(再) #36「四級試験はドドドドドー!」

  どれみたちが話があると言えば「私って、ほら、忙しい人だから」、どれみたちが試験を受けている最中に現れては、マジョルカに言われて邪魔しに来たとあっさり。思ったほど小悪魔ぶりを発揮してるわけじゃないんだけど、分かっていてわざとやってるのか、悪意はないのか、どっちとも取れる微妙な加減が何だか楽しい。おんぷって、そのひと言ひと言や一挙手一投足が捨て置けないというか、何かしてくれる子だよな。

 #8「スゴイ投手?」

  さあ、今日もみんなで手をつないで瞑想から始めよう。こんな野球部いやん。まあ近頃は部活とかでもイメージトレーニングを取り入れているところは普通にあるんだろうけど、実際にその光景を見たら引くよと思った。せめて瞑想は室内でやろうよ。三橋のキョドっぷりはチーム内でもこいつはこういう奴だとそれなりに受け止められている様子。ていうか、楽しんでいる様子。「ちっちゃくなるのか?」って田島くん、抜群すぎ。

 #8

  トチとヨンタバルの商人同士の派閥争いや、その中でのチュモンによるソソノ解放とか、小悪党三人組のチュモンへの寝返りとか、この辺はもうどうしようもないくらいグダグダだったけれど、ヘモスの元にチュモンが身を隠す後半はなかなか良かったかな。そうとは知らず、親子がともに同じ牢獄で過ごすとかそういうシチュ好きだなあ。そこにユファもやって来て、感動の夫婦&親子対面かと思わせて、ユファ、ヘモスに気付かずというのも泣けた。己が誰だか覚えてなくても、愛しい人の声には反応するってのが泣けるじゃない。やっぱヘモスがいると話が引き締まる。ヘモスとユファの再会はもうないんかな。次回はヘモスが死んでもおかしくない展開っぽいけど。チュモンになってから初のいい感じの盛り上がり。

 #11「花酒をタンダに」

  こちらの世界を「朔」と言ってるように聞こえたので、普通は逆じゃないかと面白いなと思ってウィキペ見てみたら、サグ(この世)とナユグ(異世界)だった。ナユグの世界観もそれほど突飛なものではないんだけど、この世界の人々ならではのあの世感みたいなものを伝えるものになっていて(山のような亀が動く様とか)面白くて良かったな。うーん、地味に地道に重厚さじわじわ。

(再) #14「心の壁」

  人形のネクタイをきつめに締めるところや、ブランコに乗る少女の背中を押す描写の妙な圧迫感と、次第に真相が明らかになるにつれて女ヨハンを思わせてぞくりとさせられつつ、最後の最後ですとんと落としていい話にしてしまう展開に思わず泣けたね。笑顔の下の悪魔、悪魔顔から救われた表情と一度で二度美味しいものを見せられた気分。満足。まあ、過去に囚われがちな今回の依頼主が真に気を付けなければならない相手は幼い娘のほうか、もしくは今の奥さんかもね、とか。
  次回予告ナレーション。「彼は遥かな昔から人間の友人だった。…だが忘れてはならない。彼がひとたびその牙を向けば、人間などたやすく葬れるということを。彼は地上最強の戦士なのだから」で、次回はキートンと犬の話らしい。予告だけでもうワクワク。

 #24「策謀の結末」

  延長…。もう充分じゃないでしょか。盛り上がったのは、見てられないと言ってた桃子おかさんが球場にやって来たシーンくらいかな。今のとこ、眉村が一番カッコ良く見えるんですが、あくまで眉村との決着も付けにゃあならんのか。

 #11「ナスカの子」

  人類とミュウの直接対決になればいずれそうなるのかと予感はしながらも、ここまであからさまにされるとね。反米すなわち反イスラエル?とも思えるような。もう少し近隣諸国との関係と見れば面白いのかもしれないけど、とてもそうは見えないし。なんだか。出産時の苦しみが思念として全体で共有されるというのは面白かったな。そういう共有意識があるなら確かに争いは減るだろうな。

 #6「赤いオートマトン」

  大人でメガネ使いは珍しいっぽいこととか、電脳空間は子供たちの遊び場的な存在かと思っていたら、各行政ごとに管理しているエリアがあるとか、役所に空間管理課があるとか大人の世界でもしっかり管理されてるのか。明らかになったことが出たと思えば謎も増えるといった感じで、相変わらず掴みにくい世界だ。でも、久しぶりにメガネの電源を切ったら、違和感を感じる描写とか笑った。サッチーが大活躍なくらいバグは日常に普通にあるみたいだし、電波の悪い地域もあったりと、災害時とかに重要視されるのはどっちなんだというか、大丈夫なのかという気はする。

 #15「海に眠る伝説」

  結局、海底に何故遺跡があったのかは謎のままなんかな。海中仕様にするのに海底の遺跡が必要なら、ゴッドバードのときは空中遺跡が何でなかったのか。てか、今までだってインスピレーションで新技を追加してきたのだから、それでいいじゃんとも。
  今回は玲より幼馴染みのほうが良かったな。幼馴染みのウザさがこういう時は凄くほだされるし、カワイイって思った。ここまで心配されるってのはありがたいことだよ。って、そんな状況でさえ玲ばかり気にしてる主人公にはさすがに呆れた。

 #314「最強の家系?明かされたルフィの父!」

  ガープ、ルフィに比べて、ドラゴンとはまた随分安易なネーミングだな。コビーの成長の件は、あれから具体的に何年経ってるのか分からんし。2、3年であれならビックリだけど、4、5年なら別に不思議じゃない。あのルフィが爺ちゃんには尻込みしてるのには爆笑。爺ちゃんも爺ちゃんで豪快。

 #24「越後の龍」

  あれ、キターと思ったら、ちょい顔見せ程度でやんの。しかも実際に見たらなんか微妙。その代わり、勘助で楽しませてもらった。アバンの「わしの子だ」の夢といい、実際にわこさまを目の前にしての勘助の嬉しそうなこと。顔のほこらばせ方がホント上手いよなあ。わこさまのほうは勘助のあの眼帯を見たら絶対に泣くと思うけど。

 #24「リュクサンブールの出会い」

  コゼットとマリウスが出会った。ごめん、こっちのほうが楽しめた。コゼットに声をかけようとしてかけられない、思わず踵を返してしまうマリウスに笑った。分かるよ、その気持ち。初めてマリウスに馴染めたな。先の見えない不安に、僕はどこへ行こうとしているのだろうと思った矢先に、ってのも可笑しい。あのジャンがこれに関しては鈍いのも楽しくいい。今のコゼットは真正面より、横顔のほうがいいかも。今の整った顔であの丸い瞳はさすがに違和感あるよ。