「わたしたちは金よりもまさって神の律法を愛する」

 「それゆえ、わたしは金よりも、純金よりもまさってあなたの戒めを愛します。」(詩篇119:127)

 「この危難の時にわたしたちは神の真理に対する深い愛を減らし、以前よりもその律法への熱い忠誠心を減ずるのであろうか。キリストが権威と栄光のうちに再臨されるに先立って宣言されたまさにその状態が存在する。広くゆきわたっている不信心が真の信仰と敬神の念を麻痺させ、破壊する傾向すらある。しかしこれはクリスチャンの高潔さという金が、偽善と堕落という不純物に対比して最も明るく輝くその時である。今はキリストの選ばれた者が、このお方の奉仕に対する献身を示す時、すなわちこのお方に従うすべての者にとって、広く行きわたっている悪の風潮に逆らって堅く立つことにより、主に対するもっとも気高い証をになう時である。
 神の戒めを無視することに続く結果、すなわち不正直、盗み、不道徳、大酒のみ、殺人という結果を見る時、わたしたちは詩篇記者と共に、『わたしは金よりも、純金よりもまさってあなたの戒めを愛します』『これを守れば、大いなる報いがある』という準備ができる。神の律法を捨てる時、家庭にも社会にも最大の悲惨が結果として生ずる。よりよい事柄についての唯一の希望は、エホバの教訓を忠実に固守していることを見られることである。不信心なフランスはかつて神の権威に反抗しようと試みた。その時どのような恐ろしい光景が後に続いたことか。人々は神の律法を奴隷のくびきとして捨て去り、自分たちの自慢した自由の中でこれ以上ない暴君の支配のもとに身を置いたのである。無政府状態と流血がその恐ろしい日々を支配した。秩序と政府の基礎を確実に蝕む方法は、神の律法をなくすことだということが、そのとき世界に証明された。・・・
 キリストは律法の権威を維持するために死なれねばならなかったのであるから、さらに違反することがわずかといえども許されていると感じる代わりに、わたしたちの上に置かれた神のご要求の正当さとその律法の聖なる性質を、今までにないほどわたしたちは認識しなければならない。従順な者はまもなく神の戒めすべてに対する遵守にともなう祝福された結果をみるであろう。」(サインズ・オブ・ザ・タイムズ1881年12月15日)

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