2016-06-30 いやはや/些事の日々・184 「いや、嫌いというわけではないよ」 彼の問いに答えた。 「要はさ、信じていないだけなんだ」 信じないが、感じることはできる宗教の話ではない。 雨の午後、身勝手な手合いの話題は、一刻も早く終えたかった。