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バルドルのなみのり日記

2014-10-26

【全国ダブル】コジョサナ

f:id:barudoru:20141026153754p:imagef:id:barudoru:20140321230450p:imagef:id:barudoru:20140910232815p:imagef:id:barudoru:20140315164441p:imagef:id:barudoru:20140211165251p:imagef:id:barudoru:20140208011821p:image

コジョンドとびひざげりいわなだれねこだましワイドガードきあいのタスキ
サーナイトハイパーボイスサイコキネシスふういんまもるサーナイトナイト
ウインディフレアドライブインファイトしんそくまもるいのちのたま
トリトドンだいちのちからだくりゅうこごえるかぜまもるオボンのみ
サザンドラりゅうせいぐんあくのはどうだいちのちからめざめるパワー氷こだわりスカーフ
ボルトロスワイルドボルトばかぢからはたきおとすまもるたつじんのおび

第15回やまポケオフ第8回熊本オフで使用した構築。
前者では優勝し、後者ではベスト8に入ることができました。
また、ダブルレートでも何度か1ページ目に入ることができ、最高順位は5位でした。

コジョンドのメリットについて

サルサナと同じく、メガガルーラや鋼タイプをコジョンドで縛り、メガサーナイトを動きやすくするのがこのパーティのコンセプト。
ゴウカザルではなくコジョンドを使う理由は主に以下の2つです。

【1】威嚇が入った状態でもメガガルーラを縛れる。
コジョンドの特性"すてみ"により、飛び膝蹴りの威力は1.2倍に上がります。
この火力が最も活きる場面として、「威嚇で攻撃が1段階下がった状態」でもメガガルーラを縛れることが挙げられます。
攻撃ランク-1、すてみ飛び膝蹴りで181-120メガガルーラを乱数1発 (75%)
耐久に振ったメガガルーラは低乱数ですが、猫騙しのダメージやすてみタックルの反動と併せて確実に落とせます。

ゴウカザルの場合は威嚇を受けてしまうとメガガルーラを縛れなくなり、結果として相方のメガサーナイトがメガガルーラに縛られた状態を解除できなくなることがありました。
そのため、ガルーラの横のポケモンが威嚇持ちに交代する可能性も考慮しなければならなかったですが、コジョンドの場合は威嚇を恐れずガルーラを安定して縛ることができます。

【2】ワイドガードを使える
サルサナの並びは、全体技への耐性が乏しく、終盤にスカーフ霊獣ランドロスの地震で一掃されたり、ハイパーボイスニンフィアに力負けしたり、追い風やトリルからの噴火潮吹きで制圧される、といったことが多くありました。
テラキオンやガブリアスから岩雪崩で怯みを狙われやすいのもメガサーナイトにとって厳しい問題でした。
コジョンドはワイドガードによってそれらを牽制できるため、全体技への耐性の少なさを補うことができます。

コジョンドのデメリットについて

以上のようなメリットを持ち、霊獣ランドロス+メガガルーラを軸としたスタンダードに強いコジョンドですが、デメリットも多くあります。
そうしたデメリットとそれをケアする方法について触れておきます。

【1】とびひざげりの反動
飛び膝蹴りは守るで防がれる、外すなどして失敗すると、反動として最大HPの半分を失います。
ほとんどのポケモンが守るを標準装備しているダブルバトルでは、リスキーな技と言われがちです。
ただ、以下の点を考慮して立ち回っていけば、強気に使っていくことが出来ます。

  • 飛び膝蹴りを最も撃つ対象であるメガガルーラは守るを持っていないことが多い。
  • 仮にガルーラの守るで防がれ反動ダメージを受けても、コジョンドのHPが半分残っていれば不意打ちでは縛られないため、メガガルーラを縛っている状況は維持できる。
  • コジョンドが猫騙しを使うターンに守るを選択する相手は多く、相手が守るを使ってくれれば次のターンの守るは高確率で失敗するため、飛び膝蹴りを通しやすい。
  • ワイドガードも猫騙しと同じく様子見に適した技であり、例えばヒードランに対してはワイドガードを連発しておけば少なくとも熱風噴火を受ける危険はなく、相手が守るを使ったのを見て、次のターンに飛び膝蹴りを選択できる。
  • 相方のメガサーナイトは「ふういん」を持っており、守るを封印できる。
  • エンテイやルンパッパは突撃チョッキ持ちの可能性が高く、守るの所持率が低い。

二連守るや外しは知りません。

【2】対ギルガルドやクチート
コジョンドはゴウカザルと違って炎技を使えないため、ギルガルド・クチートを対策できません。
この2匹の対策はパーティの他のポケモンに任せます。
取り巻きは4匹ともクチート・ギルガルドに対して強く、特にウインディトリトドンはクチートのアイアンヘッドに対しても後出しできます。
ボルトロスは負けん気によりギルガルドのキングシールド、クチートの威嚇にも強いです。

【3】対ゲンガーやスイクン
ガルーラの隣に来るポケモンには注意する必要があります。
ゴウカザルと違ってコジョンドは鬼火を受けてしまうためゲンガーに弱く、また凍える風や追い風による素早さ操作でメガガルーラを補助されてしまうと、コジョサナの並びはメガガルーラから両縛りを受けてしまうため対スイクンも苦しいです。
これらの相手に対してもパーティの取り巻きに頼ることになります。
ガルーラゲンガーやガルーラスイクンが先発に出されそうな場合はウインディ+トリトドンで応戦。
ガルーラゲンガーに対してはトリトドンの凍える風を通して素早さを下げればウインディで両縛りでき、対ガルーラスイクンではトリトドンの呼び水でスイクンを腐らせ、ウインディでメガガルーラにタイマンを張って威嚇インファイトで倒すことにより優位に戦えます。

個別解説

f:id:barudoru:20140517125037p:imageコジョンド
【とびひざげり、いわなだれ、ねこだまし、ワイドガード@きあいのタスキ/すてみ】
141-177-80-×-80-172 (H4,A252,S252) ようき

メガガルーラより速く猫騙しを使える格闘タイプ。
飛び膝蹴りもワイドガードも読みが必要な技ですが、成功した時の見返りは大きいです。
捨て身以外の特性として精神力があること、自身も猫騙しを使えることの2点から、コジョンドに対して相手が猫騙しを使ってくる可能性は低く、メガガルーラやルンパッパに初手から飛び膝蹴りを狙っていくこともできます。

サブウェポンには岩雪崩を持たせ、ファイアローやリザードンにも対抗しやすくしています。
コジョンドの攻撃能力値は陽気ガブリアスとほぼ同じであるため、岩雪崩の威力もその程度と考えると分かりやすいです。
したがって、耐久に振っていないリザードン程度なら落とせます。
また、速いポケモンの岩雪崩ということで単純に怯みを狙えるのも優秀です。

対ガルーラにおいて、ガルーラのメガシンカ前特性が精神力の可能性があるため、猫騙しを使う場合は注意する必要があります。
サーナイトのトレースでガルーラの特性を調べることができれば、肝っ玉・早起きなら安心して猫騙しを撃てるし、精神力ガルーラなら猫騙し持ちの可能性が高い=守るを持ってない可能性が高い、と考えて飛び膝蹴りを撃ちにいけます。

防御面はかなり脆く、ボルトロスのフリーフォールなどでも縛られうるため、気合のタスキを持たせました。
鬼火や電磁波が飛んできやすいのでラムのみを持たせたり、モロバレル対策の防塵ゴーグルを装備することも検討できそうです。

f:id:barudoru:20140517124426p:imageメガサーナイト
【ハイパーボイス、サイコキネシス、ふういん、まもる@サーナイトナイト/トレース→フェアリースキン】
159-×-87-220-156-152 (H124,B12,C116,D4,S252) ひかえめ

※メガシンカ前 159-×-87-176-136-132
H:16n-1
B:攻撃ランク-1のメガガルーラの親子愛すてみタックルを高乱数耐え(87.5%)
C:11n,221-101モロバレルをサイコキネシスで確定1発

コジョンドでメガガルーラや鋼タイプを縛りつつハイパーボイスを連打、ダメージ源となってもらいます。
鋼タイプを誘ってウインディトリトドンの活躍の場を作り、反対にウインディトリトドンの苦手なドラゴンタイプを対策できるため、パーティの中核となる存在です。

封印は主にニンフィアに対して使い、ハイパーボイスを封じるのが狙いです。
鋼タイプ不在のこのパーティではニンフィアを誘いやすいため、高確率で決めることができます。
特に拘り眼鏡ニンフィアのハイパーボイスを止めることに成功すれば、相手はメガサーナイトの前で交代を選択しなければならなくなるため、凄まじいアドバンテージを得られます。

ついでに守るも封じることが可能。
相手の立ち回りを制限できるほか、コジョンドが飛び膝蹴りを撃ちやすくなります。
滅びパに対しては、滅びターン稼ぎの守るを封じることで逃げ切られることを阻止できます。
せっかく封印を使うならトリックルーム封じも狙いたいところですが、技スペースが足りませんでした。

封印はメガサーナイトミラーでも有効な技であり、ミラーで先手を取るためにも素早さは準速です。
この素早さにより、準速サザンドラも抜くことができます。
また、コジョンドやボルトロスがモロバレルに弱いことから、それをサイコキネシスで倒せるよう特攻に多く振りました。
この特攻があれば、味方のサザンドラ・トリトドンの大地の力のダメージとメガサーナイトのダブルダメージハイパーボイスのダメージを合わせて、157-116メガクチートをほぼ確実に落とせます。

f:id:barudoru:20140517123723p:imageウインディ
【フレアドライブ、インファイト、しんそく、まもる@いのちのたま/いかく】
179-176-101-×-101-135 (H108,A236,B4,D4,S156) いじっぱり

H:10n-1
A:11n,珠インファイトで181-120メガガルーラを乱数1発 (75%)
S:最速70族抜き、凍える風1回で最速130族抜き

メガサーナイト軸パーティには欲しい威嚇枠。
炎枠として、フェアリー技・氷技・鬼火への耐性も担います。
サルサナにおいては炎タイプの被るゴウカザルとパーティに共存しにくかったですが、コジョンドサーナイトとなら共存しやすいです。

型はボルトガブのパーティで使ったものと同じで物理型。
珠フレアドライブによってニンフィアやサーナイト、ゲンガーに強烈な打点を入れることができ、神速によってHP3割ほどの相手を縛っていくことができます。
威嚇とインファイトでメガガルーラに殴り勝てるのも見逃せません。

f:id:barudoru:20140517124601p:imageトリトドン
【だいちのちから、だくりゅう、こごえるかぜ、まもる@オボンのみ/よびみず】
218-×-120-124-102-39 (H252,B252,C4) れいせい

C:メガサーナイトのハイパーボイスのダメージと併せ、大地の力で157-116メガクチートを高乱数1発(99.22%)
ボルトロスや霊獣ランドロス、ギルガルドに刺さり、呼び水によって雨パーティやマリルリ・水ロトム・スイクンの攻撃を牽制できる便利なポケモン。
特にギルガルドより後手で行動できることから、ブレードフォルム状態のギルガルドを殴って倒すことを狙えます。

ただ、特攻と素早さの低いトリトドンはメガガルーラなどの前で腐ってしまいがちです。
そのため、凍える風で味方の素早さ補助を行い、極力腐らないようにしていきます。
また、オボンを持たせて集中攻撃を耐えやすくし、凍える風を安定して使えるようにしました。
素早さはトリパのドサイドンを抜くために最遅としましたが、自身が凍える風の恩恵を受けにくいというデメリットもあるため他の数値を検討しても良さそうです。

ウインディとの横の相性は非常に良く、トリトドンの苦手なモロバレルなどはウインディが倒してくれ、
反対にウインディの苦手な水技を呼び水で吸い、ウインディの打点が通しづらい相手の炎タイプや霊獣ランドロスにはトリトドンで殴ることができます。
耐久力のあるトリトドンはウインディの威嚇の恩恵も受けやすく、火力は高いものの素早さが低いウインディにとってトリトドンの凍える風は有効な補助になります。

f:id:barudoru:20140517125035p:imageサザンドラ
【りゅうせいぐん、あくのはどう、だいちのちから、めざめるパワー氷@こだわりスカーフ/ふゆう】
167-×-110-194-111-150 (C252,D4,S252) ひかえめ

ギルガルド対策や地面耐性が欲しかったことから採用。
スカーフとめざパ氷を持たせ、メガゲンガーやボルトランドにも強くしています。
悪の波動と大地の力でサーナイトの苦手な鋼タイプを見ることができ、サーナイトの封印でフェアリースキンハイパーボイスから守ってもらえるなど、サーナイトとはシナジーが強いです。

f:id:barudoru:20140517125140p:image化身ボルトロス
【ワイルドボルト、ばかぢから、はたきおとす、まもる@たつじんのおび/まけんき】
155-167-90-×-100-179 (H4,A252,S252) ようき

パーティに欲しかったゲンガーテラキオン以上の素早さ、水タイプ・メガリザードンYへの打点、電磁波・飛行技・地面技への耐性の3点を有することから、相性補完のために採用。
特殊型も考えましたがメガガルーラや霊獣ランドロスに刺さりやすい物理型が環境に合っていて使いやすいです。
コジョンドとも横の相性が良く、猫騙しとワイドガードの二段構えで霊獣ランドロスから守ってもらえます。
ウインディに命の珠を回しているため、達人の帯を持たせています。

2014-09-14

【全国ダブル】ボルトガブ

f:id:barudoru:20140208011821p:imagef:id:barudoru:20140211165252p:imagef:id:barudoru:20140910232815p:imagef:id:barudoru:20140321230450p:imagef:id:barudoru:20140211165251p:imagef:id:barudoru:20140321230222p:image

ボルトロスワイルドボルトばかぢからはたきおとすまもるたつじんのおび
ガブリアスじしんいわなだれアイアンヘッドまもるきあいのタスキ
サーナイトハイパーボイスサイコキネシスこごえるかぜまもるサーナイトナイト
ウインディフレアドライブインファイトしんそくまもるいのちのたま
サザンドラりゅうせいぐんあくのはどうだいちのちからめざめるパワー氷こだわりスカーフ
ギルガルドシャドーボールかげうちワイドガードキングシールドじゃくてんほけん

第24回がにゅーオフで使用した構築。
7勝2敗で予選抜け。決勝トーナメント一回戦で負けてベスト8でした。
以前はスカーフ水ロトムを使用していましたが、オフの後にサザンドラに変更。
この理由は個別解説で後述します。

概要

負けん気ボルトロス+ガブリアスの並びを軸にした構築。
二匹の素早さと攻撃範囲の広さによって多くの相手に上から殴れますが、
特にガブリアスの全体技(岩雪崩or地震)+ボルトロスの帯馬鹿力でメガガルーラを処理できるのが最大の利点です。

全国ダブルではボルトランドが有名ですが、霊獣ランドロスではなくガブリアスを選んだ理由は主に2つです。
1つめは霊獣ランドロスと違って拘りスカーフ無しで最速メガガルーラを抜くことができる点。
拘る必要がないことから、地震の撃ち分けなどができるほか、
ガルーラニンフィアなどの組み合わせに初手両守るから入ることができます。
両守るで猫騙しのターンを凌げば、全体技+馬鹿力でガルーラを縛ったり、アイアンヘッド+ワイルドボルトの集中攻撃でニンフィアに奇襲することが可能です。
もう1つは、威嚇が無いため、キリキザン・ボルトロス・ミロカロスといった負けん気・勝ち気持ちのポケモンを恐れる必要がない点。
それらが入っているパーティに対しても、先発として出していくことができます。

この並びはモロバレルへの打点が乏しく、フェアリー・氷技に弱いため、耐久面の高い炎タイプが相性補完に欲しいところ。
霊獣ランドロス不採用のこのパーティでは威嚇持ちが欲しいことから、ウインディを採用しました。
また、ガブリアスボルトロスウインディはいずれも物理アタッカーであり、防御にがっつり振った水ロトムやトリトドンが辛いため、それらに強いメガサーナイトを採用。
サルサナ同様、ウインディ+メガサーナイトの並びも横の相性がよく、
・サーナイトの苦手な鋼タイプにウインディの炎・格闘技で対応する、
・ハイパーボイスで削った相手を神速で縛る、
・威嚇でメガサーナイトの物理耐久を補う、といったことができます。

上記の4匹は霊獣ランドロスやゲンガーに弱いため、残り2枠にはスカーフめざ氷を持つサザンドラとワイドガード影打ちを持つギルガルドを採用して対策しています。
相手の霊獣ランドロスをこの二匹で抑えつつ、負けん気の発動したボルトロスを暴れさせるのも勝ち筋の一つでした。

個別解説

f:id:barudoru:20140517125140p:image化身ボルトロス
【ワイルドボルト、ばかぢから、はたきおとす、まもる@たつじんのおび/まけんき】
155-167-90-×-100-179 (H4,A252,S252) ようき

馬鹿力とはたき落とすによって、メガガルーラとその取り巻き(ヒードラン、キリキザン、ゲンガー、クレセリアなど)に対して強いポケモン。
特にはたき落とすは便利。
素早さを活かして先手でこの技を使えるため、拘り系のアイテムを叩き落として火力を削いだり、
オボンをはたき落としてクレセリアや水ロトムを集中攻撃で落としやすくすることができます。

負けん気によって相手の威嚇で攻撃力を上げられますが、スカーフ霊獣ランドロスには上から岩雪崩を使われるため苦しいです。
そのため、ワイドガードギルガルド、スカーフめざ氷サザンドラで霊獣ランドロスの行動を妨害しつつ、火力の上がったボルトロスを暴れさせる立ち回りをします。

ウインディに命の珠を回したため、持ち物は達人の帯。
拘り鉢巻であれば単体でもメガガルーラを縛れるようになりますが、
守る無しではメガガルーラの猫騙し+不意打ちで倒されることや、
一貫性が低い上に能力ダウンもある馬鹿力で拘るのはリスクが大きいことから使いづらいと考えました。

f:id:barudoru:20140517124600p:imageガブリアス
【じしん、いわなだれ、アイアンヘッド、まもる@きあいのタスキ/さめはだ】
183-182-115-×-106-169 (A252,D4,S252) ようき

攻撃範囲が広く、どの相手に対しても安定して打点を出せるのが強み。
主にメガサーナイトが呼びやすい鋼タイプ・炎タイプ・メガガルーラ・バンドリの相手をします。
最近増えてきたエンテイに対しても強いポケモン。

霊獣ランドロスと比べ、メガガルーラ・メガリザードンYをスカーフ無しで抜くことができ、
拘らなくて良いことから技の撃ち分けが可能。
浮遊しているポケモンの少ないこのパーティにとって地震を気軽に撃てるのは重要で、
流行している風船ヒードランも岩雪崩→地震で崩すことができます。

がにゅーオフの時は3枠目の技に岩石封じを使っていましたが、サザンドラをパーティに加えたことでニンフィアを選出されやすくなったため、アイアンヘッドを持たせることにしました。
ガブリアスのアイアンヘッド+ボルトロスのワイルドボルトでニンフィアを倒すことができます。
フェアリーの弱点を突く技としては、対ルンパッパ、マリルリ、エルフーンに有効な毒づきもありますが、アイアンヘッドは追加効果が強力で、怯ませればガブリアス単独でニンフィアをノーダメージ処理できます。

f:id:barudoru:20140517123723p:imageウインディ
【フレアドライブ、インファイト、しんそく、まもる@いのちのたま/いかく】
179-176-106-×-101-130 (H108,A236,B44,D4,S116) いじっぱり

H:10n-1
A:11n,珠インファイトで181-120メガガルーラを乱数1発 (75%)
S:準速ヒードラン抜き

フェアリー技・氷技・鬼火への耐性と威嚇を持ち、ボルトロス・ガブリアスと相性の良いポケモン。
ウインディといえば熱風・バークアウト・鬼火・ゴツメ等でじっくりダメージを与える特殊型が有名ですが、攻撃志向なこのパーティでは下記の3つの技を使える物理型の方が合っていると感じました。
【フレアドライブ】:防御の低いニンフィアやメガサーナイトを迅速に処理できる。ボルトロスのはたき落とすと併せてクレセリアを落としにいくことも可能。
【インファイト】:このパーティが誘いやすいヒードランに打点がある。AS配分のメガガルーラも高乱数1発で落とせる。
【しんそく】:高威力の先制技であり、他のポケモンで削った相手を縛ることができる、また、優先度+2であるため相手の先制技の上から撃つことができ、不意打ちを回避できる。

技の反動と珠の反動で早死しやすいのが欠点ですが、各技の威力がかなり高め。
ウインディの鬼火を警戒してヒードランを後出しする相手も多く、メガガルーラを狙ったインファイトが交代先のヒードランに決まる、といった場面もありました。

f:id:barudoru:20140517124426p:imageメガサーナイト
【ハイパーボイス、サイコキネシス、こごえるかぜ、まもる@サーナイトナイト/トレース→フェアリースキン】
171-×-85-209-155-152(H220,C36,S252) ひかえめ

※メガシンカ前 171-×-85-165-135-132
HD:C222メガゲンガーのヘドロばくだんを最高乱数以外耐え、C161キングドラの雨眼鏡ハイドロポンプを最高乱数以外耐え
C:11n

パーティが物理に偏っており、物理耐久に特化した水ロトムやトリトドン、モロバレルが苦手なため、
それらに強く、強力な特殊技を使えるこのポケモンをメガシンカ枠として用意しました。
前述の通りウインディとの相性の良さは抜群です。
メガシンカ枠とはいえ、ガルーラスタンに対しては、刺さる要素が少ないため選出しないことが多いです。
ギルガルドやヒードランといった鋼タイプの選出を誘い、ボルトガブウインディを活躍させやすくするのも重要な役目。

対水、そして鋼タイプを誘う役として、当初はメガフシギバナを考えていましたが、
火力と攻撃範囲に難があり、前のめりなこのパーティに合わないと感じたため、より火力のあるメガサーナイトを選びました。
サーナイトでは対雨などに不安が残りますが、特防の高さでごり押せます。

素早さは準速サザンドラなどを抜くために準速。
自身も含めパーティに素早さ補助の恩恵を受けるポケモンが多いため、凍える風を持たせました。

f:id:barudoru:20140517125035p:imageサザンドラ
【りゅうせいぐん、あくのはどう、だいちのちから、めざめるパワー氷@こだわりスカーフ/ふゆう】
167-×-110-194-111-150 (C252,D4,S252) ひかえめ

スカーフを持たせたサザンドラ。
意地っ張りスカーフ霊獣ランドロスを抜いて、めざパ氷で奇襲を仕掛けることができます。
また、サーナイト、ウインディ、ギルガルドの入っているこのパーティではヒードランを誘いやすいため、炎技を切って大地の力を持たせました。
同じように霊獣ランドロスやヒードランを対策できるポケモンとして、オフではスカーフ水ロトムを使っていましたが、ハイドロポンプ外しや種族値の低さに悩まされたことや対トリトドン・モロバレルが厳しいことからサザンドラに変更しました。

控えめであるため、陽気スカーフの霊獣ランドロスを抜くことはできません。
ただ、臆病にすると耐久に少し振った霊獣ランドロスにめざパ氷を耐えられてしまうので一長一短。
特攻に上昇補正のある性格であれば、流星群で耐久無振りのボルトロスを中乱数で落とせたり、ガルーラに大ダメージを与えて地震や神速の圏内に追い込むこともできるので、控えめを選びました。

f:id:barudoru:20140517125135p:imageギルガルド
【シャドーボール、かげうち、ワイドガード、キングシールド@じゃくてんほけん/バトルスイッチ】
167-70-180-102-170-58 (H252,B76,C180) れいせい

※ブレードフォルム:167-170-80-212-70-58
HB:A146ファイアローの命の珠フレアドライブを最高乱数以外耐え
耐性が非常に多く、フェアリー技や岩技を受けられる便利なポケモン。
ガルーラ+霊獣ランドロスといった並びに対して後出しし、対面有利を取ったり、ワイドガードで岩雪崩を防いで味方のボルトロスを護衛することが多いです。
クレセリアへの打点、素早さの低さ、ワイドガードと影打ちを所持していることなど、トリックルームに対して強い要素を多く持ち、トリパ対策も任せています。

影打ちは弱点保険と相性が良く、ゲンガーにも強い技。
相手の初手にガルーラゲンガーの組み合わせが出されそうな場合は、このポケモンを先発で出すことも多いです。
どの技も便利ですが、攻撃技がゴースト技のみであるため、メガガルーラに打点が無いのが悩みどころ。

持ち物は弱点保険。
不意打ちや地震のほか、ニンフィアやメガサーナイトのめざ地・シャドボを受けてよく発動します。
確実にシールドフォルム状態で攻撃を受けて弱点保険を発動できるよう、最遅で使うことにしました。

2014-08-29

【ポケモンWCS世界大会20位】サザンクチート

f:id:barudoru:20131024142722p:imagef:id:barudoru:20140211165251p:imagef:id:barudoru:20140211165252p:imagef:id:barudoru:20131024142814p:imagef:id:barudoru:20140228205152p:imagef:id:barudoru:20140211165253p:image


クチートじゃれつくアイアンヘッドふいうちまもるクチートナイト
サザンドラりゅうせいぐんあくのはどうだいもんじまもるいのちのたま
ガブリアスじしんドラゴンクローいわなだれまもるきあいのタスキ
サーナイトマジカルシャインムーンフォースサイコキネシスおにびこだわりスカーフ
ロトム炎10まんボルトオーバーヒートでんじはまもるゴツゴツメット
ラプラスハイドロポンプフリーズドライこおりのつぶてまもるオボンのみ

ポケモンWCS2014世界大会で使用したパーティです。
スイスドローラウンド4勝2敗で決勝トーナメントには上がれず、20位となりました。

概要

カロスダブルトップクラスの破壊力を持つサザンドラとメガクチートを軸にしたパーティ。
メガクチートでは突破しづらいギルガルドやロトムをサザンドラが突破する、
こちらのサザンドラを倒すためにドラゴン技や氷技で拘った相手をメガクチートの起点にする、
といったことができるため、二匹には強いシナジーがあります。

雨パ+サザンクチートや、追い風+リザードン+サザンクチートのように、
サザンクチートは、パーティの取り巻きや相性補完として使われやすい組み合わせです。
このパーティでは、そうした天候などのギミックとは組み合わせず、サザンクチート自体を軸にその弱点を補完していく形で構築を組みました。
サザンクチートが苦手とするリザードン、バンギラス、ガブリアス、ボーマンダなどに対抗しやすいポケモンとして、ガブリアスとスカーフサーナイトを採用。
岩雪崩・地震・マジカルシャインと全体技軸で攻められるため、
相手の耐久調整を崩してサザンクチートの火力を後押しするのにも適しています。

ここまでドラゴン二匹、フェアリー二匹。f:id:barudoru:20140517125035p:imagef:id:barudoru:20140517124600p:imagef:id:barudoru:20140517124422p:imagef:id:barudoru:20140517124427p:image
ガブリアスサザンドラの苦手とするフェアリー技・氷技はクチートで半減できますが、
メガシンカ前のクチートの耐久では受け出しは危なっかしいです。
また、フェアリータイプのサーナイトクチートは、ギルガルドなど鋼タイプを苦手としています。
そうしたフェアリー技・氷技からの逃げ道、鋼タイプへの打点として、
相性補完にヒートロトムを採用しました。f:id:barudoru:20140517124717p:image
電磁波を撒き、クチートとサザンドラの素早さを補助する役割も担います。

ただし、電気枠がヒートロトムでは、雨パーティをはじめ対水が不安定となります。
また、ドラゴンに弱いロトムを採用する以上、対ドラゴンは更に補強する必要があります。
そこで貯水とフリーズドライ、氷の礫を持ち、水・ドラゴンに強いラプラスを採用。f:id:barudoru:20140517124024p:image

世界大会はマッチ戦(3戦して先に2勝した側の勝ち)の形式で行われますが、
マッチ戦では2戦目以降、持ち物や技の一部が情報バレした状態で戦うことになります。
情報バレして特に痛い持ち物は、拘り鉢巻など拘り系の持ち物だと考えています。
奇襲性が落ちるだけでなく、守るがないこと、同じ技を出し続けなければならないことが確定するため、相手の立ち回りを楽にしてしまいやすいです。
そのため、拘り系の持ち物はサーナイトのスカーフだけに抑えることにしました。

個別解説

f:id:barudoru:20140517124422p:imageクチート
【じゃれつく、アイアンヘッド、ふいうち、まもる@クチートナイト/いかく→ちからもち】
157-167-145-×-115-76 (H252,A212,S44) いじっぱり

メガシンカ前:157-145-105-×-75-76
このパーティのメガシンカ枠。
豊富な耐性や威嚇、高威力先制技といったパーティに欲しい要素を多く持ったポケモンです。
自身の苦手なドラゴンタイプやロトムは味方のサーナイトやサザンドラで縛り、存分に火力を振るっていきます。

日本ではメガシンカ枠としてガルーラ、鋼枠としてギルガルドの方が人気だったためか使用率が高くありませんでしたが、海外では非常に高い使用率を誇ります。
クチートミラーが頻繁に起こることを想定し、素早さは76まで上げました。
トリルを使う最遅シャンデラ、最遅サーナイトと同速になってしまう値ですが、
だからこそ逆にS76以上にするクチートは少なく、
高確率で相手のクチートを抜くことができました。

f:id:barudoru:20140517125035p:imageサザンドラ
【りゅうせいぐん、あくのはどう、だいもんじ、まもる@いのちのたま/ふゆう】
167-×-110-194-111-150 (C252,D4,S252) ひかえめ

メガクチートと相性の良いアタッカー。
ギルガルド、クチート、ロトム、ニャオニクス、ゴチルゼル、モロバレルなどに圧力をかけます。

拘り眼鏡を持たせたなかったのは、上記の通りマッチ戦2戦目以降の情報バレを嫌ったため。
また、流行するクチート入りのパーティに対して、
炎技とその他の技を撃ち分けたい場面が多いと考えたためです。
眼鏡でなければ火力が足りない場面もありますが、
そこは味方のガブリアス・サーナイトの全体攻撃技などで補います。

f:id:barudoru:20140517124600p:imageガブリアス
【じしん、ドラゴンクロー、いわなだれ、まもる@きあいのタスキ/さめはだ】
183-182-115-×-106-169 (A252,D4,S252) ようき

リザードンやバンギラス、ヒートロトムの対策として採用。
その他カロスダブルで使用率の高いポケモンほとんどに有利を取れる便利なポケモンです。
全体技の地震と岩雪崩で相手を効率よく削ることに長けており、
相手の耐久調整を崩してサザンドラの火力を後押ししたり、
メガクチートの不意打ち圏内に追い込むといったことも容易です。

今大会ではこだわりハチマキや命の珠など、火力強化アイテム持ちのガブリアスを非常に多く見かけました。
耐久調整をしているリザードンやサザンドラを一撃で倒すのが目的だと思われます。
このガブリアスにも火力強化アイテムは考えましたが、
このパーティはスカーフバンギラスやボーマンダにやや弱く、
それらに対しても強気に動きたいことから、持ち物は気合の襷にしました。

f:id:barudoru:20140517124427p:imageサーナイト
【マジカルシャイン、ムーンフォース、サイコキネシス、おにび@こだわりスカーフ/テレパシー】
143-×-95-174-135-138 (B76,C228,S204) おくびょう

B:A194キリキザンの珠不意打ちを確定耐え
C:ムーンフォースで184-105ガブリアスを乱数1発 (81.3%)
S:こだわりスカーフで最速メガライボルト抜き

トリックルームを持たせてクチートなどを補助することも考えましたが、スカーフ型にすることを選びました。
スカーフによって、命の珠などを持ったボーマンダ、サザンドラ、ガブリアスを上から縛ることができ、味方のメガクチート、サザンドラを護衛することができます。

ガブリアスとは横の相性が非常に良いです。
クレセリアのいないカロスダブルの環境では、フェアリー技+地震、あるいはサイコキネシス+地震を受けきれるポケモンはほとんど存在しないため、確実に相手を圧迫できます。

タイプ一致技3つは確定として、残り1枠の技で悩むところ。
10万ボルトやシャドーボールなど攻撃技も考えられますが、最終的に鬼火を選びました。
スカーフ鬼火は引っ込める前提で使う必要がありますが、
メガガルーラやメガクチートの不意打ちを透かしながら火傷を撒いていけると美味しいです。

f:id:barudoru:20140517124717p:imageヒートロトム
【10まんボルト、オーバーヒート、でんじは、まもる@ゴツゴツメット/ふゆう】
157-×-154-125-127-126 (H252,B100,S156) ずぶとい

B:11n
S:最速バンギラス+2

電磁波で麻痺を撒いてクチートやサザンドラの素早さ補助を行います。
電気タイプ枠や麻痺撒きだけならサンダーでも良さそうですが、
炎・氷・フェアリーへの耐性と炎技がパーティの相性補完に欲しいことからヒートロトムを選択。
炎技に耐性があることで、リザードンにも安定して麻痺を撒けます。

ラプラス、サザンドラを抱えるこのパーティでは対ガルーラを厚くする必要があったため、持ち物はゴツゴツメット。
ガブリアス+ヒートロトムで並べると、大抵のガルーラは鮫肌を嫌がってヒートロトムに猫騙しするのでゴツゴツメットが刺さります。
また、鬼火のイメージがあるヒートロトムにはグロウパンチが撃たれることも多いため、
それをゴツメで返り討ちにできるのも面白かったです。
ガルーラの取り巻きであるファイアローキリキザンモロバレルギルガルドなどにも強く、
メガガルーラスタンに対して滅法強い存在です。

素早さは最速ギルガルド抜きも込めて、最速バンギラス抜き抜き程度に調整。
メガガルーラの猫騙し+恩返しを耐える確率が少しでも上がるよう、
残りの努力値は物理耐久に回しました。

f:id:barudoru:20140517124024p:imageラプラス
【ハイドロポンプ、フリーズドライ、こおりのつぶて、まもる@オボンのみ/ちょすい】
230-105-107-127-135-75 (H196,B52,C172,D60,S28) なまいき

C:フリーズドライで157-127水ロトムを確定2発、207-100マリルリを高乱数2発(98%)
HD:C172拘り眼鏡水ロトムの10万ボルトを最高乱数以外耐え
S:最遅80族-1,無振り50族+5
HBD:A133拘り鉢巻ファイアローのブレイブバード+C162ボーマンダの珠流星群をオボン込みで確定耐え。

アメリカや韓国の代表決定戦で活躍したニョロルンパ雨に対するメタとして起用。
貯水によって水技を受け付けず、フリーズドライでルンパッパ・キングドラの4倍弱点を突けることから、対雨性能は非常に高いです。

硬い氷技使いとして、ガブリアスやボーマンダにも刺さります。
性格生意気で攻撃に下降補正をかけていないため、氷の礫でガブリアスを2発で落とすことが可能、
氷の礫は先制技なので、岩雪崩で怯むリスクなくガブリアスの処理ができます。

このポケモンにはチョッキを持たせるのが主流ですが、オボンを持たせました。
味方のガブリアスの地震との兼ね合いやガルーラのグロウパンチの起点にされると
厳しいといった理由から守るが欲しかったためです。

2014-05-11

【カロスダブル/ジャパンカップ13位】カメアロー

PGLジャパンカップ2014 マスターカテゴリで使用したパーティ。
最終レート1815で13位となり、日本代表決定戦への出場権を獲得しました。

f:id:barudoru:20140510212039j:image

概要

高い特攻から潮吹きを使えるメガカメックスを軸にしたパーティ。

ファイアローの追い風、モロバレルの怒りの粉でメガカメックスを補助しながら潮吹きで制圧していくのが主な戦術。
それに加えて以下の2つの技が初見殺しとして機能します。

・メガカメックスの守る
カメックス+ファイアローの並びを見て、相手が警戒しやすいのは初手「ねこだまし+おいかぜ」。
相手はカメックス側に2体で攻撃を選択し、猫騙しで止まらなかった方でカメックスに攻撃してダメージを与え、潮吹きの威力を削ぐのを狙ってくることが多いです。
その対策としてカメックスには猫騙しではなく守るをもたせ、守る+追い風からスタートすることにしました。
カメックス側への集中攻撃を防御できると、無償で追い風を決めて有利な展開になります。

・ファイアローのファストガード
相手のメガガルーラやニャオニクスは初手猫騙しをこちらのカメックスに使い、ダメージを与えて潮吹きの威力を削ぐと同時に、こちらの猫騙しを潰すことを狙ってきやすいです。
そこで、ファイアローのファストガードによって相手の猫騙しを防ぎ、メガカメックスの行動機会を作ります。
相手がガルーラ+遅いポケモンなどの組み合わせなら、ファスガ潮吹きで初手から奇襲。
また、ファストガードは不意打ちや疾風の翼ブレイブバードも防げるため、それらに弱いメガカメックスとは非常に相性の良い技です。


主軸であるカメックス、ファイアロー、モロバレルは以下の相手を苦手とします。
・挑発や水耐性を持つギャラドス
・岩雪崩やワイドガード、挑発を持つプテラ
・放電・防塵ゴーグル所持率が高く、カメアローの弱点を突けるサンダー
・日照りで水技の威力を半減させ、モロバレルにも強いメガリザードンY
・モロバレルを無視でき、メガカメックスに強いメガフシギバナ

これらが先発に出されそうな場合、こちらはガブリアス+サーナイトの先発で応戦します。
ギャラドスに対してはサーナイトの10万ボルトで奇襲。
プテラやリザードンはガブリアスで対応、スカーフサーナイトで上から殴ることもできます。
メガフシギバナやサンダーはガブリアスの全体技+サーナイトの攻撃でごり押せます。

パーティの課題は、ファイアローを早々に切ってしまうと相手の草タイプを処理する手段が乏しくなりやすいこと。
草タイプにはモロバレルを無視してカメックスを殴られるため、パーティコンセプトからすると厄介な相手です。
そのため、草タイプに強く追い風の恩恵も受けられるサザンドラやユキノオーを採用すべきだったと思います。

ジャパンカップで使うパーティに選んだ理由は、
・行動がほとんど決まっている作業型のパーティなので、技の選択時間が短く何十試合もこなさなければならないwi-fi大会に向いている。
・メガカメックスはカロスダブルでは数が少なく、能力や技を予想されづらい。
・ガブリアスの岩雪崩を除き命中率100%の技のみを使っており、事故が比較的少ない。
と考えたからです。
ただし、ガルーラが初手猫騙しではなく恩返しを使ってくるとファストガードで対応できなかったり、カメックスは相手の炎ロトムなどを抜ける前提で動くことから、素の素早さで負けてダメージを受けると潮吹きの威力が下がるなど、不安定な部分を多数含んでいます。
そこはレート戦なので負けても連勝すれば取り返せると割り切り、多数派の型・パーティを意識しようと考えました。

個別解説

メガカメックス
【しおふき、れいとうビーム、はどうだん、まもる@カメックスナイト/げきりゅう→メガランチャー】
155-×-140-205-135-130 (H4,C252,S252) ひかえめ

※メガシンカ前:155-×-120-150-125-130
このパーティの主砲。
他のメガシンカポケモンと比べて特性がイマイチですが、そこは潮吹きのパワーでカバー。
最大威力の潮吹きは、ダブルダメージでも181-120メガガルーラに108〜127(59.6%〜70.1%)ダメージが入ります。
HPが減った分に応じて威力も下がるものの、HP半分を切る辺りまでは十分な火力があります。

サブウェポンの冷凍ビームと波動弾はどちらも弱点を突ける範囲が広く、潮吹きを使いづらい場合に役立ちます。
冷凍ビームはドラゴンタイプやプテラ、モロバレルへの打点。
波動弾はメガランチャーで強化され、メガガルーラやナットレイ、サザンドラ、キリキザン、ユキノオーへの打点になります。
潮吹き+波動弾で181-136ナットレイがちょうど落ちるため、ナットレイによる受けは間に合いません。

素早さは最速バンギラスやそれ抜きのヒートロトム・サンダーを抜くため、準速まで上げました。
特に対ヒートロトムで先手を取れるかどうかはかなり重要です。
メガシンカ前の特性は激流でしたが、まず役に立たないので雨受け皿にすべきでした。


ファイアロー
【ブレイブバード、フレアドライブ、おいかぜ、ファストガード@あおぞらプレート/はやてのつばさ】
154-146-91-×-89-178 (H4,A252,S252) いじっぱり

追い風・ファストガードによるメガカメックスの補助と草タイプへの打点を担います。
先発から出して追い風を始動、あるいは後発で選出してダメージを蓄積させた相手を狩っていくのが主な動き。
リザバナ、霰パ、トリパなどの対策も担当。

持ち物は反動ダメージを嫌って命の珠ではなく青空プレート。
対ギルガルドを考えると珠の方が良いかもしれませんが、ギルガルドは全体技のダメージとあわせて倒せることも多いのでこちらにしました。
前述の通りファイアローを早々に切ると草タイプへの対抗手段が乏しくなることや、追い風下でファストガードが活きることから、ヨロギのみも持たせて長生きさせても良さそうです。


モロバレル
【ギガドレイン、キノコのほうし、いかりのこな、まもる@ゴツゴツメット/さいせいりょく】
219-×-133-105-104-31 (H236,B244,D28) のんき

HB:A146ファイアローの珠ブレバを乱数耐え(75%)
怒りの粉でメガカメックスを護衛、あるいはキノコの胞子をばら撒いてメガカメックスが暴れやすい態勢を整えるサポーター。
メガカメックスの苦手とする水ロトム、マリルリの行動を妨害できる点が特に重要です。

持ち物はガルーラを削ることを目的としたゴツゴツメット。
特性は再生力ですが、このパーティでは交代を多用しないため、さほど役には立ちませんでした。
ガルーラなどに有効な胞子の方が良いかもしれません。
努力値配分はガルーラやファイアローを意識して物理耐久に厚く振りました。


ガブリアス
【じしん、いわなだれ、ドラゴンクロー、まもる@きあいのタスキ/さめはだ】
183-182-115-×-106-169 (A252,D4,S252) ようき

素早さに恵まれており、主にメガリザードンY、サンダーの対策を任せます。
サーナイトとともに先発で出して全体技で相手を削る、後発として用意し追い風下でカメックスとともに暴れるなどの動きをします。
強気に動かすため、持ち物は気合のタスキ。


サーナイト
【マジカルシャイン、サイコキネシス、ムーンフォース、10まんボルト@こだわりスカーフ/テレパシー】
143-×-86-177-135-145 (B4,C252,S252) おくびょう

テレパシーのおかげでガブリアスと並べやすく、上からの攻撃で相手を削ります。
潮吹きで打点を入れづらいドラゴンタイプやモロバレル・フシギバナを削れるため、カメックスとも攻撃範囲の面で好相性。

このパーティにはカメックスがいるためかトリルを警戒されやすく、あまりスカーフを警戒されませんでした。
スカーフサーナイトの最大の利点はガブリアスを上から縛れること。
最近のカロスダブルのパーティではプテラやゲンガーに襷が回され、ガブリアスが襷を持っていないケースも多いので、ムーンフォース一撃で縛れることもしばしばあります。

技は定番のタイプ一致技3つに加えて、10まんボルトを持たせました。
この技の主な仮想的はギャラドス。サーナイトの前で悪タイプにメガシンカされることは少ないので、奇襲が決まりやすいです。
また、マリルリやプテラにもそこそこダメージが入り、一貫性が強い点でも重宝する技です。

努力値・性格は臆病CS全振りの最速ですが、スカーフドーブルを抜ける程度のメリットしかないので、素早さを削って耐久に回しても良かったと思います。


ギルガルド
【シャドーボール、かげうち、みがわり、キングシールド@たべのこし/バトルスイッチ】
167-63-176-101-171-85 (H252,B44,C172,D4,S36) ひかえめ

※ブレードフォルム:167-153-76-211-71-85
HB:A146ファイアローの命の珠フレアドライブを最高乱数以外耐え
S:無振り60族+5、追い風下で最速ガブリアス抜き

ブレイブバードや流星群、岩技を受ける鋼タイプが欲しかったので採用。
ナットレイやモロバレルを起点に身代わりを貼ることができ、それらの草ポケモンの選出を抑制できることも重要です。

パーティでバンギラスが辛いわけではないのでラスターカノン・聖なる剣は持たせず、代わりに影打ちを持たせました。
メガカメックスやガブサナの全体技でダメージを与えた相手を縛れるため、出番の多い技でした。

持ち物は身代わりと相性の良い食べ残し。
極力ギルガルドミラーで先手を取ってもらいたいので素早さは85まで上げました。
追い風下でガブリアスを抜けるようにもなっています。

2014-03-22

【全国ダブル】サルサナ

f:id:barudoru:20140321230450p:imagef:id:barudoru:20140321230451p:imagef:id:barudoru:20140208012016p:image
f:id:barudoru:20140321230333p:imagef:id:barudoru:20140208011824p:imagef:id:barudoru:20140321230222p:image


サーナイトハイパーボイスサイコキネシスこごえるかぜまもるサーナイトナイト
ゴウカザルねっぷうインファイトねこだましファストガードきあいのタスキ
バンギラスいわなだれかみくだくばかぢかられいとうパンチこだわりスカーフ
ファイアローブレイブバードフレアドライブおいかぜまもるあおぞらプレート
水ロトム10まんボルトハイドロポンプめざめるパワー草トリックこだわりメガネ
ギルガルドシャドーボールかげうちワイドガードキングシールドもののけプレート

第7回熊本オフで使用したパーティです。結果はベスト8。
シーズン2ダブルレートでは最終レート2006・最終順位19位でした。

概要

物理耐久の脆いメガサーナイトをゴウカザルで護衛するのが基本コンセプト。
ゴウカザルはガルーラに先制して猫騙しが使えることに加え、ファストガードによってバレットパンチや不意打ちをブロックできます。
また、炎技と格闘技で全ての鋼タイプの弱点を突けるため、メガサーナイトの攻撃範囲をカバーするのにも適しています。

全国ダブルのメガサーナイトはフェアリースキン+ハイパーボイスのコンボが有名ですが、凍える風を使えることも見逃せません。
この技でスカーフ霊獣ランドロスやボルトロスに対して大ダメージを与えつつ素早さを逆転し、縛りの状態に持ち込めます。
その他、襷テラキオンやゲッコウガ、プテラなど多くの高速ポケモンは凍える風→ハイパーボイスの流れでスムーズに倒すことができます。
凍える風で素早さの下がった相手は先制技を使ってくることが多いですが、ゴウカザルのファストガードによってそれを防ぐことが可能です。

初手ゴウカザルの猫騙し+サーナイトの凍える風で素早さのアドバンテージを取り、熱風+ハイパーボイスの全体技で制圧していくのが理想的な流れ。
全体技でダメージの蓄積した相手は後続のファイアローやスカーフバンギラス、影打ちギルガルドで狩っていきます。
第五世代イッシュダブルで使っていたコジョンド+バイバニラとほぼ同じギミック。

取り巻きは炎技・フェアリー技の打点が入りにくい炎タイプ、特にファイアローの対策を重視。
威嚇持ちは是非とも入れたいところでしたが、霊獣ランドロスやボーマンダを採用するとマリルリが重くなるので構築のバランスを整えるのが難しいです。

個別解説

メガサーナイト
【ハイパーボイス、サイコキネシス、こごえるかぜ、まもる@サーナイトナイト/トレース→フェアリースキン】
171-×-85-209-155-152(H220,C36,S252) ひかえめ

※メガシンカ前 171-×-85-165-135-132
HD:C222メガゲンガーのヘドロばくだんを最高乱数以外耐え、C161キングドラの雨眼鏡ハイドロポンプを最高乱数以外耐え
C:11n

今回の主役でメガシンカ枠。
ハイパーボイスはフェアリースキンで威力117に、ダブルダメージで威力87の全体攻撃になります。
フェアリー技を半減できるポケモンは少なく、身代わりも貫通するので強力。
157-127水ロトム程度ならダブルダメージハイパーボイス2発で落とすことができます。
速いポケモンに対しては、凍える風→ハイパーボイスの流れで対応。

サイコキネシスはハイパーボイスを半減する炎・毒タイプやワイドガードを使いうる格闘タイプが仮想的になります。
とはいえエスパー技の出番は少なく、クレセリアやラッキーに刺さる挑発や身代わりを持たせても良いと思います。サーナイトの技のレパートリーは豊富なので、他にもいろいろ試してみたいところです。

メガシンカ前の特性はトレース。
威嚇をコピーして霊獣ランドロスなどを弱体化させたり、浮遊や蓄電をコピーして安全に凍える風を撒くなど、相手依存ですが面白い動きができます。
また、特性の発動順で相手のバンギラスやユキノオーのスカーフの有無を判別できるのも重要で、凍える風を使うかどうかの判断材料になります。

配分はほぼ控えめHS。少しでも行動機会を確保してハイパーボイスを撃てるよう、耐久に多く振りました。
メガゲンガーのヘドロばくだんやメガリザードンYの晴れオバヒも高確率で耐えます。
素早さを準速にしたのはメガギャラドスや控えめサザンドラ、最速クレセリア意識。
陽気最速のスカーフ霊獣ランドロスは凍える風を入れても抜けませんが、こちらのゴウカザルが抜けるので熱風で仕留められます。

ゴウカザル
【ねっぷう、インファイト、ねこだまし、ファストガード@きあいのタスキ/もうか】
151-139-81-142-91-176(A116,C140,S252) せっかち

A:猫騙し+インファイトで181-120メガガルーラを93.13%で落とせる。
猫騙し・ファストガードでメガサーナイトを守ったり、炎・格闘技で鋼への打点を担います。
メガガルーラにも圧力をかけていきます。
ファストガードは出番が非常に多く、レパルダスやニャオニクスより速いため猫騙しも防ぎやすいです。

持ち物は定番の気合の襷。特性の猛火と相性がよく、熱風の火力アップに貢献してくれます。
ただし、最近はゴツメも増えているので、猫騙しをモロバレルやクレセリアに撃つと襷を潰されてしまうことが多いです。味方のバンギラスの砂起こしと相性が悪いのもネック。

バンギラス
【いわなだれ、かみくだく、ばかぢから、れいとうパンチ@こだわりスカーフ/すなおこし】
175-186-130-×-121-124(A252,D4,S252) ようき

対炎、特に砂起こしを用いてメガリザードンYの対策を任せます。
また、耐性を活かしてガルーラ・ファイアロー・ギルガルドの攻撃を受けてもらいます。
メガサーナイトで削った相手をスカーフ岩雪崩で仕留めていくパターンが多いです。
けたぐりではなく馬鹿力を選択し、努力値配分も攻撃に全振りしていますが、これはメガガルーラに多くの打点を入れるため。
馬鹿力でメガガルーラを8割ほど削ることができ、少しでもダメージが蓄積しているガルーラなら縛れます。
バンギラスはメガシンカする可能性があるポケモンであるため、見せ合いにおいて相手にメガシンカ枠がバンギラスかもしれないと思わせる、すなわちサーナイトがスカーフやトリルかもしれないと警戒させられることもメリットだと思っています。

ファイアロー
【ブレイブバード、フレアドライブ、おいかぜ、まもる@あおぞらプレート/はやてのつばさ】
163-146-92-×-90-168(H76,A252,B4,D4,S172) いじっぱり

S:最速100族抜き
主に後発として選出し、メガサーナイトのハイパーボイスで仕留め損ねた相手を疾風の翼ブレイブバードで狩っていくフィニッシャー。
また、ゴウカザルだけでは不安な炎打点を担います。
このパーティには中速で高火力のアタッカーが多いため追い風も相性がよく、単純に相手の追い風に対抗して使うこともあります。
持ち物は命の珠も考えましたが、その反動と技の反動が両方重なるとあまりに早死してしまうため、プレートを選びました。
配分は当初HAでしたが、ブレバ圏内まで削ったメガガルーラがブレイブバードより先に不意打ちを撃ってくる状況が怖いので100族抜きにしました。

水ロトム
【10まんボルト、ハイドロポンプ、めざめるパワー草、トリック@こだわりメガネ/ふゆう】
143-×-127-165-128-127(H140,C200,D4,S164) ひかえめ
※めざパ草(C30)の個体
H:16n-1、A177親子愛メガガルーラの恩返しを98%で耐える。
C:11n、10まんボルトで192-135トゲキッスを乱数1発 (87.5%)、ハイドロポンプで175-120砂バンギラスを乱数1発 (87.5%)
S:最速バンギラス+3、追い風でスカーフFCボルトロス抜き

パーティの弱点となる水・炎・地面・飛行の対策、電磁波や鋼技を受けるポケモンとして採用。
ゴウカザルとは横の相性が良く、メガサーナイトが刺さりにくい相手に対してはゴウカザル+水ロトムの先発で対応することも多いです。
鬼火を交えた補助型も魅力的でしたが、攻撃志向なパーティに合わせて眼鏡持ちのアタッカーにしました。
トリトドンへの打点が薄いパーティなのでめざパ草を装備。
サマヨールやラッキーを崩す手段としてトリック。

ギルガルド
【シャドーボール、かげうち、ワイドガード、キングシールド@もののけプレート/バトルスイッチ】
167-63-176-101-171-85 (H252,B44,C172,D4,S36) ひかえめ

※ブレードフォルム:167-153-76-211-71-85
HB:A146ファイアローの命の珠フレアドライブを最高乱数以外耐え
S:無振り60族+5

メタグロスやサーナイトといったフェアリー・エスパー・鋼の対策が主な役割。
クレセリアやクチート、霊獣ランドロスなどから構成される現環境のスタンダードに強いため、取り巻きの中でも選出率は最も高いです。

優先度+1以上の技を3つ持っています。
ゴウカザルもサーナイトも全体技への耐性が乏しいため、ワイドガードで補います。スカーフ霊獣ランドロスやガブリアスに対して刺さり、終盤に全体技で一掃されることを防止できます。ヒードランやメガリザードンYの熱風も防げますが、読まれて大地の力やオーバーヒートを使われうるため択になります。
影打ちは消耗した相手を縛れる先制技。性格控えめとはいえ攻撃の実数値153とプレートを有するため高威力。

持ち物は腐りにくく、攻撃志向なパーティともマッチするプレート。
素早さはミラー意識で極力速めにしました。プレートシャドボで相手のギルガルドを一撃で落とすことはできませんが、ハイパーボイスや岩雪崩のダメージと合わせて倒すことができます。
攻撃技がゴースト技のみであるためノーマルには打点がありません。最後にラッキーやガルーラとPP合戦することを考えると極力PPは増やしておきたいところです。