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旧・かぶとむし日記 このページをアンテナに追加

2018-06-02 引っ越しのお知らせ このエントリーを含むブックマーク

2018年6月1日より「かぶとむし日記は、はてなダイアリーからはてなブログ引っ越しました


新しいアドレスは、以下のとおりです。よろしくお願いします。
http://beatle001.hatenablog.com

2018-05-31

<「生誕135年 志賀直哉ー「ナイルの水の一滴」>を見にいく(5月25日)。

| <「生誕135年 志賀直哉ー「ナイルの水の一滴」>を見にいく(5月25日)。を含むブックマーク



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明日いく予定だったが、娘ファミリーバーベキューをやることになったので、1日早く「志賀直哉展」を見にいく。


駒場3月12日民芸館の「宗方志功と柳宗悦」を見にきたので、駅からの道は記憶に新しい。公園をぬけて、「近代文学館」へたどりつく。


受付のところに、志賀直哉写真はいったハガキが2枚あったので買おうとしたら、1枚は会場でもらえる、というのでそれ以外の1枚を買う。


志賀直哉の「ナイルの水の一滴」は、こんなエッセイ。短いので全文を引用しておこう。

人間というものが出来て、何千万年になるか知らないが、その間に数え切れない人間が生まれ、生き、死んでいった。私もその一人として生まれ、今生きているのだが、例えていえば、悠々流れるナイルの水の一滴のようなもので、その一滴は後にも先にもこの私だけで、何万年遡っても私はいず、何万年経っても再び生れては来ないのだ。しかもなおその私は依然として大河の水の一滴に過ぎない。それで差支えないのだ。



「(わたしは)ナイルの水の一滴に過ぎない」といいながら、「それで差し支えないのだ」と、力強くいいはなつ。


短い文章なかに志賀直哉の壮大な死生観がこめられている。人類の歴史俯瞰しながらも、一方に、小さな自己対峙させて、悲観や諦念に陥ることがない。小さな自己が、人類の歴史と同等に向かいあっているようだ。


この潔い精神が、簡潔な文章で濃密な文学を完成させた志賀直哉の骨格なんだろう、とおもいながら、展示物を見ていく。


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1937(昭和12)年、志賀直哉54歳。(木村伊兵衛撮影


夏目漱石武者小路実篤柳宗悦芥川龍之介小林多喜二谷崎潤一郎網野菊瀧井孝作安田靫彦(やすだ・ゆきひこ)・・・志賀直哉敬愛し、その作品群を賞賛した作家画家は数しれない。戦場で、『暗夜行路』を読んで感動、戦後に交流がはじまる映画監督小津安二郎のようなひともいて、志賀文学裾野の広さを、改めておもう。



時間ほどの贅沢な時間が過ぎていく。帰ったら、あれも読みたい、これも読み返したい、そんな刺激を受けながら、駒場東大前駅へもどる。

2018-05-30

映画『ランペイジ 巨獣大乱闘』を見にいく(5月24日)。

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5月24日木曜日


イオン板橋」へ、ブラットペイトン監督ドウェイン・ジョンソン主演の『ランペイジ 巨獣大乱闘』を見にいく。時間の都合から吹替で見る。


ランペイジ予告編
https://www.youtube.com/watch?v=qnWEJr_mkVs

ある遺伝子実験の失敗によってゴリラオオカミ、ワニの3頭が巨大化し、凶暴化してしまう。さまざまな動物長所を取り入れた遺伝子によって巨獣と化した3頭の動物たちには、軍による攻撃効果がない。巨獣たちはやがて大都会シカゴへと到達し、街中で破壊活動を繰り広げる。


(「映画.com」より)

https://eiga.com/movie/88414/



シンプル怪獣映画をたのしみたい、というファンにはたのしい映画ゴリラオオカミ、ワニ、という実在する動物が巨大化することによって、怪獣になる。軍隊兵器通用しない。どうなってしまうのか、ハラハラドキドキ、何も考えずたのしめた。


特撮映画は、映画しかできない、不可思議を可視化する贅沢な娯楽。まもなく、スピルバーグ制作恐竜映画がやってくる!

2018-05-29

沖田修一監督『モリのいる場所』を見る(5月21日)。

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5月21日月曜日


川越からいったん東武練馬アパートへ帰り、12からイオン板橋」で、沖田修一監督の『モリのいる場所』を見る。出演は、山崎努樹木希林加瀬亮など。


モリのいる場所予告編
https://www.youtube.com/watch?v=j60fTJHgnKk

昭和49年東京池袋。守一が暮らす家の庭には草木が生い茂り、たくさんの虫や猫が住み着いていた。それら生き物たちは守一の描く絵のモデルであり、じっと庭の生命たちを眺めることが、30年以上にわたる守一の日課であった。


そして妻の秀子との2人で暮らす家には毎日のように来客が訪れる。守一を撮影することに情熱を傾ける若い写真家、守一に看板を描いてもらいたい温泉旅館の主人、隣に暮らす佐伯さん夫婦、近所の人々、さらには得体の知れない男まで。老若男女が集う熊谷家の茶の間はその日も、いつものようににぎやかだった。


(「映画.com」より)

https://eiga.com/movie/87788/



97歳で亡くなった画家熊谷守一晩年の1日を描いた作品。これ以上ないくらい動きが少ないので、油断していると眠ってしまいかねない(笑)。しかし、もちろんつまらないわけではない。


モリの愛した庭には、いろいろな生物、虫、そして池には魚がいて、モリはそれをずっと見続けて飽きない。モリを演じた山崎努、その妻を演じた樹木希林・・・名優たちの静かで説得力のある演技に見入ってしまう。これを悠々自適というのかどうかわからないけど、うらやましい晩年の過ごし方ではある。


ところで、池袋近くにある「熊谷守一美術館」(熊谷守一旧邸の跡地にあるらしい)へ、まだ行ったことがない。こんど行ってみようか、とおもう。

2018-05-23

鴻巣のポピーまつりと、母の命日で墓参り(5月20日)。

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母の命日。


家族鴻巣ポピーまつりの会場で待ち合わせる。ポピー会場へ到達するまでのクルマ渋滞、駐車するまでにしばらく時間がかかる。娘たちは、さらにうしろに並んでいるのが携帯の連絡でわかった。先にクルマが置けたので、ポピー畑を散歩する。ポピーがまさに盛りも盛りで、一面に広く咲いている。ただ、日陰がないので、日差しが強い。


しばらくして、娘・夫・双子がやってきた。双子のひとりと手をつなぎながらポピー畑のなかを歩く。


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時間ほど遊んでからわたしは娘たちのクルマに乗って、道案内し、熊谷の弟の家へ向かう。妻は、ひとりで向かう。


先にお寺へ着いて、妻・弟・弟の奥さん、が来るのを待つ。娘の夫と双子にとっては、わたしの父母の墓参りは、今回はじめて。


みんなで、近くの「徳寿庵」にて食事。弟とわたしは、焼酎ボトルをたのんで、酎ハイをつくって飲みはじめる。双子は、クルマのなかで眠ったので、寝起きで不機嫌。弟夫妻がはなしかけても、答えない。最後のころになると、弟がおどけたしぐさで話しかけると、ケラケラ笑っていた。


娘たちは先に帰り、わたしと弟は、さらに飲み続ける。