2011-04-08
フリーズ
mimiにしばしばみられる疲れて眠りたがるといった回避行動は、NLDに関連する数少ない行動上の問題の原因の一つだと言われている。何かがうまく機能しておらず困っていることの表れなのだ。
mimi自身、わかっていてもコントロールできないものに、切りかえの悪さがある。ゲームのように楽しくてつい止められないといったものに限らず、食事や入浴、勉強といった一つの行動の後、次の別の行動にスムーズに移れないというのである。たいてい三十分ほどフリーズしたような状態になるそうだ。mimiの場合、それが次にするべきことは何かという情報が見つけられないで混乱しているようにはみえない。次にしたいことは当然わかっているのだが、からだが思うように動かないと考えていたのだが違うのだろうか……。
『NLDの人たちの場合、思考を切り替え、状況を読み、それに合わせて計画を立てる能力は著しく妨げられており、これまでに身に付けた一連の反応に依存しており、ある状況から別の状況への一般化ができない。かれらは、日一日と増えていく台本のコレクションを頭のなかに持ち歩いており、それを使って世界を秩序づけたり、どのように他の人に反応するかを考えたりしているようにみえる。ある意味で、世界から入ってくる情報を自分が理解可能な言語や記号に翻訳しなければ、適切または予測可能な反応ができていないようである。』
『私たちが新しい情報を学んでいる間、注意と記憶が重なる領域をワーキングメモリーと呼ぶ。ワーキングメモリーに蓄えられる情報量は限られており、また、比較的短気の記憶を司る領域で、情報は簡単に失われる。計画策定と順序づけに関する問題(実行機能の障害)がある場合、不適切な情報がワーキングメモリーの領域を占拠し、順序がバラバラになって、重要な情報が長期記憶にならないといったことが起こり、ワーキングメモリーがあまり役に立たないものになってしまう。』
(「アスペルガー症候群と非言語性学習障害」より)
これまでmimiに体調に合わせてピアノや勉強の量を加減するように言い続け、かたくなだったmimiが加減できるようになってきたことを喜んでいたが、これってもしかしてかなり無理なことをさせているのでは!?
毎日、どれぐらいピアノの練習をしようかと頭を悩ませている。「どうしよう、どうしよう。やっぱりもうちょっとしようかな。」とそんなことばっかり言っている。そして相変わらず定期的に体調を崩し、過眠状態に陥るのだ。もっと単純に決断できるルールづくりを検討してみようと思う。
何か行動を移すとき、合図があるといいとmimiは言うが、いったんフリーズに入ってしまうと、いくら声をかけても思うように動けない。やはりこのフリーズ状態にならないような生活設計をしないといけないのではと思う。
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