「神の親としての特質をあらわすことにおいて」

 「父がその子供をあわれむように、主はおのれを恐れる者をあわれまれる。」。(詩篇103:13)

 「ご自分がなされたすべての恵み深い行為に、イエスは神の親としての慈悲深い特質を人々に印象付けようとされた。すべての教訓の中に『神はそのひとり子を賜ったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである』という素晴らしい真理を、人々に教えようとされた。イエスは、わたしたちが御父の愛を理解するようにと望まれ、御父の親としての恵みを示すことによって、わたしたちを御父のもとへ引き寄せようとしておられる。わたしたちの全視界を神のご品性の完全さで満たそうと望んでおられる。弟子たちのための祈りの中で、イエスは『わたしは、わたしにさせるためにお授けになったわざをなし遂げて、地上であなたの栄光をあらわしました。・・・わたしは、あなたが世から選んでわたしに賜わった人々に、み名をあらわしました』と仰せになっている。
 イエスはご自身の生涯で神の品性を例証し、サタンが始めた偽りの主張を一掃し、神の栄光をあらわすために、世にこられた。イエスが天父の憐れみ、思いやり、そして愛をあらわすことができるのは、人々の中に住むことによってだけであった。神の恵みをあらわすことができるのは慈悲心のあふれた行為だけだからである。人々の不信は根が深かったが、それでもイエスの神のような模範のあかし、またその愛と真理の行為に抵抗することはできなかった。」(ユース・インストラクター1892年12月15日)
 「神の摂理の恵み深さは、あらゆる魂に、御父の最高の慈しみに対するキリストのあかしを裏付けながら物語っている。創造のどの対象にも与えられた祝福は、その対象が創造の模範に占めている場所に比例しているということを、主はご自分の民が気付くよう望んでおられる。口のきけない動物の必要さえも満たされるのであれば、神がご自分のかたちに形造られた存在に与えられる祝福を、わたしたちは感謝してよいのではないだろうか。」(世界総会会報四期1899年)
 「神は愛であり、わたしたちを心にかけておられる。『父がその子供をあわれむように、主はおのれを恐れる者をあわれまれる』(詩篇103:13)。(ユース・インストラクター1893年12月14日)

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