11月8日(日)、雨。
双子の姉(1歳9カ月)が断続的に熱が下がらず、埼玉県富士見市の「イムス富士見総合病院」へ入院しているので、妻のクルマに同伴して様子を見にいく。双子の母は夫の実家へお風呂にいっていていなかった。娘の夫(子どもの父)が、相手をしていた。
双子の姉は、手に点滴のひもがついていて自由にならないこともあってか、険しい顔して、わたしを睨んでいる。まもなく母(わたしの娘)がお風呂からもどってくると、ぐずぐずいって、べったり抱っこして離れない。
30分ほどして、妻を残し病院から鶴瀬駅まで歩く。妻は近いといっていたが、いつまで歩いてもたどりつけない。道をまちがったようだ。40分ほど歩いて、向こうからくる女子高生のふたりに鶴瀬駅への道順を聞いてみた。だいぶ道をそれたようで、それからもずいぶん歩いてやっと鶴瀬駅へ着いた。
鶴瀬駅から東武東上線。
車中、高橋源一郎とSEALDSの対談『民主主義ってなんだ?』を、電子書籍で読了。あらためてSEALDSの学生たちの聡明さに感心した。年寄りが若者を見下す常套句に「いまどきの若いものは・・・」というのがある。
しかし、SEALDSの若者たちは、わたしの学生のころより何十倍もしっかりものごとを考えている。
- 作者: 高橋源一郎,SEALDs
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2015/09/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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アパートでひと寝入りしてから、イオン板橋へ午後7時20分から、『THE WHO〜LIVE IN HYDE PARK』を見にいく。大画面で、最新のフーのライブを見られるので、とてもたのしみだった。
ザ・フーは、2004年と2008年の2度来日している。ビートルズの初来日が1966年、ローリング・ストーンズが1990年だから、ザ・フーの初来日2004年はずいぶん遅い。しかも、このときは単独公演ではなく、フェスティバルのなかのひと組だった。
オリジナル・メンバーは、ピート・タウンゼント(ギター、ヴォーカル)とロジャー・ダルトリー(ヴォーカル)のふたり。1978年に早逝したキース・ムーン(ドラムス)はムリだったとしても、せめてジョン・エントウィッスル(ベース)が健在のうちに初来日してほしかった。
2004年の初来日は、はじめて見るザ・フーの迫力に圧倒されて(ついに見た、という感激も募って)、大興奮だった。同行者が持参してくれたアルコールを飲み過ぎて、帰りは吐きそうになりながら川越へ帰ったのを思い出す。
2008年の単独公演は、2度目だったので、もう少し余裕をもって公演をたのしんだ。
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今回の公演が行われたのは、2015年6月。最新のザ・フーのライブだ。ピートが腕をグルグル回しながらギターを刻む。ロジャーは、往年のようにマイクを振り回すシーンはほんのわずかで、動きよりは歌うことに集中しているようにみえる。それでいいのではないか、とおもう。若いころのような派手なアクションを見たいわけではない。
さらにおどろくのは、準レギュラー・メンバー、ザック・スターキーが叩き出すドラムの小気味よさ。リンゴ・スターの息子だ。ひいき目かもしれないが、このドラムがあって、ザ・フーが再生できたのではないか。
公式サイト↓
http://liveviewing.jp/contents/thewho/
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