2015年10月の読書記録

10月の読書記録を残しておきます。
9月とほぼ同じくらい読めました。
読メのコミュニティで交流が出来て楽しかったです。


10月はトワがうちへきて丁度3年になりました。
トワ3歳です。
そして、ハナの拾得物としてのお預かり期限が切れ、飼い主が現れなかったので、うちの子になりました。
ユキは2歳6ヶ月になり、発情期を迎えました。
ケージに巣箱を入れましたが、トワがユキのアピールにまるで答える様子がないので、
たぶん、生まれても無精卵だと思います。
トワはせっせとユキに餌はあげるてはいるのですが…(~_~;)


9月末にひいた風邪がなかなか治らず、耳鼻科へ行ったところ、アレルギー性鼻炎との診断を受けました。
どうりで鼻水だけが朝晩出るはずです。
鼻炎用のお薬を頂いて良くなりました。


そんなこんなの10月でした。



2015年10月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:2981ページ
ナイス数:1972ナイス

風花病棟風花病棟感想
ラジオ文芸館で聴いて興味を持った。医師が主人公のお話10篇。『かがやく』と『メディシン・マン』はちょっと心温まる感じ。『藤籠』は切ない。『雨に濡れて』『顔』同じ女性としてちょっと辛い。いや、『顔』は物凄く辛い。『百日紅』『チチジマ』『震える月』父と息子の気持ちのすれ違いや、父が亡くなってから知る父の想いが切ない。『ショット。グラス』なんだか【ブラック・ジャック】で体内に置き忘れられたメスが石灰で包まれていた話を思い出した。人体の神秘。でも酷い事をするものだ。『終焉』お疲れ様でしたm(__)m
読了日:10月31日 著者:帚木蓬生
命を救われた捨て犬 夢之丞 災害救助 泥まみれの一歩命を救われた捨て犬 夢之丞 災害救助 泥まみれの一歩感想
表紙の夢之丞の表情の凛々しいこと!子犬の時の怯えた目をした写真と比べてその変わりように感動しました。殺処分寸前で助けられた子犬が、NPOの方たちの尽力により、こんなにも立派になるなんて。昨年の広島の土砂災害で活躍した災害救助犬にこんな物語があったのですね。できることならば、捨てられる犬が無くなる事が一番だけれども、こういったNPOの方々の協力によって命が救われるのならば、それもありだと思いました。譲渡会に出される子犬でさえ、命の椅子取りゲームで残った子しかだされない。後の子犬たちは殺処分されてしまう。↓
読了日:10月28日 著者:今西乃子
犬たちをおくる日―この命、灰になるために生まれてきたんじゃない (ノンフィクション 知られざる世界)犬たちをおくる日―この命、灰になるために生まれてきたんじゃない (ノンフィクション 知られざる世界)感想
愛媛県動物愛護センターの皆さんの思いと活動の記録。冒頭の30年前のエピソードに愕然とした。お金欲しさに平気で子犬を保健所に持ち込む子供たち。その子供たちに、小遣いが欲しかったら野良犬の子犬を保健所に持ち込めと平気で言う大人たち。同じ人間として情けなかった。又一度持ち込んだ犬を迎えに来たのかと思いきや、記念写真だけを撮って平気で去っていく親子。迎えに来てくれたと喜んだ犬の気持ちはどうなるのか!犬はオモチャじゃない!本当に腹がたった。→続く
読了日:10月27日 著者:今西乃子,浜田一男
おしまいのデートおしまいのデート感想
『おしまいのデート』祖父と孫娘の最後のデート。ほのぼのとしたやり取りも良かったけれども、最後の弟とのやり取りの方が印象的。『ランクアップ丼』高校の恩師との月に一度の食事。恩師の気持ちに胸が熱くなった。三好君はきっと良い夫、良い父親になる事でしょう。『ファーストラブ』男同士の一日限りのデート。面白かったし、二人ともきっとこのデートの事を忘れないと思う。『ドッグシェア』公園に捨てられていた犬の世話を一緒にする事で不思議な連帯感(?)みたいなものが生まれた久永さんと内村君。→続く
読了日:10月27日 著者:瀬尾まいこ
5分で読める! 怖いはなし (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)5分で読める! 怖いはなし (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
短いお話が27編。私好みのホラーから、気持ち悪くて悪趣味と思えるものまで様々。期待して読み始めたけれども、全体的には、私には合わなかった。一番印象に残ったのは『喉鳴らし』猫が出てくる。猫の御主人への忠実さ、でもそれを分かってもらえず、最後は―。とても切なくて胸が痛んだ。動物ものにはやはり弱い。
読了日:10月26日 著者:
鍵のかかった部屋鍵のかかった部屋感想
ニューヨーク三部作、ようやく読了。この作品が三部作の中では一番しっくりきました。クインやピーター・スティルマンも出てきてちょっとビックリ!結局、ファンショーがどうなったのか?は謎のまま終わりましたが…。でも一番読みやすかったです。人間臭い心理が丁寧に書かれてあったと思います。
読了日:10月24日 著者:ポール・オースター
捨て犬 その命の行方: 救われたがけっぷち犬のその後の物語 (動物感動ノンフィクション)捨て犬 その命の行方: 救われたがけっぷち犬のその後の物語 (動物感動ノンフィクション)感想
崖っぷち犬として有名になったりんりんのその後と徳島動物愛護管理センターの活動について。りんりんが貰われた後、脱走した所までは知っていましたが、その後管理センターでモデル犬になっていたのですね。野犬が人と生活する事の難しさを伝える為の。「人を信じ続けることを、最後まであきらめてはいない。人に飼われた犬たちは、決してあきらめず、人間をうらまず、死の道を進んでいく」という文面に、もう胸が張り裂けそうでたまりませんでした。動物を飼う責任の重さを、命の重さを、私達人間はもっと真剣に考えないといけないと思います。
読了日:10月18日 著者:今西乃子,浜田一男
おれたちの青空おれたちの青空感想
『おれのおばさん』の続編。前は陽介が中心だったけれども、今回の1話目は卓也が中心。卓也の揺れ動く気持ちがよくわかって良かった。大竹君もきっと新天地で逞しく生きていくと思う。2話目はおばさんを中心とした話。なぜ北大医学部を受けたのかとか、なぜ演劇にのめりこんだのか?なぜ離婚後も後藤姓を名乗っているのか?などおばさんの過去と気持ちが分かった。3話目が表題作の『おれたちの青空』てっきり陽介は吉見家にお世話になるものだと思っていたが、厳しい道を選んだのですね。そして卓也も。続きも読みたいと思います。
読了日:10月17日 著者:佐川光晴
院内カフェ院内カフェ感想
院内カフェ。そういえば私が通院している病院にもあるなあと思いました。利用した事はありませんが。院内カフェでおこる様々なエピソード。無関係のようで微妙につながっている。朝子さんが夫にあてた手紙は良かった。気持ちが素直に夫に伝わったと思う。ウルメを気にしていたドクター、ゲジデントもいいドクターだと思う。そして相田夫婦の会話も良い。クリスマスの奇跡(?)も良かったです。
読了日:10月14日 著者:中島たい子
さくら猫と生きるさくら猫と生きる感想
うちの近所でも地域猫の活動があります。猫の耳をさくらの形にカットするのは知りませんでした。オスは右耳、メスは左耳。間違って又捕まって手術されないように。地域猫の事を『さくら猫』というのも初めて知りました。素敵な呼び方ですね。猫を捨てる人間がいるからこんなことになっているのに、未だに簡単に猫を捨てる人がいることに愕然とします。又、子猫が生まれたから処分しようと思う、なんて平気で言う人も私の周りにいます。処分するなんて簡単に言わないでほしい。かけがえのない命なのに。ペットショップも安易に売らないで欲しい。
読了日:10月12日 著者:今西乃子,浜田一男
風になった名犬チロリ 余命3カ月・いのちの記録 (ノンフィクション・生きるチカラ16)風になった名犬チロリ 余命3カ月・いのちの記録 (ノンフィクション・生きるチカラ16)感想
後半涙なしでは読めませんでした。捨て犬だったチロリ親子。団地の子供たちと大木さんに助けられて、新たにセラピードッグとして生きることに。優秀なセラピードッグだったチロリ。たくさんのお年寄りや不登校になった少年を元気づけ活躍した。14歳になって引退が決まり、後は静かに余生を過ごすはずが、乳癌がみつかり、余命3ヶ月と宣告される。チロリはでも立派だった。どんなに痛くても苦しくても回りに優しく思いやりを忘れないという、人間にも簡単には出来ないことをやってのけたのだから。チロリの事は忘れません。
読了日:10月11日 著者:大木トオル
魔女の心臓(7) (ガンガンコミックスONLINE)魔女の心臓(7) (ガンガンコミックスONLINE)感想
やっぱりこの世界観好きです。絵も綺麗だし。『君と神様』が好き。自分の願いと相手の願い。二人の願いは同時には叶えられない。切ないね。『悪足掻き』いよいよクライマックスが近づいている感じ。ニナはいったいミカに何をしたのか?そしてなぜ、今になってミカの歩みを止めたいのか?ルミエールはどうするのか?リッカは?早く次巻が読みたいです。番外編のヴィオちゃんが可愛いです。
読了日:10月11日 著者:matoba
世界の美しい透明な生き物世界の美しい透明な生き物感想
確かに美しい!と思うものもあるのですが、ちょっと不気味なものもあります。それはやっぱり見慣れないものだから、畏怖の念を抱くからかもしれません。地球上で、私たち人間に知られずに、ひっそりと深海で生きている、透明な生物がまだまだいそうな気がします。
読了日:10月11日 著者:武田正倫,西田賢司
おれのおばさんおれのおばさん感想
重い内容なのに爽やかな読後。多分主人公の陽介を始めに、児童養護施設の子供たちが気持ちのいい子供たちだからだと思う。又陽介のおばさんや周囲の大人たちも、子供たちと真剣に向き合っているからだと思う。訳ありで養護施設にいる、その背景は想像するだけでもしんどいし、本当は家族で暮らせたら、養護施設なんて必要ない。でも、現実は施設を必要としている。とても考えさせられる。続編があるようなので読んでみようと思う。陽介や卓也たちの成長を見てみたいから。
読了日:10月6日 著者:佐川光晴
小野寺の弟・小野寺の姉 (リンダブックス)小野寺の弟・小野寺の姉 (リンダブックス)感想
面白かったです。姉弟の関係がとても良くて、笑えて切なくて…。ありふれた日常の中のちょっとしたエピソード。でも、心が温かくなりました。こんな姉弟いいなあ。
読了日:10月4日 著者:西田征史
年収150万円一家年収150万円一家感想
楽しく読めました。面白かったです。森川さん、とってもパワーがあるなあと羨ましかったです。勉強熱心でもあります。スーパーで半額シールが貼られる時間を知る為に、時間をずらして行くなんて凄い。私はいつも同じ時間帯にしか行けないけれども、曜日でセール品が違うのでそれに合わせて行くようにはしています。銀杏拾いの話、笑えました。うちも近所の神社で銀杏がなるのですが、やはり大阪のおばちゃんは凄くて、あっという間になくなります。普段節約して、年1回の海外旅行、ステキですね。
読了日:10月2日 著者:森川弘子

読書メーター