螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ


 まず落ち着いてゲイボルグ理論に沿って考えてみよう。2000年にβタイター氏が未来からやってきたということは、つまり未来でなにかあって、未来を変えるためにやってきた、はずである。すると困ったことに、2000年の時点でβ世界線に向かうことが確定事項になってしまうのである。そのあとの2010年にいくらシュタインズ・ゲート世界線に行くよう努力したとしても、2000年にβタイター氏が来た時点で第三次世界大戦の未来は確定してしまうのではないのか? しかし劇中の描写からして、シュタゲ世界線への移行が失敗したという風には取れない。これはどういうことなのか。仮説としては、2000年タイター氏は、βタイター氏とはまったく関係ない別人の自称未来人の嘘松であるという可能性だ。これならまぁ、すっきりと納得はできるが、ではなぜαとβのタイター氏がこの名前を使っていたのかという疑問にぶつかる。うー、どういうことなんだ。まず三つ編みの人がタイターを名乗っていたのはどういう意味があるんだ。つまり、2000年タイターを知っていて、それにあやかって名付けたのか、それとも本人なのか、

 時間切れ。

(しかしαタイター氏が2000年タイター氏の存在を鳳凰院氏に言われるまで知らなかったということを考えると、あやかって名乗った説は否定されるな。やはり本人なのか? とするとやはりシュタゲ世界線への移行は失敗しているようにしか考えられないが……あぁ、やめよう。答えの出ないことをウダウダ悩むのは。どう見ても「実は失敗でした」みたいな流れじゃなかったのである。ならば……もうひとつの仮説として、シュタゲ世界線の未来から来たタイター氏であるという可能性はないだろうか。これだとシュタゲ世界線になる未来は確定しているし、実際劇中でもそうなった。しかしそう考えるとまたひとつ疑問が発生する。シュタゲ世界線はアトラクタフィールドの収束から完全に逃れた世界線である。ということはタイムマシンの存在自体がこの世界線の定義と矛盾する。シュタゲ世界線にタイムマシンは存在してはいけないのだ。存在したらまたぞろアトラクタフィールドによる確定事項が発生してしまう。うぐぐ、わからない。もう駄目だ。俺には本作の謎を解明できない。まだ疑問はあるけど、このあたりでシュタゲ考察はやめておこう。エル・プサイ・コングルゥ!!!!)