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空想書店 書肆紅屋 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2008-03-11-火 『spin03』の読後感

今日は『文学鶴亀』を読むのをお休みして、電車の中や帰ってきてからひたすら『spin03』を読んだ。


特集となった「佐野繁次郎装幀図録」は、西村義孝氏のコレクションがベースとなって、見事な書影が見ることが出来たのだが、西村義孝氏の蒐集についての話がやっぱり凄い。たとえば、ピエール・デカルグ『SANO』佐野繁次郎献辞署名本を購入するのに、「清水寺から一度ならず二度まで飛び降りるものでした」とは、なんとも凄みを感じる表現じゃないか。


それと、24ページに渡る書影を見ていて感じたのは、今後古書展で探す時に見つけやすくなるじゃないかということ。14ページを超える単行本と雑誌の装幀リストもあるので全容を知るには格好の特集です。


本の蒐集といえば、興味を持った作家や作品の本を買って読み、そこから関連する本へと繋がっていくものだが、北村知之さんの『エエジャナイカ3 すべては終わりがくる』は、基本に忠実な読書生活に清々しい読後感がある。年を取っても忘れちゃいけませんねえ。


今号には、読み応えのある林哲夫さんの連載『淀野隆三日記を読む』以外にも、畠中恵理子さんと近代ナリコさんの対談もあって、今まで以上にグッと身近に感じられるような出来栄えだと思った。


閉店間際の地元のブックオフに飛び込んで定期巡回。3冊購入する。どれも105円。

■『日本文学全集26 里見トン 久保田万太郎集』(集英社)

先日買った『上林 暁 木山捷平集』に続いて2冊目。今読んでいる『文学鶴亀』を読んでいると、あちこちに里見トンの話が出てくるから読んでみたくなる。解説が野口冨士男で、30ページもあるのも嬉しい。

川口松太郎『愛子いとしや』(講談社)

帯に「涙で綴る亡妻記」とあって、46年間連れ添った夫人(女優・三益愛子)との思い出が書かれているとなれば買い。

■谷内六郎『谷内六郎展覧会《春》』(新潮文庫)

見つけると買ってしまう文庫。ダブりであることは間違いない。


お風呂本で、野口悠紀『「超」文章法』を読んでいて、大半を読み終わった。著者の本は、はじめて読んだ。実用的にわかりやすく文章をテクニカルなものとして書いてあるなあ。反論したいところもあったりするが、「パソコン開始機械」のところは納得。

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