2009-02-11 カトリック教会とプロテスタント教会の違い その2
カトリック教会では、ミサ聖祭ということが行われています。
では、『ミサ聖祭』とは、いったいどんなことでしょうか。
『ミサ聖祭』とは、なんと『生贄の儀式』のことなのです。
ほとんどの日本人は、このことを知らないのではないでしょうか?
イエスが生贄の子羊として、神に献げられました。
イエスは、ご自身が生贄の子羊であるという自覚を持っていました。

以下は、最後の晩餐におけるイエスの言葉です。
★ルカ福音書 22:19
それから、イエスはパンを取り、感謝の祈りを唱えて、それを裂き、使徒たちに与えて言われた。
「これは、あなたがたのために与えられるわたしの体である。
わたしの記念としてこのように行いなさい。」
イエスは、パンというのは自分の体だ、と言っています。
これには、説明が必要ですね。
ユダヤ教においては、『和解の献げ物』という生贄のやり方があり、これは、神と人とが和解するために行われ、献げられて殺された生贄の肉は、皆で食べるのです。
つまり、イエスは自分のことを「和解の献げ物」として献げられる子羊のようなものである、ということを言っていたわけです。
先にあげた『ルカ福音書』におけるイエスの次の言葉、
「わたしの記念としてこのように行いなさい。」
という戒めを、カトリックでは忠実に守るべき重要なことと考えて、毎日、
この記念の儀式を御聖堂(おみどう)の祭壇において行っているのです。
最後の晩餐におけるイエスの役は、司祭と呼ばれる神父が行います。
種無しパンである白いホスチアを司祭は掲げて、祈り、このパンはイエスの体であるという信仰のもとに、会衆の皆が、パンの一片であるホスチアを口にするのです。
これが、「ミサ聖祭」と呼ばれているものです。
「ミサ聖祭」は、イエスの十字架による犠牲を記念し、皆に思い起こさせるものです。
日曜日は、主イエスの復活記念日ですから、皆が教会に集い、大勢で、この「ミサ聖祭」に参加するわけです。
これがカトリック教会で行われていることです。
ですから、聖書を教会に持っていく必要はないわけです。
カトリック教会で行われているのは、主イエスの体としての種無しパンを皆で食べ、神との和解をはかる『儀式』なのです。
