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2017-07-01

バニラ・エア騒動当事者・木島英登さん出演 TBSラジオ荻上チキ・Session-22特集「バニラ・エアの車椅子対応から考えるバリアフリーのあり方」要点まとめ

ゲスト:当事者・木島英登さん、静岡県立大学国際関係学部教授石川准さん

音声はこちら

https://www.tbsradio.jp/160527

木島さんのHPも参照してください。

http://www.kijikiji.com/self/vanilla.htm


木島:階段を這って昇ったことは、僕にとっては屈辱でもなんでもなくて、海外旅行した時に高速バスに乗るときに這って席に着くことがよくある。


大阪に帰った後、歩けないことを理由に乗れないということがちょっと差別かなと思ったので、大阪府と鹿児島県の障害者差別解消法で出来た窓口に相談して、国土交通省の方にもメールで相談した。担当者の方も、差別事例に当たると思うので事実確認をしますということになりました。5日後ぐらいに、バニラ航空から謝罪がきて、今後は車椅子の方でも利用できるようにすると回答をいただきました。


奄美空港?にはバリアフリーが進んだ素晴らしいリゾートがあるんですが、そこのお客さんにバニラエアで行こうと思ったら、車椅子を断られて、予約入ってたけど来れなかった人が何人もいると聞いた。今後、同じようなことが起きると不幸なので、改善されたらいいなという思いで相談した。


それで、解決をして終わったんですよ。それが、朝日新聞記事が出て、ヤフーにも載って、階段を這って昇らされた、屈辱的な扱いを受けたみたいな形で報道されて、考えるきっかけにはなったと思いますけど、僕としては別にバニラ航空が悪いとかではなくて、改善されたわけですから、まあ、SNSで色々盛り上がってることに驚いています。


改善されたことが嬉しくて、皆さんも相談すれば解決することがあるかもしれないよ、と事例の一つとして取り上げて欲しいなというのが願いですね。


・バニラ・エアへの質問の回答。

Q:どのような対応だったか?

A:チェックインカウンターで、ご自身、もしくは同行のお客様のサポートによりタラップを昇ることが可能であると伺い、手続きをさせて頂きました。しかし、タラップを車椅子ごと持ち上げる形で昇ろうとされたため、転落の危険性を考慮し、止めさせて頂きました。


木島:担ぐのは駄目だと言われてたんですけど、そこは申し訳ありません、見逃してくれたらいいなとしれっとやりました。


・事前確認について

木島:大したお手伝いは頼まないので、基本的にはしないが、同行者に大きい電動車いすの人がいた場合はする時がある。


毎回、事前連絡をしなくてはいけないとなると大変で、気軽に行けたらいいということで、昔から突撃なんて言われることがありますけど、やってまして、15年ぐらい前までJRが2日前に連絡しないと新幹線とか特急に乗れなかったんです。急なことがあった時に事前連絡しないと乗れないと困るじゃないですか。行動制限されずに気楽に動きたいというのもあって、自分で動いていて、それによって大きな問題は起きていなかったという認識です。今回の場合は、事前連絡しなきゃいけないというのは知らなくて後で知りました。そして、事前連絡していたら乗れなかったということなんですね。


補足:http://m.huffpost.com/jp/entry/17315034


メール:いすみ鉄道社長のブログで「障害者が座れる席は航空法上決まっており、安全上事前連絡する必要がある」と指摘されていた。


木島:経験上、決まっていることはないと思う。

補足:https://twitter.com/jishin_dema/status/880814715601014784


荻上問題提起するために意図的に行ったんじゃないかという意見があるんですが


木島:そんなわけないですよ(笑)僕はバニラエアに謝罪を求めたこともありませんし、直接苦情は言ってません。


荻上:やり方や言い方が良くないとか批判することをトーンポリシングと言って、そういう発言ネットでよく見かけたりしたんですが、障害者運動の歴史の中では、あえてバスに乗るとか、そういうことをやって問題提起してきたこともあるので、仮に意図的であっても、それはいけないことなのかという議論は別に残る。


木島:事前連絡をしたら100%うまくいくということはなく、機会を損傷したりすることが経験としてある。線引きは難しいんですが、なるべく気軽に利用できるようになるのがより良いこと。


・石川准さんの話

木島さんの対応は冷静であったと思いますし、相談機能がうまく働いて、改善され、関係者のご努力に敬意を表したい。


障害者差別解消法のポイントは大きく2点。障害を理由とした排除利用制限とかを差別として禁止している。もう一点は、合理的配慮と言って、障害特性に応じて個別に求める配慮を過度な負担でなければ提供しなければならない。


差別解消法の前に、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律通称「新バリアフリー法」があり、施設設備のバリアフリー化を事業者に求めています。それが前提としてあったうえで更に、人的支援等の合理的配慮を利用者の求めに応じて、事業者は提供するということになっている。


今回のケースでは、例えば、車椅子で昇れる別のキャリア航空会社チケットを使ってもらえないかという代案もあったかなと。


色んな方法を両者で知恵を絞って合意をしていくということも差別解消法で求めていて、必ずしも白黒つけるための法律というわけではない。どうしたらいいかと一緒に考えるのは当たり前のこと。


社内規定は開示されておらず、それぞれの会社で違ったりして、どうすればいいか判らない。今後は、利用者に関する部分は透明化、標準化をして、ガイドラインとして統一すべき。


事前に伝える義務があるのか、はたまたオプションなのか。利用者が配慮の質を求める場合はいいか、大した配慮を求めていないにも関わらず障害がありますということをわざわざ申告しなければならないのはおかしいのでは。

2015-03-29

ガンダム Gのレコンギスタ』は何を伝えたかったのか

最終回感想としては、えらく強引な大団円で、一見すれば尺不足による「俺たちの戦いはこれからだ」ENDな感じですが、前向きで希望溢れる、まさに元気のGを象徴するような「脱ガンダム」としてはこれ以上のものはない収め方だったと思います富野監督インタビューで、子どもたちに冒険に出て欲しいというようなことを語っており、まさにラストベルリが世界一周の旅に出るわけですが、冒険というのは物理的な旅に限る必要はなく、一つの価値観に縛られることなく広い視野を持って様々な価値観に触れ、自分の頭で考えようというのが通底していました。

個人的には満足でしたが、子ども向けとしてこの手法は適切だったのか、成功しているのかという問題もあって、特に序盤は掴みが弱く、冒険譚としてはワクワクハラハラする感じが足りず、結末としては「脱ガンダム」はできたけど、手法的にはまだガンダムに縛られているところがあるという感じで、一話からGセルフを出す必要はなかったし、もっとこれはガンダムじゃないだろう!という方向に振り切れてもよかったのではないかと思います。

さて本題。感想ツイートを眺めていると、やはり「よくわからなかった」という感想が目立っていましたが、何を伝えたかったかは、富野監督が詳しく解説するつもりはないと言いながら、サービス精神旺盛だから殆どインタビューで答えているので、それを読むのが一番です(笑)

AnimeJapan2015 富野総監督とキャラクターに聞く67のQ&AのQ47では、140%やりたいことを詰め込めたと語っており、このテンポ計算されたもので、Q46の通り、視聴者に想像し考えてもらいたいという願いが込められており、この分かりにくさはある程度は意図的なものであると思われます。

では、何故そうした構成にしたのかというと、現実に起こっている紛争やテロはもちろん、あらゆる政治問題、殺人事件も含めた社会問題は、簡単に説明できないわからないことだらけであり、そういう意味でのリアリティを反映させているに過ぎないと思います。ある個別の事象を丁寧に描いて訴えるような性質物語ではないので、視聴者にセリフや展開を単に消費するだけではなく、「想像しなさい!」と言っているわけです。

しかし一方で、富野監督は完結記念イベントで「ドタバタしたもので本当にすみません。わかりにくくて。完璧でない部分もありますがご容赦していただきたい」と語り、いまいち受けなかったことを気にしている面も見せています。記事では、続編の可能性を書いていますが、それはなく、やるとしたら再構成した劇場版でしょう。でも、わからなかったけど面白かったという声も多くあり、そもそも監督は100人中、2、3人が引っかかって行動してくれればいいとも語っているので、もっとドンと構えていいと思います。

2014-09-29

期待はずれだった『残響のテロル

現在進行中の権力の動きに対する危機感を反映したテーマはいいと思うのですが、ドラマ性とメインキャラ描写の薄さや、全体の構成のバランスの悪さが目立ち、何より社会派エンターテイメントとして面白味に欠けると感じました。

最初は学園ものとして進みつつ、その中でテロを起こしていくのかなと思っていたのですが、学園描写もそこそこにいきなりテロを起こし、そこからはほぼアジトでの主人公視点と刑事視点メインなので、全然テロが際立たない!そもそも学校に転入する必要なかったじゃん!という。

それでも、リサが第三者視点としてうまく機能していくんだろうなと思っていたら、稀にみる、なすがままの巻き込まれ型ヒロインで、多少話を盛り上げる為の単なる賑やかし役という感じが強く、物語やテーマにおいて不可欠な役割を持ったとは言い難いところがあります。成長したことはしたのでしょうが、母親との関係も学校でのふるまいの変化も描かない中途半端さ。


次はハイヴについて。いきなりの第二ヒロイン化は気が利いていていいなと思ったのですが、やはり唐突で、圧倒的に描写不足だから、うまく入り込めないという欠点があります。こっちを正ヒロインにして、丁寧に感情を見せる構成にすべきでした。

また、ハイヴは性格と行動が他のキャラと比べて一人だけ浮いてしまっていて、なかなかついていけないところがありました。逆に言えば、主人公側が平凡的すぎるという面もありますが、とにかくリアリティバランスが悪いということです。

個人的には、ハイヴをアメリカ政府側に置くのではなく、単独存在として物語に絡めた方が面白くなったんじゃないかと思います。


次は刑事側。こちらは刑事ドラマでおなじみ的なキャラが多く、中でも六笠は脇役ながら存在感があり一番親しみを持てました。捜査描写はもっとテンポがいい方がよくて、たいした障害もなく真相に迫り、最終的に公表に至るのもあっさりしすぎていて緊迫感に欠けます。

あと、最終回で柴崎が、スピンクス目的や伝えたいことがあるからただのテロリストではないと言ったのは、かなりの謎論理でした。


核となるアテネ計画について。まず、描写が薄く語りだけで説明しちゃっているのが残念で、やはり丸々一話ぐらい回想に費やして欲しかったというのが一点。

そして、サヴァン症候群に似た状態を作り出すという、その設定が全然生かされていないというのが一番の欠点で、記憶力の良さなど披露されるものの、行動含めて天才的とまでは言えず、地味すぎます。サヴァン症候群というのを出すからには、副作用として実際に障害が発症してしまうというものを加えるべきでした。コンビものということでは、一方はまだ実験前に逃走したということにして、互いを補完しあいながら協力して計画を進めるという内容にした方が、より二人の関係の強さも引き立つはずです。

2014-04-06

2014年 TVアニメ ベスト10(2014.4 暫定)

1位 探検ドリランド -1000年の真宝-

夜中にやっていた、初期シリーズは途中で脱落しましたが、ハガンが主人公になってからの新シリーズは全話見てました。

単純な勧善懲悪ではないストーリーで良かったですし、キャラもそれぞれ魅力的。第3期は子育てアニメ要素もあり、近年の子ども向けアニメの中では、個人的にはかなり評価が高いです。3期だけでしたが、伊藤睦美脚本回がお気に入り

2位 銀の匙 Silver Spoon

まだ続きをやるつもりなのか、またえらく中途半端に終わってしまったのが残念。


番外

ランキングは以上!で、最後まで見たけどランク外の作品の感想

キルラキル

勢いはあるけど、冷静に見るとやってることはワンパターンという、金太郎飴的な面白みのないストーリー展開。1クールならこれはこれで、懐かしげな王道熱血ものとしてそれなりに楽しめたと思うけど、まさか2クールそのまま突ききるとはw美木杉ネタもそうだけど芸の幅がなく飽きる。

世界征服~謀略のズヴィズダー~』

監督脚本のたばこ征服回が面白かったぐらいで、全体として毒のない、中途半端にまじめななんちゃってものになってしまったのは勿体無い。

ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル』

法廷ものとして抑えるところは抑えていると思うけど、セシルを巡る争いが中心で、別に法廷ものである必要もないし、セシルが弁魔士でなくても成り立つような話で、法廷ものとしても、魔法バトルものとしても中途半端な感じになってしまっているなと。



2期がある、『スペース☆ダンディ』と『ガンダムビルドファイターズ』(不確定)は保留です。

selector infected WIXOSS 1話

初っ端から象徴的に描かれる電線、カラス、建設中の高層ビルときて、設定も悪くなく、ダークな雰囲気も好み!で期待値上がったんですが、初戦の相手の少女の願いが、双子の近親愛というところで台無し。TCG販促ものとして、作品内と同様、女子中高生ターゲットにしているわけではないだろうけど、こんな特殊設定にしなければ、そういう層も取り込めたかもしれないし、これではヲタも喜ばないのでは(多分)。単なる脚本家の悪い趣味としか思えない。

2014-03-13

武田邦彦氏によるSTAP論文問題のびっくり解説

本日、名古屋CBCテレビの昼の情報番組「ゴゴスマ」で、武田邦彦氏がSTAP論文問題を解説していたのですが、それが驚くべき内容だったので、一部文字起こししました。

(武田)

昔は、金持ちの息子が学者になったんです。だから時間や金の余裕がある。けど、今の研究者は、特に女の人、奥さん、家事子育てやる、夜の1時から論文に取りかかる。で、ペターと寝ちゃう。どうしても昔みたいにちゃんと論文を書けないんですよ。

石井アナ

え?先生、ドウイウコト、忙しいと?

(武田)

忙しいしね、色々ある。審査官があれこれ言ってくる。そうしたら、だいたい間違えるんです。

(石井)

いやいや、そこ大事なとこでしょう(笑)。三年前の論文の写真を使うというのは、なかなか…

(武田)

目が霞んでいたんですよ。

(石井)

目が霞んでた!!?

(武田)

まりね、学問はどんどん進歩してる。そんな厳密にしたら日本の若い人が論文を出せなくなる。そうすると、国際的にはものすごい遅れる。

(石井)

でも、ちゃんとやったほうがいいと…あと、博士論文の文章がコピペじゃないかと。

(武田)

全然いいんですよ。第一、こんなことを持ち出すなと。人間過去までほじくり返したら、色んなことがあるよ。

あと、これ著作権がないんですよ。その人の創造物で著作権ができる。ところが、ここは難しいんだけど、科学は事実を書く。事実は誰が書いても同じなんですよ。「昨日、名古屋は晴れだった。」それは誰でも書けるんです。だから、彼女の論文の20ページが同じとかいうあれは、世界中の誰が書いても同じ文章になる。アメリカ人が書いたのを持ってきたほうが、下手な日英語でくよりいいんです。

それから引用と書かなくてもいいの。何故かといったら、我々科学者ってのは、お金のためだけでもなく、利権のためでもないんです。自然現象を明らかにするためにやってる。所有権は明らかにした人にあるんじゃなくて、人類共通の財産


(石井)

じゃあ、写真の流用はうっかりミスで、コピペも別にいいじゃんという。


(武田)

そう、何の問題もないの。誰が書いても同じ文章なら、どっかにすごいのあったら持ってきたっていいわけです。

ただね、今までは暇な金持ちがやってたから、それじゃいけないってのが残ってるの。それは確か。

現実験ったって、すぐにできないんです。小保方さんが使った水道水と、別の実験では違ってたとか。なにがいいかわかんないんです。


(石井)

長い目で見るべきだと言うことですね。

そして、論文の撤回が言われていますが、撤回すると研究結果がなかったことになる。書いた人は国際的なデータベースに記録が残ると。


(武田)

理研が取り下げるとか冗談じゃないですよ。あれは著者がやるもんなんです。論文というのはビジネスではありませんから、だから書いた本人がどう判断するかで、圧力なんてかけちゃいけない。

それとね、もし取り下げになっても、STAP細胞が本当だったらノーベル賞もらうのは彼女です。


(石井)

「論文の撤回=STAP細胞が存在しない」ではないと。じゃあ、再現がされるのを長い期間で見ていけばいいということですか。


(武田)

そうですね、例えば超電導なんか、現実になるまで50年くらいかかった。

日本とアメリカの差がどこにあるかというと、第三代のアメリカ大統領のジェファーソンがこう言ってるわけです。「歴史を振り返ってもしょうがない。前だけ見よう」と。こういう精神だからアメリカは新しい発見が出来るんです。だから、STAP細胞があったらいいなと、そっちの夢のほうをみて、過去を忘れていかなきゃならない。だいたい揚げ足取ってる人は苦しい研究もしてなくて…

(石井)

先生、じゃあ小保方さんが今やるべきことはなんなんですか?

(武田)

写真が違ってたら、眠たかったからと言えばいいんです(笑)

これを潰していったら、みんな学問が出来なくなっちゃう。小保方さんは、出てこないほうがいい。一般的には「なんだお前は!」ってなるから。眠たかったからなんて言ったらね(笑)