2016-04-05 犬の死/些事の日々・151 犬を殺す映像を視てしまった。 棒で叩けば一瞬だけ悲鳴が響き、皮を剥ぐ中年男の手には血。 食べるのだろうか、どうするのだろうか。 胸くそが悪くなり、映像は止めた。 あの犬はわたしなのだと、つくづく――。