TOWER OF POWER LIVE AT BLUE NOTE TOKYO 2005

Blue Note Tokyo



今日から始まる、
タワー・オブ・パワー(TOP)のギグ。
以前1998年頃だったか、
ON AIR EAST(現在、O-EASTになっている)
で聴いたのが、初だった。
昨年に引き続き、今年もクラブでやるというので楽しみだった。
なんせ、リズム・セクションがオリジナルメンバーだから。
TPOは、カリフォルニア・オークランドで結成され、
今年で結成37年という長寿ファンク・ソウル・バンドだ。
70年代に「ソウル・トレイン」にも出演している。
いわゆる管楽器隊(ホーン・セクション)の質が異常に高く、
素晴らしく、ホーンだけさまざまなバンドにゲストとして引っ張りだこだ。

80年代には絶頂期のヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの
ホーン・セクションとしても参加、後楽園球場(現在は東京ドーム)
で行われたコンサートのためにも来日している。
現在、オリジナルメンバーは4人だけになってしまったが、
バンドの持つオリジナリティは損なわれることが全くなく、
かつ新たなテイストがミックスされ、さらなるサウンド
生まれてきており、これからも永遠に続けてほしいグループのひとつだ。
新旧のヒット曲を織り交ぜながら、進めるギグは
もうベテランバンドらしい堂々としたもので、思わずうなってしまう。
2000年から参加しているボーカリスト、ラリー・ブラッグス
コテコテのゴスペルシンガー(だろう)。
今までのボーカリストにはないタイプでまた新しいサウンドになっていた。
終演後、ボーカリストと多少話しをしたが、
ステージでのパワフルなイメージとは違い、とても紳士的に接してくれた。
また生体肝移植手術の闇をくぐり抜けた、ロッコ・プレスティア(ベース)
がひとり、アイスクリームをほおばっているのが印象的だった。
実物のほうがカッコ良かったなぁ。

「Back to Oakland」Tower Of Power(1974)」

バック・トゥ・オークランド
おすすめ度の平均: 5
5 生に優るものなし
5 さすがTOP
5 こういうのが直ぐにでも手に入る良い時代になりました


わしのTOPのベストアルバム。
説明は無用。しこたま聞きまくった。


●これまでにブルーノートで見たアーティスト(一部)
・アビーリンカーン(Vo、Pf) 旧ブルーノート
・ロイ・ハーグローブ(Tp) 旧ブルーノート
ダイアン・リーヴス(Vo)
・セザール・カマルゴ・マリアーノ(Pf)+フローラ・プリム(Vo)+アイアート・モレイラ(per)guest:渡辺貞夫
メイシオ・パーカー(Sax)
・ジョン・ピッツァレリ(Gt) featuring:バッキー・ピッツァレリ(Gt)
ジミー・マクグリフ、ジョーイ・デフランチェスコ、リューベン・ウィルソン(Org)+ポール・ボーレンバック(Gt)
・ティル・ブレナー(Tp、Vo)