「わたしたちは殺してはならない」
「あなたは殺してはならない。」（出エジプト記20:13）
「命を縮めるすべての不正行為、憎しみとふくしゅうの精神、また、他を傷つける行為を行なわせたり、他が傷つくことを望んだりさせる悪感情を心にいだくこと、(なぜなら、すべて兄弟を憎む者は人殺しだからである)利己的精神をいだいて、貧者や苦しむ者を顧みないこと、健康を害するすべての放縦、また、不必要な消耗、過労に陥ることは、程度の差こそあっても、すべて第６条の違反である。」（人類のあけぼの上巻360）
「ある人々は幸せを見出すためだと考えて、身体上のまた道徳上の義務を投げ打ち、魂と体を両方とも失う。他の人々は不自然な食欲にふけることで幸せを求め、健康と生命よりも嗜好を喜ばせるほうを望ましいと考える。多くの人が快楽的な情欲によって縛られ、肉欲を満足させるために体力、知力、道徳力を犠牲にする。彼らは若死にへと向かっており、審判の時には自殺と宣告されるのである。」（ユース・インストラクター1872年4月）
「憎悪と復讐(しゅう)の精神はサタンから出、この精神がサタンに神のみ子を殺害させたのである。だれでも悪意や冷酷な心を抱く者は、これと同じ精神を抱いているのであって、その実は死に至らせるものである。種の中に草木がすでに包まれているように、復讐心の中に悪の行為が包まれている。」（祝福の山70）
「神の律法は心にわきおこる嫉妬、うらやみ、憎しみ、深い恨み、仕返し、肉欲、また外面上の行動にあらわれない心にわきあがる欲望について記している。なぜならこれは意志がないわけでなく機会がないだけだからである。そしてこれらの罪深い感情は、神が『すべてのわざ、ならびにすべての隠れた事を善悪ともにさばかれる』その日に清算されるのである。」（サインズ・オブ・ザ・タイムズ1911年1月10日）
「キリストはこの方を信じる者にとって義であり、清めであり、贖いであられる。・・・この方はわたしたちの前に、神の律法への聖なる服従の完全な模範を示された。」（レビュー・アンド・ヘラルド1890年2月4日）
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