このサイトについて(レビューの見方等)
baddreamfancydresser(閉鎖)の、2004年から2007年までのレビュー(過去ログ)です。
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- 別ブログからデータを移行したものなので、リンクや画像が切れているものが多数あると思います。ご了承下さい。
- 単発・SPドラマや、数回で視聴リタイアしたドラマは、「単発・カテゴリ外ドラマレビュー」にあります。↓その一覧
<'04分>
- 「ブラックジャックによろしくSP 涙のがん病棟編」
- 「プライド」
- 「ほんとにあった怖い話『さがしもの』『幽霊物件』」
- 「乱歩R」
- 「砦なき者」
- 「犬神家の一族」
- 「24 -TWENTY FOUR-」
- 「ホームドラマ!」
- 「愛し君へ」
- 「カバチタレ!(再放送)」
- 「ランチの女王(再放送)」
- 「東京湾景」
- 「逃亡者」
- 「四谷くんと大塚くん」
- 「一番大切なデート 東京の空・上海の夢」
- 「東京ラブストーリー(再放送)」
- 「八つ墓村」
- 「ラストクリスマス」
- 「24 -TWENTY FOUR- セカンドシーズン」
- 「眠れる森(再放送)」
- 「サボテン・ジャーニー」
- 「弟」
- 「スジナシ 東京上陸SP」
- 「X'smap〜虎とライオンと五人の男」
<'05分>
- 「大化改新」
- 「ナニワ金融道6」
- 「冬の運動会」
- 「24 -TWENTY FOUR- サードシーズン」
- 「週末婚(再放送)」
- 「やっぱり猫が好き2005」
- 「あいくるしい」
- 「世にも奇妙な物語 春の特別編」
- 「アタックNo.1」
- 「恋におちたら〜僕の成功の秘密〜」
- 「瑠璃の島」
- 「王様のレストラン(再放送)」
- 「ハンドク!!!(再放送)」
- 「いま、会いにゆきます」
- 「おとなの夏休み」
- 「女系家族」
- 「実録・小野田少尉 遅すぎた帰還」
- 「ウォーターボーイズ 2005夏」
- 「大奥〜華の乱〜」
- 「女の一代記 瀬戸内寂聴」
- 「劇団演技者。『家が遠い』」
<'06分>
- 「名探偵 赤富士鷹」
- 「ドラゴン桜(再放送)」
- 「古畑任三郎ファイナル1〜3」
- 「里見八犬伝」
- 「新選組!!〜土方歳三最期の一日」
- 「女王蜂」
- 「西遊記」
- 「輪舞曲」
- 「世にも奇妙な物語 15周年の特別編」
- 「Happy!」
- 「ちびまる子ちゃん」
- 「サプリ」
- 「吾輩は主婦である」
- 「カクレカラクリ」
- 「Ns’あおいスペシャル桜川病院最悪の日」
- 「氷点」
<'07分>
- 「白虎隊」
- 「アテンションプリーズSP〜洋子、ハワイに飛ぶ〜」
- 「拝啓、父上様」
「リビドー・ガールズ 女子とエロ 」
- 作者: 神谷巻尾
- 出版社/メーカー: パルコ
- 発売日: 2007/03/03
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 180回
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<内容>
禁断のエステサロン 辛酸なめ子
肉編
座談会 文化系女子のヰタ・セクスアリス
私のようなイタい女たちに贈るAVガイド 雨宮まみ
女の子のためのロマンポルノ鑑賞ガイド 真魚八重子
少女たちは欲情する――エッチ系少女マンガの現在 堀越英美
エロ小説 脳で感じるエクスタシー みくにまこと
B系及びレゲエダンスの過剰なセクシーの行く先について 雨宮まみ
おもしろエロサイト巡り 堀越英美
きのこ編
座談会 ガールズ・リビドー、道程と行方と
この世に残された最後の楽園はボーイズラブだぜ、ベイベー 金巻ともこ
やおいとスラッシュが出会った時代にツカまって スラッシュ君
バカエロ ヌけない悦び みくにまこと
一度お願いしたいと思う有名人アンケート baddreamfancydresser
お久しぶりです(って最近毎回この出だしだなあ)。「リビドー・ガールズ」という本に、昨年このサイトで行ったアンケートが掲載されております。今までも雑誌や書籍で何回かサイトを紹介された事はあるんですが、ここまでがっつりとページを割いて頂いたり、表紙の帯にまで名前が入っていたり(見てびっくりしました)というのは初めてなので、なんだか申し訳ないような、恥ずかしいような。私自身は今回新たに原稿を書いたりはしていないんですが、他の錚々たるライターの皆様の文章がとても面白いので、是非皆様読んでみて下さいね。
*掲載されているのは、このアンケート結果発表!(2006年版) の中の、「単純に一度お願いしたいと思う有名人は?」「その際「せっかくだからこういう事をやってみたい!」ってのあります?」という項目の、女子部門(2票以上のもの)です。私のコメント含め、ほぼこのエントリのまま載っております。
「拝啓、父上様」
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2007/08/01
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一平の「○○なわけで」ってナレーションで、「北の国からみたい!」って思う人多いんだろうけど、ショーケンの「前略、おふくろ様」の方ですよね、これのオマージュは。私、「前略」は見てないんですが、このドラマ見てるととんねるずがやってた「火の用心」(だったと思う)ていうのを思い出すんです。もちろん倉本作品。ゴクミが高校生ぐらいで貴さんの妹役だったから、15年ぐらい前なのかなあ?あれは日本橋の老舗の蕎麦屋が舞台で、やっぱり地上げによる立ち退き問題とかやってたような。でね、そこでも長男の貴さんの事を、突然現れた父親の隠し子(だったと思う)の憲さんとその彼女の桃井かおりが、「お兄ちゃん」て呼ぶわけ。もちろんキャラ的に時夫みたいな傍若無人タイプで、貴さん振り回されっぱなしという。「前略」でも桃井かおりは、ショーケンの事「お兄ちゃん」て呼んでたんじゃないかな。
まあそんな昔の話はどうでもいいんですが、周りの人に聞くと、このまったりしたテンポがいま一つダメって人も多くて。私は逆にドロドロ系がいま一つ苦手なので、こういうの好きです。倉本さん「優しい時間」の時にも言ってたけど、今のドラマって詰め込み過ぎなとこあるからなあ。これは世界観がしっかり貫かれてるし、ニノを初めとして役者が皆いいので、間が多くても大したエピソードがなくても気にならないです。
P.S.全然関係ないんだけど、トラックバックを整理してたら、なんだかごっそりと削除してしまったみたいで…。まあここのところほとんど貰ってないんで、あまり関係ないとは思うんですが。で、ここもちょっと容量がいっぱいになってきてしまったので、過去ログをはてなの方に移す予定です。来期は楽しみなドラマがありそうなので、いくつかレビュー復活するかも。
「アテンションプリーズSP〜洋子、ハワイに飛ぶ〜」
アテンションプリーズ スペシャル ハワイ・ホノルル編 [DVD]
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「白虎隊」
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では本題に入って。「白虎隊」ですが、そんなに悪くなかったと思います。つまりめちゃくちゃ良かったってわけでもないんですけどね…。「母と子」に焦点を当てたのは良いと思うんだけど、幕末の歴史の描写はかなり端折っていたので、だったら二夜連続でやるにはちょっと長かったかなと。二日目だけ見ても充分でしたよね。不評そうな現代シーンは、内館先生がこのドラマで何を伝えたいか(だらしない現代の若者とその親に喝!)が、とってもわかりやすかったです。最後、家族が朝から赤ワインを飲み干すっていうのが、めちゃくちゃシュールで怖かったんですけど…あれは一体?あとやはり牧子だわーと思ったのが、「白虎隊」でありながら、どうしても女中心に描いてしまうとこですかね。私、二日間見てて一番かっこいいと思ったのが、峰治でも儀三郎でも容保様でもなく、八重子(中越さん)と小夜子(メイサたん)なんだもん。二人とも立ち回り決まってたよねえ!もちろん母親達も強くて素敵。それなのに男達は、皆どこか情けなくてかわいいの。これ、内館ドラマの定番ですからね。
それからこっちは脚本というより演出家の色なんだろうけど、戦闘シーンは結構ハードでしたね。戦ものって割と他人事っぽく見てしまうけど、リアルに「うわ、この場にいたくない!!」って思うような感覚。ついこの間見た「硫黄島からの手紙」を思い出しました。血もドバドバ出てたし、女子供の自決とか、頭が半分飛んじゃってお皿あてがってるとか、小夜子が撃たれた瞬間首を斬る母とか、子供が見てたらかなり怖かったのでは。あとやっぱ錦の御旗はトラウマだ!源さん思い出しちゃうよ…。その辺の描写がエグかったので、肝心な儀三郎達の自決シーンとかは、いま一つインパクト足りなかったかも?あと峰治はどうにもぬるかったね。切腹しようとしてから、生きようと考え改めるまでの課程、もうちょっとうまく見せられなかったのかな。それまであれだけ「立派に死ぬ」って言ってたのに、あまりに唐突すぎたような。
ていうかやっぱ山下さんは、ワイルドで迫力のある芝居は苦手だよね。本人の地なんだろうなあ。でも逆を言えば、どんなワルの役をやっても、優しさとかかわいらしさが滲み出て来ちゃうっていうのも、彼の味なわけで。決して上手いとは言えないかもしれないけど、私はリーダーの演技のそういうとこが好きなんだな。今回は実年齢より若い役だったし、そういう幼い子供達が巻き込まれる悲劇、という話なので、頼りなかったり儚げだったりするのは、それはそれでいいんじゃないでしょうか。え?甘いかな?何より見てて美しいもーん!やっぱり美形は、顔がちゃんと見える髪型がいいよ。日新館に入った頃は、まだ12歳とかなんだよね?そう言われてみると、喋り方とか意識して幼くしてたのかな。「峰治は〜」っていうのがむっちゃかわいくてもう。
とりあえず峰治、儀三郎、又八が三人でワキャワキャしてるシーンは、全て萌えでしたねー。蚊帳の中で「触らせろよー!」なんてやってるとこなんて、修学旅行みたいでほんっとかわいくて。だからこそ悲惨さが身にしみるんだよね。普通恋愛フラグ立つのって主人公のような気がするけど、敢えて儀三郎なのも良かった。藤ヶ谷君は時代劇のセリフも、一番自然だったんじゃないですか?「下北サンデーズ」でも良かったし、今後ドラマいっぱい出そうですね。田中君は現代劇だとちょっと変な癖が付いて来ちゃってるかな?と最近思ってたけど、時代劇は合ってるかもしれない。ラップやってるだけあって、カツゼツもいいですし。リーダーの日記読んでて、SPドラマなのに偉く時間かけて撮影してるなーと思ってたんだけど、実際見てみたら「これは大変だわ」と納得しました。凄く辛かったと思うけど、いい経験したんじゃないかなあ。
#3「イブ@涙色」
うーん…。結局鈴音と一平に全く感情移入できないまま、終わってしまった。二人とも三十前後の設定だよねえ?なんか、「告白する」とかって高校生みたいじゃない?それに相手のどこがそんなに好きなのか、さっぱり伝わってこない。結局顔に一目惚れしただけじゃんねえ。まあ、ぱっと見て「素敵!」って思う事はあるだろうけど、特に鈴音なんて、ほとんど喋った事もない相手に、あそこまでのめり込めるんだろか。しずちゃんの喋り方だと、なんか凄く鈴音が重く暗くなっちゃうんだよね。ほんとはもっとポジティブなキャラなんだろうけど…。てか松尾君の時はさっさと三太に乗り換えたのに、なんで今回は岡田君に行かなかったのかもようわからん。三太に告白するシーンのしずちゃんは、むっちゃかわいかったけどね。えと、ブラ蔵(コメディバージョン)はきっちりいい仕事してました。心の声も、そこまで作り込まなくても!ってぐらい面白かった。
でー、三太君ね!うん、やっぱりいいわまっすー。今回初めて、三太と一平がツーショットで喋るシーン(@つぐない)があったじゃないですか。そこで私、「あ、河本って芝居上手いじゃん!」て初めて感じたのね。しずちゃんとの掛け合いでは、どうもぎこちないなあと思ってたのに、なんで?って考えたら、やっぱ相手役の違いじゃないかと。まっすーって細かいリアクションが凄く自然で、受けの芝居が上手いんだよ。こういうタイプの人は、絡む相手の役者さんまで良く見えちゃうんだよね。で、少クラ手越様の「まっすーの下ハモ、最高です。」というお手紙を思い出す私。演技にしろ歌にしろ、「俺が俺が」って主張するタイプではないけど、人に合わせて綺麗に調和させるのが上手い人なのかなあと。ちょっとこじつけすぎかな?うん、でもまたまっすーが成長してる事がわかっただけでも、このドラマ収穫ありました。次はもっと沢山の人に、まっすー見てもらいたいなあ。
#2「恋のカラ回り」
うーん、うーん、ちょっとなあ。初回より更につまらなくなってるかも。ベタならベタでもいいけど、ストーリー自体に工夫がなさすぎて、テロップとかのギミック使う事が、流れを断ち切っちゃって逆効果になってるような…。とりあえず一番ダメだと思うのが、鈴音の一番のセールスポイントである笑顔に、全然説得力がない事。ほんとしずちゃん嫌いじゃないんだけど、あれはどう見ても「無理矢理な作り笑顔」だよ。誰もが一目見て、「いいなあ。」とほっこりするような笑顔とは思えないよ。増田プロの足元にも及びません。あと出てくるケーキがことごとくまずそう。これは狙いでわざとなのかな?でもあのお店って、「腕はいいのに客が来ない」って設定だよね?あれじゃデパ地下なんかに入れるわけないじゃん、とまず思っちゃうんですが。
そういうわけで、ドラマ自体は結構見るの苦痛だったりしますけど、やっぱり三太君ですよ!ちょっともう、こんなに萌えシーンあるなんて聞いてませんから!最後の「ポッケで手繋ぎ」はもちろんの事、雪子に彼氏がいるって知ってジェラってる顔とかいいよねえ。そんでもってやっぱり、笑顔が完璧。でもこの子、あの笑顔を自然にやってるわけではなく、ちゃんと自分の「キメ顔」とわかってて使ってると思う。天然そうに見えて、実は結構計算高いと思うんですよ、いい意味で。何よりもまず「ジャニーズのアイドルである」という意識が強いので、アイドルとしてこれは必要ないなと思ったら、世間の二十歳の男の子がどうであろうと、スパっと切り捨てちゃう潔さが彼の魅力じゃないかなと。って勝手な思い込みですけど、そういうとこに凄く二面性を感じるので、次はやっぱり怖い役をやってみて欲しいんですよね。絶対ハマるから!三太は三太でめっちゃかわいいけどね。でもまっすーって今年三本も連ドラ出たのに、いま一つ作品に恵まれてないのが気の毒だなあ(内容も視聴率も)。見れば絶対「この子かわいい!」って思うんだけどねー。