦である。前の晩のうちにカレーを丼に移して、ラップをかけて冷蔵庫に入れて置くのだ。

それも家の冷蔵庫に入れておいたのでは鍋に入れたままと危険度は同じなので、二世帯住宅の上階に住んでいる「おじいちゃんち」の冷蔵庫に隠す。おじいちゃんちなら夜中や朝食にカレーを食べたりはしない。


ああ、なんて料簡の狭いやつなんだといつも笑うのだけど、考えて見れば食べ盛りのレツゴー三匹、じゃなかった3兄弟、生存競争の厳しい環境を生き抜くための必死の知恵である、多少浅ましいが。



今日も我が家のエゾリスは丼鉢を持って足音を忍ばせて階段を上り下りしているのである。


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2009-11-10 もらわれてきたブルドッグ

もらわれてきたブルドッグ

仕事から帰ったら、長男・虎太郎(仮名・20歳)が嬉しそうな顔をして言って来た。


「ブルドッグもらってきちゃったよ」


へっ!?


「しかも、でっかいの」


ハァ!?


「みんなアパートや下宿で、自宅なの俺だけだったからサ」



ヲイヲイ、我が家は死んだ初代の遺言で犬は飼えないぞ、と言うよりも速くテーブルの上にドンッと置かれたのは、果たして学園祭のタコ焼き屋の残りものの業務用だった。


         ブルドッグ


あまりに大きいボトル(1.8L)なのでそれこそ、にっちもさっちもどうにもならなくなって、“大家族”の虎太郎にお鉢が回ってきたらしい。


これは毎日トンカツやコロッケでも、当分楽しめますな。ってデカすぎるわい。


ソースの一升瓶を使い切るにはどのくらい時間がかかるか、今、壮大な実験が始まろうとしている。


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2009-09-03 みちのく一人旅

みちのく一人旅

長男・虎太郎(仮名・大2)が、みちのく一人旅から帰って来た。ようやく一人旅を経験、遅いデビューだがまだ間に合う(何に?)。


郡山を通るならとしつこく念を押したので、ちゃんと「ままどおる」を買ってきた。


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これも「雷鳥の里」と並び、全国を出張で回った蕃茄山人が選ぶ「最も美味しいお土産ランキング」上位のお菓子だ。


ペンションにも泊まったという。僕などはペンションなんていうと、カップルか女子大生のグループが留まるところというイメージがあるけどどうなの? 少なくとも月の輪熊のようなヒゲ男が泊まる場所ではないような気がするのだが。

部屋はトリプルで3千円だったという。

ほんとにペンション? タコ部屋だったんじゃないの、ホントは。

2009-08-27 おみやげ

おみやげ

長女・花子(仮名・高1)が合宿から帰って来た。信州で3泊、ひたすら絵を描く合宿で風景画(油)を一つ仕上げるという豪儀な合宿。

信州に行くならとしつこく念を押したので、ちゃんと「雷鳥の里」を買ってきた。

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これは全国を出張で回った蕃茄山人が選ぶ最も美味しいお土産ランキング上位のお菓子だ。


僕もたまたまお土産を買って帰った。風船とポンプ。発作的にバルーン・アートをやりたくなったので。

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どう? このダックス・フント。

パッケージには「しばるとハチマキになります」と書いてあった。


意味がわからない。

2009-07-22 告知「第18回 うちわ絵展」

告知「第18回 うちわ絵展」

秋川の駅前に「綜藝舎」というギャラリーがある。吉澤園という造園業の方が経営しているギャラリーで自然とアートの融合が見事なギャラリーだ。若干遠いのだけど、縁あって僕もしばしばお邪魔している。


そこの恒例イベントに「うちわ絵展」がある。文字通り団扇に描いた絵の展覧会で、涼しげな作品が並ぶ。今年は第18回。

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また、縁あって今年、長女・花子(仮名・高1)が初参加させていただくこととなった。市宝・関頑亭先生、関敏先生をはじめとする名人上手に混じってのデビュー。

絵は先日、苦闘の末、納品した。骨でデコボコしている団扇にイラストを描くというのは想像以上に大変らしい。またインクが滲む和紙も使い慣れていないのでいい勉強になったと思う。


会期は7月25日[土]〜7月30日[木]。

今週末、秋川や奥多摩でキャンプなんて方は、ぜひ帰りにお立ち寄りくださいまし。

地図はこちら

2009-07-19 いただきます

いただきます

今日の夕食は次男・三吉(仮名・中1)にご馳走になった。一家揃って。


今日、国立のメインストリートの一つ、「旭通り」が3商店会合同のお祭りで福引をやっていて、それの特等を三吉が引き当てたのだ。お食事券10,000円分。


三吉はいつも引きが強い。かなりの確率でいい賞を引き当てる。

商店会の中の飲食店でのみ使えて期限は一ヶ月。忘れるともったいないので早速使おう。

タイ料理店「バーンキラオ」に行って辛いものや辛くないものを目一杯食べてきた。長男・虎太郎(仮名・コンビニ店員)はバイトがあるので不参加。エビチャーハンをテイクアウトにしてもらった。

それでも6000円分しか使えなかった。もう一回ゴチになれるかな、三吉旦那!!

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2009-07-01 高校生のあるべき夏休みについて

高校生のあるべき夏休みについて


【お詫びと訂正】 一昨日の記事で「座王権太」と書きましたが「座王権太」が正しいそうです。失礼しました。「座王」か・・・・。晩年の古川ロッパみたいだなぁ。


それにしても座王権太。「義経千本桜」の「鮨屋」の「いがみの権太」が原型なんだろうけど、あの『愛と誠』の登場キャラクターである。怪力無双、容貌魁偉、獰猛無比(そんな熟語ないか)、でもその実は・・・、というやつ。

ああ、『愛と誠』。最後はどうなったんだっけ。やっぱり広げすぎた風呂敷が破れたんだっけ? なんていいつつ当時は夢中になって読んだものだ(僕は梶原主義)。

高校生のガキンチョが「死ぬの生きるの」と大騒ぎをしていたなぁ、岩清水君。


僕自身の高校時代の思い出と言うと、ほとんど勉強もせずにオートバイと落語の日々だったなあ。少なくとも、死ぬの生きるのなんてことは一度も無かった。唯一、昨日書いたオートバイ旅行のとき、舗装路ががけ崩れで通行止めになって、重たいGT380で未舗装の林道の峠越えをしたときは死ぬかと思ったけど。高校2年の夏休みだった。ムダだったとは思わないが充実もしてなかった。


で、中高生よ、夏休みにボランティアを体験してみませんか? というのが趣旨である。いや、僕のじゃなくて、国立市ボランティアセンターの。

題して、「夏のボランティア体験学習2009」。

うちの長女・花子も今年から高校生。ボランティアにどの程度興味があるかどうかはわからないけど、当該企画のポスター、チラシ用イラストのコンペティションに応募し、ありがたいことに第一席で採用していただいた。

夏のボランティア体験学習2009

上のイラスト。クリックしていただくと当該ページに飛び、大きな画像で見られます。


少年がポケットに手を突っ込んでいるのが不行儀だと僕は思うのだが、花子に言わせると「そこが肝」なのだそうだ。

ようわからん。


市内在住の中高生の読者はほとんどいないと思うのだけど(親御さんでもいいです)、興味があったら市のボランティアセンターに問い合わせてみてください。いろいろなコースがありますよ。

あ、上のリンク先を読み直してみたら、「中学生から30歳くらいまでが対象」だって。ずいぶん広いなぁ。「広義の若者」って感じ? でも、それならこのブログの読者様の中にもいるはず。興味があったら市のボランティアセンターに問い合わせてみてください。


美代子阿佐ヶ谷気分
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2009-05-08 バッテリー代は27,000円

バッテリー代は27,000円

長男・虎太郎(仮名・大2)が免許を取って半年が経つ。費用は僕が出した。理由は僕がビールが好きだからである。

たとえば家族で車に乗って食事に行ったとき、飲みたくても車だから我慢をしていた。でも虎太郎が免許を取って運転するようになれば晴れて僕は飲める。だから僕が費用を出した。高くついた。

長男・虎太郎(仮名・大2)が免許を取って半年が経つ。なのに一度も運転をしたことがない。しようとしない。興味がないらしい。不思議だ(そういえば16歳になったときもバイクに乗りたがらなかった。不思議だ)。

そういえばツレが免許を取ってからもかれこれ20年が経つ。20年経つが一度も運転していない。興味がないらしい。

実は僕も運転が大嫌い。理由をつけては運転しない。これは家系か。

で、全然乗らないので前回、ガソリンを入れたのは9月くらいだ。エンジンをかけるのも面倒くさい。そしたらバッテリーがあがってしまった。それでも放置していたら、バッテリーが完全にだめになってしまった。

それでもさらにずっと放置してたのだけど、来週どうしても車を動かさなければならない用事が出来してしまった。車に乗ってどこかへ行く用事ではない、車を動かさなければならない用事。庭のそこに車があると作業上邪魔で都合が悪い用事が出来たのだ。

そんなわけで数メートルの移動のために、しょうがなくバッテリーを新品に交換したら27,000円もかかった。

これが一番高くついた。

2009-05-05 あの人の肖像写真

あの人の肖像写真

居間の隅の壁に奇妙な写真が出現したのは数日前のことだ。なんとなく嫌な予感がして見ないようにしてたんだけど・・・・。勇気を振り絞って見てみたら、やっぱり剣呑なものだった。

赤い振袖を着たおばあさんがこちらを見て微笑んでいる。

怖い・・・・。 怖いけど、ちょっと可愛いような気がする。英語で言うとファニー。


宗家の母、セッチーさんだった。 でもなんでそれがうちの居間の壁に?

下手人は長女・花子(仮名・高1)だった。学校近くの道具屋で見つけたそうである。商品名は「ポートレート」だったとか。

女子高生にセッチーの写真を売る奴も売る奴だが、買う女子高生も女子高生である(「なんかちょっと可愛いかも」って思ったらしい)。その前に道具屋で道草を食う女子高生というのもどうかと思う。CD屋さんとかクレープ屋さんとか、もっと女子高生らしい寄り道があるだろう(女子高生に対するイメージが貧困)。

でも壁に貼ったのはツレらしい。まったく何を考えているのだが。シバ(三橋乙揶)のコラージュの隣にこういうものを貼らないでいただきたい。娘も娘なら母親も母親であるる。

でも慣れてくるとちょっと悪くないかな、などと思い始めている(早っ!!)、俺も俺である。


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2009-04-30 スケーターズ・ワルツ

スケーターズ・ワルツ

明日のために その『キメラ 満洲国の肖像』(山室信一・1,008円・中公新書) 

キメラ 満洲国の肖像 

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「神よ あなたに私は新しい歌を歌い 十弦の琴をもってあなたに ほめうたを歌います(詩篇 144)」


「なかの芸能小劇場」から急行したのは「くにたち市民芸術小ホール」。いつも「立川流」の若手の落語会を聴きに行く会場だ。

今日は落語じゃなくてピアノ。次男・三吉(仮名・中1)が通うピアノ教室の2年に一度の発表会だ。冒頭の詩篇の言葉はそのプログラムに書かれている言葉だ。

小学校低学年から大学生まで約20人が出演する。会場はステージの縁に出演者の数だけ鉢植えを飾る演出。客席はもちろん関係者中心。

低学年はひとすら可愛い。兄妹で習っている子達の連弾など実に微笑ましい。また、高校生ぐらいの生徒さんになるとさすがに本格的で、つい聞きほれてしまう。

三吉は前半の“浅いところ”に出演する。特にピアノが好き!って言うわけじゃないけど、やめるきっかけを失ったように小さい頃からずっとかよっている。

三吉の曲目は名曲、「ヘルター・スケルター」・・・じゃなくて「スケーターワルツ」。ワルトトイフェル作曲。

「スケーターズ・ワルツ」だけに滑り出しはよかったんだけど(上手い!)>途中からはガタガタッと失速、ジャンプに失敗して尻餅をついた浅田真央ちゃんの苦笑い状態、さらには酒気帯びバイクで捕まった織田信成選手の失意の記者会見状態。

まあ、練習不足は明らかだからしかたがない。芸事に一夜漬けは効かない。

   負けに不思議の負けなし 上巻    負けに不思議の負けなし 下巻

とは言え本人は緊張感を楽しめたようで、帰った後もナチュラル・ハイで極めて上機嫌だった。


ま、いっか。

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2009-04-26 警察署からの電話

警察署からの電話

そういうわけで、「もし学校から呼び出しを食らったら」などと軽口を叩いていたら、「K警察署少年課ですが・・・」という電話がかかってきたのである。

いったい何が!?

うちには対象者(?)が3人もいる。と思ったら・・・。


年末に長男・虎太郎(仮名・大2)が自転車を盗まれた話はしたっけ?

してない?

そう、盗まれたのである。


それが先日、出てきた話はしたっけ?

してない?

出てきたのである。出てきたといっても駅前とかに放置されていたのではなく、はっきりとは言わないが、職務質問でひっかかったらしい。

で、K警察まで取りに来て欲しいということだったのだけど、僕が出張中で、虎太郎も合宿で不在だったので、自宅まで警察車両で“護送”してもらった。お手間をかけて申し訳ない。

実は僕の中には、

「虎太郎には管理責任不履行で新しい自転車は買わない。しかし自転車がないのは不便なので僕のお古の自転車を下げ渡す。で、僕の自転車を新調する」

という黄金の絵図が描かれていたのだけど、それはならなかった。それはともかくあきらめかけていた自転車が出てきたのはありがたい。


で、話はそれで終わりかと思ったのだけど、昨日の電話である。警察からの電話と言うのは後ろ暗いところがなくてもドキッとする。

話の内容は「先日の自転車引渡しの書類に不備があったのでその訂正手続き」だった。

どんな不備かというと「塗色」である。盗難届と返還届(?)の「塗色」が違いがあったそうなのである。虎太郎の自転車は微妙な色で、白といえば白だし銀といえば銀なのだ。それで盗難届には「白」と書き、返還届(?)には「銀」と書き、その不整合が問題になったらしい。重ねて、お手間をかけて申し訳ない。

で、その訂正手続きのためにK警察まで出頭して欲しいということだったけど、この雨である。車で行けばいいのだけど、もうビールを飲んでしまったので運転できない。「明日なら」と言ったら、今日中でなければいけないようで、またまた自宅まで来ていただいた。重ね重ねお手間をかけて申し訳ない。


というわけでK警察署のご親切に感謝しているのだが、わからないのが「少年課」である。なぜ少年課なんだろう。被害者が未成年だから、それとも犯人が未成年者だった?


それはともかく、先日返ってきた件の自転車は、以前盗難にあってぼろぼろになって戻ってきたツレの自転車とは対照的に、ピカピカでどこも壊れていなかった。丁寧に乗っていてくれたらしい。犯人、存外にいい奴かもしれない。

2009-04-25 寒い日にシルクロードでカレーを食う。そして警察。

寒い日にシルクロードでカレーを食う。そして警察。

冬に逆戻りしたような寒い午後、長女・花子(仮名・高1)の保護者進路説明会で、シルクロード学苑(仮名)へ。入ったばっかりなのにもう? と思ったが、そういうものらしい。でも上級生の親御さんも来られていたら、学年共通で毎年催されるガイダンスらしい。

興味深くお話を伺うが、先々ずいぶんとお金がかかりそうで慄然とする。

終わったら2時半。遅めの昼食で、学校からほど近いネパールカレー店「奈央屋」へ。別に「奈央屋」と言っても及川奈央の店ではない。

及川奈央

シバこと 三橋乙揶さん所縁の店である(らしい)。店内にはシバさんの絵画作品が多く飾られていた。

骨付きチキンカレー500円。安いのに美味しい。いい店だ。昭和レトロなインテリアがいかしている。近ければ通うのに残念。この先、もし学校から保護者呼び出しを食らったら、また食べにこよう。

などと軽口を叩いていたら、家に帰ったとたん、「K警察署少年課ですが・・・」という電話がかかってきた。いったい何が!?

続きは明日。

2009-04-24 そして、妻へのプレゼントに買ったもの。

 そして、妻へのプレゼントに買ったもの。

そういうわけで、真っ当なルートを経て、アウトレットの町、南大沢に行ったのである。平日の午後だったが、なかなかの賑わいだった。不景気ながら、消費意欲が旺盛なひともちゃんといてくれるようだ。そう来なくっちゃ景気は上向きませんや。

だから所用を終えた後、場違いながら僕も帰りにちょっと寄ってみましたよ。いやはや目が眩みました。

さらには、ニュータウンにありがちなんだけど、近くに見えても結構遠い。とにかく万事スケールが大きいので、歩行距離がいちいち長い。ちょっとした買い物だけでもなかなかの運動になりそうだ。

あ、そうそう、ツレの財布がだいぶくたびれていたのを思い出したので、お土産に財布を買って帰りましたよ。けちな僕だってたまにはキメますよ。

2009-04-08 ちょっと早過ぎるだろう

ちょっと早過ぎるだろう

そういうわけで、昨日から晴れて高校生となった長女・花子(仮名)である。

珍しくリビングで真面目な顔をして本を読んでいる。何を読んでいるかはわからない。そのうちにその本を置いてリビングから出て行った。

ケ、ケイリン?

表紙はロードレーサー型の自転車に乗った男性のイラストで、下のほうには「KEIRIN」で始まるロゴがある。

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あの娘、何を読んでいるのだ? いくらなんでもまだちょっと早過ぎるだろう。

と思ったら、もちろんそんなわけはなくて、英語の副読本だった。そう、「KEIRIN」で始まるロゴとは大手教科書出版社、啓林館のものだったのである。

とそんなことを戻ってきた花子に言ったら、「しょーもな」の一言だった。

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今朝の国立駅前。かなり花吹雪。

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2009-04-07 入学式は「氾濫するイメージ」

入学式は「氾濫するイメージ」

今日は入学式。長女・花子(仮名・今日から高1)と次男・三吉(仮名・今日から中1)の。そう、同日になってしまったのだ。

両方とも自分のほうは良いと遠慮するのだがそうは行くか。三吉のはツレが行って花子のは僕が行くことにした。ツレはすでに入試の面接等ですでに花子の高校に行っていて僕はまだなので、そういうことにした。

まあこういうことでもないと学校には行けないものね。この先、呼び出されでもしたら別だけと。

と思ったら、入学式は学校の講堂とかではなく市民会館だった。人数の多い学校だから仕方ないね。

入学式自体は粛々と行われて普通だったのだけど、アトラクションの吹奏楽部の演奏があったんだけどこれがなかなか。マーチありジャズあり。技術的にも確かでノリも明るく、すっかり楽しんでしまった。


終了後はせっかく平日の午後に時間が空いたのでちょっと寄り道。というにはいささか距離があったけど、「夢美術館」で開催中の「氾濫するイメージ 反芸術以後の印刷メディアと美術1960'〜70's」展へ。

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赤瀬川原平、粟津潔、宇野亜喜良、木村恒久、タイガー立石、つげ義春、中村宏、横尾忠則の8人の1970年前後の、600点を超える多量のポスターや装丁、挿画、絵画や版画等が展示されている。

なぜこの8人なのかという意図はよくわからないけど、なかなか見ごたえがあって楽しかった。花子は初めて見る横尾作品にかなり衝撃を受けたようだった。また赤瀬川さんのコーナーの「漫画主義」の表紙原画の解説にある編集同人の「権藤晋」というのが、「万力のある家」の人だというのにも衝撃を受けていた。

それにしても入学式の日に早速「学割」を使えるとはなんとなく縁起がいい感じでよいね。

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今朝の国立駅前。そろそろ花吹雪が始まる

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2009-04-05 立川花見散歩

立川花見散歩

明日のために その 『偽満州国論』(武田徹・中央公論新社・900円)

偽満州国論

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ツレと長女・花子(仮名・もうすぐ高1)が一泊のアミューズメントに行ったと書いた。舞浜に「シルク・ド・ソレイユ」の「ゼッド」を見に行って、そのあと都内のホテルで一泊というプランである。

そのあとは一気に立川に戻って映画を見ると言うので、終わる時間に合わせて映画館の前で待ち合わせ。せっかくだから花見をしようと。「男チーム」からは僕と次男・三吉(仮名・もうすぐ中一)。長男・虎太郎(仮名・もうすぐ大2)は大学のサークルの花見だそうであるる

そういうわけで映画館の前で待ち合わせた。花見と言ってもブルーシートを広げて飲み食いする花見は得意でない。そぞろ歩きである。

立川の桜は国立の桜とは一味違った野趣溢れる風情で気に入っている。立川駅周辺から一気に南下。残堀川へ。ここの桜は菜の花とのコントラストが美しい。

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失礼! 去年の写真。

川沿いに東上して「根川緑道」へ。小川沿いの桜の道だ。花でトンネルのようになっている。

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こちらは今日の写真。

小川では白鷺(種類はわからない)が優美な姿で小魚をついばんでいた。

境を越えて国立に入るととたんに桜並木は途絶える。そこからは甲州街道にでて「みのわ通り」に入り、シャトレーゼでアイスクリームを買って、歩き食いをしながら矢川に抜けて、バスに乗って帰ってきた。

この行程で約6.5キロ。ちょうどいい散歩道だ。


バスの車窓から見る大学通りには、泥酔して友達に両脇から抱えられながら歩く女子大学生もいれば、自転車道に集団で仁王立ちになって記念写真を撮るグループもある。まさに「お花見無法地帯」。やはり桜には人を狂わす魔力があるのか・・・。何はともあれ、とても「そぞろ歩き」ができないような感じではあった。

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今朝の国立駅前ロータリー。ちょっとアップで。ほぼ満開。

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2009-03-24 WBC日本チームの優勝おめでとうございます。

WBC日本チームの優勝おめでとうございます。

さて、野球は日本の国技である。だから以下の箴言が生きてくるのである。

WBC

さらに言えば野球の話題というのは日本のサラリーマンにとって一種の共通言語であり、お天気の話とともに、見ず知らずの者同士でもごく普通に交わせるもの、交わすべきもの、である。人見知りが強く(本当ですぜ)野球に暗い僕には無理かもだけど・・・。


さて、この連休中のことである。僕は長男・虎太郎(仮名・大1)と次男・三吉(仮名・小6)を連れてラーメン屋に行った。そこではラーメン屋の親方と常連客風のどこかのオヤジがちょうどやっていたWBCのラジオを聴きながら野球談義に花を咲かせていた。そういうわけで僕はただ拝聴しつつ静かにラーメンをすすっていた。そうしたら、

「そうなんすよ。日本は打線が続かないんすョねー」

と、聞き覚えのある声がした。虎太郎であった。なんでお前が話の輪に入っているんだー?

たしかに小学生の頃から日ハムファンで昨年もクライマックスシリーズのためにわざわざ大阪に行くような奴ではある。それにしてもその若さで日本のサラリーマンの共通言語を会得しているとは・・・・。

生まれながらのオヤジと言えよう。

2009-03-20 なにが入選したんだか・・・・

なにが入選したんだか・・・・

昨日の日記で、デニーズの近くの席の賑やかな女子中学生たちに対し、「まぁいいか、人生の春を謳歌したまえ、少女たちよ」なんて珍しく寛容なことを書いているのには理由がある。

うちにも卒業で浮かれている女子中学生が一匹いるからである。

昨日は守屋さんと別れてから家に着いたのは10時ごろ。長女・花子(仮名・中3)もその直前に帰ってきたらしい。打ち上げで「バーミアン」に行ったそうだ。どんだけ大騒ぎしたのか、声が枯れていた。近くの席の方には「お気の毒に」としか言いようが無い。


ふと、リビングのファクシミリを見たら金の縁取りのある紙が排出されていた。「えっモノクロ機だが・・・」と思ったら受信の用紙ではなく、賞状が用紙の紙受けに置いてあるのだった。

もぉ、卒業証書をこんなところへ置いて!!

と思ったら違った。表彰状だった。「北多摩地区中学校美術研究会主催展覧会 入選」とある。すごいじゃん、そんな展覧会に応募してたんだ、と言うとしてないという。美術の先生が応募していたそうだ。今日その賞状が手渡されたという。

でも「主催展覧会」ってのがあるんだろ、見に行かなくっちゃ!! えっ?すでに先月に終了しているらしいって? で、作品はどういうのを出したのか・・・・も、うん、わかってないんだろうねぇ・・・。

というわけでなんだけよくわけがわからないので、どうにも受賞の喜びを味わうのが困難であるようだ。

まぁよくわからないけど、入選おめでとう。それと卒業もね。


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2009-03-18 同じ顔

同じ顔

夜に同じ顔の人間が3人いるということは、僕がビヨルン・アンドレセンを見るたびに「もう一人はどこにいるのだろう」と長嘆息することで、読者諸賢におかれましてはすでにご納得いただいていることと思う。

俺と同じ顔の人

銭ゲバ→アシュラと来て土曜日の話題をすっかり引っ張ってしまったのであるが、今日、書くのは月曜日のことである。

仕事帰りの国立駅頭でのことである。塾帰りの小学生の一団の中にうちの次男・三吉(仮名・小6)がいた。黒のベンチウォーマーコートにリュック姿。

「三吉、なにやってるんだ?」

の声が喉まで出掛かったんだけど・・・。あれ? こんなコート買ってやってないぞ。それにこんなブランドのリュックも。つーか、だいたい塾になんか通って無いじゃん、三吉は。

でも・・・、背格好は同じ、髪型も、メガネも同じ、とにかく顔が・・・、薄暗くて断言は出来ないけどほぼ同じなのだ。あまりに似ているので、なんか不安に駆られて、小走りで帰宅した。

「三吉の身に何か・・・・」

果たして三吉はリビングで「モンスターハンター」の攻略本で研究中だった。あ、やっぱり別人だったか。

それにしてもどこの子だろう。世に同じ顔の人間が3人いるというが、そのうちの二人がこんな小さい町にいるとは驚きだ。僕の相方は遠くヴェネツィアにいるというのに(←しつこい)。


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2009-03-15 「あんず亭」で明らかになったこと

「あんず亭」で明らかになったこと

昨日のことだが、夜は一族郎党(と言っても11人)集まって国立西の「あんず亭」へ。国立らしいお店の証、「国立STYLE」認定のお店だ。

父の喜寿のお祝いで、山口瞳先生の水彩画や書が掛けられたログハウスの小部屋で懐石をいただく。

内容は、

【先付】赤貝・白魚・菜花・野蒜のあちゃら和え、水前寺のり、桜花

【椀物】帆立真薯、防風、木の芽

【前菜】桜いなり、鯛の子旨煮、北寄貝塩焼、ふきのとう味噌漬、ほうれん草カニ錦紙巻き、花びら百合根、桜麩醤油焼、タラの芽、スモークサーモン長芋包み

【造り】のれそれ(あなごの稚魚、とり貝、あいなめ、桜えび、

【焼物】天鯛バター焼き、ヤングコーン、ホワイトアスパラ、ほうれん草うどん、ピンクペッパー法蓮草ソースかけ

【中皿】岩手牛と山菜サラダワサビドレッシング、こごみ、うど、行者にんにく、針生姜、大葉、茗荷、ベビーリーフ

【煮物】ぐじ桜蒸し、つくし、桜花、銀餡かけ

【食事】浅蜊御飯、赤出し、香の物

【甘味】桜餅 コーヒー

というコース。子どもらには猫の小判の感も無きにしも非ずだが、まぁたまにはいいだろう。


席上、大掃除の際に発掘された、僕と2歳上の姉が昭和48年に父に贈ったバースデーカードが披露された。

姉のほうは無難に可愛いイラストを描いているのだが、僕は側頭部を刈り上げたた初老の男の似顔絵を描いている。

この絵が何か、ということが話題になったのだが、もちろん父の似顔絵ではない。

その前年、グァムから「恥ずかしながら」帰還した横井庄一氏の肖像画である。父親へのバースデーカードの画材としてはどうかとは思うが、当時の小学生にはちょっとしたヒーローだったのである。で、指折り数えてみると当時の僕というのが、現在の次男・三吉(仮名・小6)と同じ年齢なんだねぇ、これが。

いつも三吉のことを年齢のわりに幼稚だと思っていたけど、こう証拠を見せられると人のことは言えなくなっちゃうなぁ。

2009-03-07 SKET DANCE 〜スケット・ダンス〜 

SKET DANCE 〜スケット・ダンス〜

明日のために その  慄州歴史街道』(星亮一・光人社・1,890円)

満州歴史街道 まぼろしの国を訪ねて


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もちろん僕はよく知らないのだが、『SKET DANCE〜スケット・ダンス〜』というマンガがある。

スケット・ダンス?

作者は篠原良太で、「週間少年ジャンプ」連載。もちろん単行本は集英社から「ジャンプコミックス」としてでている。結構、人気のある作品で学園シリアスアクションコメディだそうである。なんのこっちゃである。

その単行本シリーズの名物が「部室トーク」というコーナー。愛読者からの投稿を載せるページで、3月4日に発売された7巻にも、6点の投稿イラストが掲載されている。

で、そのなかの一つが、長女・花子(仮名・中3)のものだという、ま、実にどうでもいい話で、申しわけない、みなさん。

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下の画像が花子が描いた主人公「ヒメコ」のイラスト。そして「P.N.a・J」というのはペンネームだそうである。

しゃらくさい。

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2009-02-23 我が家の歴史教育

我が家の歴史教育

「酒ぶた」ブームで帝王になったのは居酒屋の息子だった。これが「牛乳のフタ」つまり「牛ぶた」ブーム(合挽き?)だったら僕が帝王になれたかもね。銭湯の息子だからね。みんな腰に手を置いて牛乳飲むから。

なんて話を家でしていたら次男・三吉(仮名・小6)がキョトンとしている。「え? なんのこと?」と。

我が家が昔、銭湯だったことを知らなかったらしい。というかなかなか信用しない。「またまたご冗談を〜」「どうせつくならもっとまともな嘘を・・」とか言っている。じゃ、おじいちゃんに訊いて来いよ、と言っても、「おれが訊きに行ったらその姿を見てみんなで笑うんだろ、どうせ」などと言って取り合わない。

じゃ、しょうがない。と、面倒くさいが書棚の奥から一冊の本を出した。

「くにたち商店街形成史」

という大冊。

その「昭和10年までに開店の商店」の項にわが懐かしの「富士見湯」のことが紹介されている。それをみてやっと信用した三吉であった。「マジかよ」と。

当然知っていると思ったのだけど(上の二人は知っていたし)、今まで我が家のルーツについて彼に話したことがなかったんだなぁ、とちょっと驚いた。それこそ「マジかよ」と。


我が家の「歴史教育」はともかく、「我が家の歴史」教育はちょっと不足があったようだ、どうやら。

2009-02-14 小指の思い出

小指の思い出

春一番が吹いて、急に温かくなった。そうすると重いコートを脱いで出かけたくなる。たとい、向かいの子に迎えが来なくても・・・。つまり活動的な気分になる。

活動的はいいのだが、そうなると事故がつき物である。注意せねば。

と言っているそばから、長女・花子(仮名・中3)が外科医院に行くと言う事態が出来した。痛みに顔を歪める花子に、これでも親なので心配して「ついて行こうか?」と言ったが一人で大丈夫と言う。


一時間ほどで花子は帰ってきた。診断書には、

「PIP関節掌側板損傷」

と書いてあった。なんか大変そう、漢字で書くと。


ひらがなだと、「つきゆび」という。


もうそれほど痛みは無いようだが、患部である小指が添え木をしていて曲げられないので、コーヒーカップを持つとき小指をピンと立てたカタチになる。それがどうも不本意らしい。

2009-02-03 恵方より父の靴音

恵方より父の靴音

今日は節分である。


 恵方より 父の靴音 節分祭(せつぶんさい)  


という俳句がある。節分の夜に、

「お父さんが帰ってきたら豆撒きしよっと。お父さんに鬼になってもらって♪ 早く帰ってこないかなー」

と待っている幼子。やがて奇しくも恵方(その年の縁起のいい方角)から父の靴音が聞こえてきて、「あ、お父さんだ!!」とはしゃぐ子どもの姿が微笑ましく描かれているなかなかの名句である。


そんなわけで僕も靴音を響かせて帰ってきたわけである。今年の恵方は甲の方角。すなわち東北東。おおっ、我が家から見て駅は東北東にある。俳句をそのまま行っているではないか。これは鬼の役をやらねばなるまいなー。と帰ったら子どもらはもう寝ていた。起きていてももう豆撒きという年齢でもないか。

夕食の太巻き寿司を食べながらキッチンに向かって「鬼の役はもう卒業だね」などとシミジミ声をかけたらコンビニにでも行ったか、ツレはいなかった。いつのまに。


なんでぇ、いないのならいっそ「洗濯」でもしてこましたろかと悔し紛れにひとりごちた。

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2009-02-01 お金がかかる週末

お金がかかる週末

昨日は、次男・三吉(仮名・小6)の誕生日に直近の週末だったので、どこかで外食しようということになった。どこがいいかと三吉に問うと、「COCO壱番屋のカレーがいいという」。

なんという親孝行なことよ。5人家族全員でも3000円台だ。

気が変わらぬうちに行こうと車に乗り込みイグニッションを回す。

ウンともスンとも言わない。バッテリーが上がってしまっていた。普段全然乗らないからなあ。

「COCO壱番屋」は車でないと行けない。仕方ないので第2希望を三吉に問うと「長江菜館」が良いと言う。同店は国立で一番美味しいチャイニーズだが、値段の方も一番いい。とても美味しくて大満足なんだけど、予想外の出費ではあった。

そして、「美味しかったね」と店を出ようとしたとたん、「ビリッ」という異音。テレビ番組が気になって急いで帰ろうと慌てて着た長男・虎太郎(仮名・大1)のジャンパーの袖が破れてスポッと取れてしまった。まるで昔のコントみたい。そこそこ知られているメーカーのだったんだけどなぁ。


一夜明けて今日の昼、車のディーラーに来てもらった。ちょうど保険の更新もしようと思っていたし。そうしたらえらい事実が判明した。この冬休み、虎太郎が免許を取った。そうしたら保険料が上がるんだね、運転者の中に若造がいると。約2倍。強制保険が年7万円台になってしまった。そしてディーラーの青年はさらにニコニコと「法定6ヶ月点検もやっておきますね」と追い討ちをかける。ああっ、もうその時期だったのか。


それでも気を取り直して、午後は虎太郎を立川に連れ出すことにした。虎太郎は服装に構わぬこと南方熊楠の如しで、昨晩取れた袖をガムテープでつけて学校に行きかねない奴なのだ。だから強制的に連れて行って買わせることにした。

とりあえずライト・オンにでも行くか、などといって玄関を出たら、長女・花子(仮名・中3)がすっかり外出支度で立っていた。「いいのがあるといいな、ライトオンで♪」などと言ってニコニコしている。

貴様、何をねらっておる!?


というわけで、何故か出費の多いこの週末なのでありました。

2008-12-30 大掃除に揺れる心

大掃除に揺れる心

ツレに自室の掃除を命じられた。家全体の大掃除をしろとは言わないからせめて自分の部屋だけ掃除しろと。なぜツレが「家全体の大掃除をしろ」と言わないかというと、ツレもしないからである。お互い若くないので万事無理はしないことに決めている。


で、自室の掃除である。この日記の読者様の共通の悩みであろうけど、諸悪の根源は「本」である。これが問題である。これを巡ってツレと攻防があるわけである。

ツレ曰く「なぜ、収納スペース以上の本を買うのか」と。「一台分のガレージしかないのに車を2台買うと罰金とられるのに、なぜ本はOKなのか」と。

クルマと比べられるのも業腹であるが、言ってることがすべてごもっともなのはわかっているのである。でも以前はわからなかった。「この程度の本というものは最低限の知的生活を営む上で欠かせないものなのだよ」と思っていたし言っていた。

今は理解できる。つまりダイエットと同じなのだ。消費カロリー以上に摂取カロリーが大きければ太るのである、理屈はどうあれ。同じように収納スペース以上に本を買えば、本は寝室にリビングに玄関にトイレにと侵食を続けるのである。

「とは言えこの程度の本は最低限の知的生活を営む上で欠かせない」なんていうのも笑止。ウエストサイズを気にしながら「だって美味しいんだも〜〜ん」と喰い続けているやつと同じなのである、それでは。

どうしても喰いたいのであれば、毎日何キロも走ってカロリーを消費するか、筋トレでもして基礎代謝を高めるしかない。同様に、どうしても本を買いたいのであれば、自宅のほかに書庫をかりられるだけのカイショを持てばいいのである。


つまりは「僕には無理」という結論を自ら出して、がっくりと肩を落として「散歩でもしようか」と玄関を開けたら、颯爽と自転車で通り過ぎる長身、長髪、口ヒゲの男性。書評家・コラムニストの岡崎武志さんだった。しばし雑談、「よいお年を!!」と別れた。

大掃除および本の整理で心が揺れた一日であったが、岡崎さんにお会いして心のぶれがおさまった。

「これでいいのだ」と本屋さんに向かった。本当にこれでいいのかどうかはまったく自信がないのだけど。

2008-12-24 クリスマスあれこれ

クリスマスあれこれ

数日前、絵本作家の降矢奈々さんから直筆のクリスマスカードがスロバキアから届く。家宝。

今日、米国在住の知人からクリスマスカードが届く。子どもの写真。お人形さんのように可愛らしく、一同ため息とともに見惚れる。カードに書いてあるブログにアクセスすると子どもの写真ばかり。これがまた天使のようにかわいい。

夜は受験生の花子(仮名・中3)が塾なので、クリスマスのご馳走は祝日である昨日の昼にした。チキンはあややがCMをやっているファミマのチキン。ケンタッキーよりずっと美味しいと思う。ケーキはダッキーダックのブッシュノエル。

天皇誕生日なので、天皇陛下の声色で子どもらを祝福した。超得意。


それはそうと、22日の夜は五反田で転んで膝をすりむくほど飲み食いをした。そして23日の昼が家族でクリスマス。同23日の夜は昨日書いたとおりエソラで打ち上げで17時から23時までずっと飲んでいた。

そして今日はイブ。すっかり胃もたれで、凹んでいた。

長男・虎太郎(仮名・大1)はクリスマス・キャロリングの一員として街の中を聖歌を歌って回ったらしい。元気だなぁ。