2009-06-07 Take off Book! Book! Sendai 
※お待たせしました。トークの模様とリンク集を追加しました
午後1時にドンべーブックスさんのお二人と目白駅で待ち合わせ。今日は午後3時から上り屋敷会館で、シークレットワメトーク「Take off Book! Book! Sendai」がおこなわることになっていて、参加することになっているのだ。
会場がややわかりずらいこともあって3人で一緒に行くことになった。その前に、まずは中華料理で腹ごしらえをする。食べ終わって、トークの開始まで時間があったので、ブックオフに行くことになった。お二人は早めに目白に着いたので、すでに覗いているという。負けじと棚を見て2冊購入。今まで相性が悪かったので、この店舗で買ったのは久しぶり。各105円。
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レジで精算をしていると、偶然、モンガ堂さん(id:mongabook)がいらっしゃった。4人で10分ほど歩いて、上り屋敷会館へ。1年半ぶりくらいだったが迷わずに来れた。
古書現世の向井さん(id:sedoro)から目録で当たった本をもらってお金を支払う。こんなところでやり取りするのは知らない人が見たら怪しいだろうな。
たしか10年ほど前に一度だけ手に取ったことがあるのだが、その後、見掛けることがなくて、目録を見てすぐさま反応した。
シークレットワメトークは、「Book! Book! Sendai」(http://bookbooksendai.com/)を企画した「杜の都を本の都にする会」のメンバー、「book cafe 火星の庭」(http://www.kaseinoniwa.com/)の前野久美子さんとジュンク堂仙台ロフト店の佐藤純子さん(「私は本になりたい」http://flat.kahoku.co.jp/u/junko/)をゲストに迎えた。当事者しか話せないようなことが盛り沢山。
さらにスペシャルゲストとして、“ミスター一箱古本市”の南陀楼綾繁さん(id:kawasusu)が、実際に見た各地の一箱古本市のことなどを話された。司会進行は向井さんが務めた。
今回の参加者は、おもに「鬼子母神通り みちくさ市」や「不忍ブックストリート一箱古本市」の店主や協力された方とわめぞメンバーが集結。
トーク終了後に、たけたけっさん(「オムライス「N」の、今日はなんだか」http://omu-rice-n.cocolog-nifty.com/blog/)から、清水俊二『映画字幕(スーパー)五十年』(早川書房)をいただいてしまった。このブログを読んでくださって、手元にあったのでくださったのだ。ありがとうございました。
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今回のシークレットワメトークは、「BOOK! BOOK! Sendai」のコラボ企画として、わめぞが仙台に乗り込み、6月20日、21日に開催する「古本縁日 in 仙台 〜「わめぞ」の古本・雑貨市〜」のプロモーションを兼ねて開催。司会の向井さんが、前野さん、佐藤さん、南陀楼さんを順番に紹介。南陀楼さんは一箱古本市で披露した勝負服の赤いポロシャツを着ている。トークするにあたって、向井さんが「南陀楼さんにもせっかく出ていただけるとのことなので、もうちょっと大きく捉えて、今の一箱古本市などのイベントの流れの中で仙台の位置づけを探るところまで語っていきたい」と抱負を述べた。
トークショーは前後半の2部構成のようにして進行。第1部では、向井さんと、“一箱古本市の語り部”南陀楼さんが、不忍ブックストリートからはじまり、「BOOKUOKA」(http://www.bookuoka.com/)、「BOOKMARK NAGOYA」(http://www.bookmark-ngy.com/)など、全国に広がっていく街ぐるみの古本イベントがどのようにおこなわれ、進化して今に至ったのかをわかりやく説明された。第2部では、前野さんと佐藤さんが、幾多の困難を乗り越えて、仙台のイベントの立ち上げ、活動をしているのかなどを1時間に渡って話された。
【第1部 一箱古本市】
事前に配られた「本のイベント関連年表」(向井さんのブログに、このトークで出てきた話ことを付け加えたものがアップされている→id:sedoro:20090609)をもとにトークがはじまった。まず向井さんが、2005年4月に開催された不忍ブックストリートの「一箱古本市」の源流的なものとして、『sumus』の活動と同人で会場にいらした岡崎武志さん(id:okatake)が古本について書かれたものなどを挙げる。印象に残っているのが、2002年10月、新刊書店のリブロ池袋&青山店でおこなわれた「本屋さんでお散歩〜『sumus』が選ぶ秋の文庫・新書100冊」フェアをおこなったこと。
このフェアでは、書店担当者の尽力で、選んだ文庫と新書に対するコメントや最近の蒐書日記に加え、岡崎さんが全部描かれたイラストが入った24ページほどの冊子が制作され、店頭で配られている。向井さんが、今日、偶然、棚を探していたら出てきたというその冊子を回覧することになった。
この冊子を編集されたのが『sumus』同人でもある南陀楼さん。フェアとして売ることだけではなくて、冊子で古本の話を出てきたりして、楽しく作ることができたという。新刊として流通しているものを対象にしたフェアなのになぜ古本の話が出てきたかといえば、山本善行さん(id:zenkoh)さんや松本八郎さん(『サンパン』編集人)が紹介したものには品切本がいっぱい出てきたというのだ。
向井さんに聞かれて前野さんが答えるところによると、2000年4月の「火星の庭」オープン前後に『sumus』を読みはじめていたそうだ。開店する元々のきっかけは、『ダ・ヴィンチ』に連載されていた北尾トロさんの「杉並北尾堂」をずっと読んでいて、古本屋という選択肢としてイメージがあって、前年に古物商の免許を取るドキュメンタリーを見たのも影響を受けたという。2000年10月に単行本としてまとめられた、北尾トロさんの『ぼくはオンライン古本屋のおやじさん』(風塵社)を「あれを読んでインターネットで古本を売りたい人が増えたから、大きいよね」と、南陀楼さん。
2000年に入ると新しいタイプの古本屋さんが出来たり、2001年7月、岡崎さんの『古本でお散歩』(ちくま文庫) など、今までちがう流れが出てきたと指摘するのは向井さん。さらに、2004年2月、三省堂書店本店「岡崎武志古書遊覧」フェアで新刊書店で古本を販売する試みが実現する。ここでも一担当者の発案であったことを向井さんが披露。南陀楼さんによると、当時、新刊書店で絶版品切れだけの古本フェアコーナーをやったことはあったかもしれないが、古本の横に関連する新刊が並んで混在するようなカタチのフェアは珍しかったという。また、このころ三鷹の古書上々堂で岡崎さんなどが、セレクションした古本コーナーが設けられ、あとへの動きに繋がっていると指摘される。
これを受けて向井さんがおっしゃるには、今では信じられことだが、古本業界は神保町が頂点にあるピラミッド構造になっていて、他地区の本屋さんも規模は違えど神保町的な品揃えに近づける努力をしている店が多かった。とくに向井さんが古本業界に入った1990年代初期のバブルが弾けたか弾けなかったころは、保守的な時代だったので、とても一般の人が古本を売るような発想などは出てこなかったとも。
話は古本について書かれた書籍へと移る。向井さんが、以前は紀田順一郎さんや山下武さん、あるいは日本古書通信社長の八木福次郎さんと限られた執筆者によるマニアックな世界だったといえば、高橋徹さんの『古本屋 月の輪書林』、内堀弘さんの『石神井書林日録』(いずれも晶文社)の登場にインパクトがあったと前野さん。聴いている人でうなずく人多し。南陀楼さんがまとめる。1990年代末以降に、古本を買うことを楽しむようなスタンスを取る執筆者の岡崎さんや坪内祐三さん、近代ナリコさんや浅生ハルミンさんなどが登場することによって変わってきた、と。同時に、古本の基本書というべきものが売れなくなってきて、サブカルチャーなどのマニアックなものへの需要が出てきたこと。一般の人がブックオフでも買うようになったことやネットで本を売り買いすることもあって、古本業界変わっていかざろうを得ない状況をまねているという。
高橋さん、内堀さんに『彷書月刊』田村治芳編集長を加えた世代論的話や、古本業界のヒエラルキーのついて一世代前の古典籍の第一人者で古本業界の天皇とまでいわれた故反町茂雄氏のエピソードなどを挟む。南陀楼さんは、新刊書店にも慣習というか常識があって、品切れの本や在庫僅少本を探して売るようなフェアをするよりも、今売れている本を揃えることが一番重要なことだと思っているところがあって、今までの「古本と新刊業界の常識みたいものが強いようにみえたのが、いろんなことをやりだしてみると案外脆いところがある感じがするんですよ」と。「まだその辺をまったく気がついていない人もいて、結構強固なところもあるのが面白いなあ」と向井さん。
その後、向井さんと『sumus』の同人と関わるきっかけの話になった。2002年秋、穴八幡の青空古本市の古書目録と記事が一緒になった『古本共和国』の編集を向井さんが担当することになった。『古本でお散歩』を読んで衝撃を受けた向井さんは、岡崎さんを意識するようになって、ご自身で企画した「夢の古本目録」に、『sumus』の同人に執筆を依頼。南陀楼さんは、古本屋さんなのに、プロの編集者よりも企画の立て方や編集センスが上手いと驚いたそうだ。
この後、向井さんが、なぜ一箱古本市の企画が生まれたのか経緯を聞いていく。南陀楼さんによると一箱古本市を開催するまでにいろんな流れがあったと断った上で、ご自身が住んでいる谷中で、京都や大阪の神社でやっているような屋外の古本市をやりたかったこと。もうひとつは、谷中は観光スポットなので無料の地図が配られたりしているが、本屋や20代、30代がやりはじめたカフェや雑貨屋がスポッと抜け落ちている。逆に若い女性をターゲットにしている雑誌では、雑貨屋などは取り上げても本屋が取り上げられることがない。地元が取り上げられるバランスの悪さを感じていて、谷中の街を回る人が楽しめるような地図を制作したかったことも動機であるようだ。
第1回を開催した前年の2004年秋には、向井さんから谷根千界隈の神社で古本市が出来ないかとの打診があったものの大規模な古本市をおこなうには手に負えないところもあって、南陀楼さんの妻である内澤旬子さんがお店の軒先を借りて、個人でも参加出来るような古本市にすればいいというアドバス。一箱古本市の骨格が出来上がってきた。同じ年の12月には、古書ほうろうや往来堂との忘年会で提案して賛同を得ている(id:kawasusu:20041226)。
2005年4月におこなわれた第1回一箱古本市は、12スポットに75箱が出店。プロの向井さんからみてもビックリするほどの動員と売上を記録。南陀楼さんは、文章を書いたり、本を買ったり売ったりするバラバラの行為だったのものが、それがトータルで楽しめるというか、それが1日だけではなくて、あとに続いていくこと自体に、大変な遊びをはじめてしまったと、自分の中で意識が変わっていったという。
古本イベントに話は戻った。2003年10月に初開催された「アンダーグラウンド・ブックカフェ」のことへ。古書組合に入っている人たちが、定期的に神保町の古書会館で開催されていたことの意義が大きかったことなどが、南陀楼さんと向井さんの言葉から浮かび上がってきた。
地方イベントのことになると、相談を受けたり、じっさいに出向いて取材をしている南陀楼さんの独壇場。イベントは、主体となって動く人によって変わってくるとずばり。2006年11月からはじまった「BOOKUOKA」の呼び掛けをした人のことや、地元の新聞社、テレビ局、出版社などのメディア、新刊書店や古本好きなどを巻き込むことによって、大規模なイベントになったことを説明される。
「BOOKMARK NAGOYA」は、第1回のリブロの店内でおこなわれた「リブロ大古本市」が好評だったが屋外でやりたいという意見が実行委員の間で出て、円頓寺商店街の活性化委員と知り合ったことで、今年は一箱古本市が実現。この辺りのことを南陀楼さんが詳しく解説。向井さんは、第1回がフェアの集合体のようだったに比べて、第2回は同じイベントとは思えないくらいに膨らんだようだと分析。去年に比べると、今年は市外から来たお客さんが増えたのではないか、と南陀楼さん。
【第2部 仙台】
いよいよ佐藤純子さんの出番だ。まずは「BOOK! BOOK! Sendai」へ至る経緯を前野さんが話される。第1部でチラリと出てきたのだが、そもそもは不忍ブックストリート一箱古本市が初めて開催された翌年の2006年2月に、一箱を仙台でもやりたいとメールで南陀楼さんに連絡を取って会ったところからはじまっている。その前くらいから、お店がヒマになってきてしまい、幻想を見るようになってきてしまったという。どんな幻想かというと、扉がひっきりなしに開いて、人がワサワサ来て、本が飛ぶように売れるみたいなことがないかな、と思っていたそうだ。「かなり危ない人だ(笑)」と、向井さんが突っ込むと会場は笑い声に包まれる。
将来的には街で一箱古本市をやりたかったそうだが行動が早い。7月には、「火星の庭」で「店内一箱古本市」を2日間に渡って開催。カフェ営業もしたので、わずか8坪くらいのスペースに30箱くらいが出店したというのだからギシギシだ。佐藤さんは出店されたそうなのだが、オープンと同時に行ったのに店内に入ることができず、ほかの人が出てくるのをずっと待っていたそうだ。しかも特別メニューのおにぎりを注文しても食べるところがなくて、結局、外で食べるしかなかったとか。オープン前には40人が並び、まさに前野さんが幻想が現実になったのだ。
もっとも前野さんにいわせると、あまりに人が来てしまって、ご迷惑をお掛けして申し訳なかった気持ちになって、かえって落ち込んでしまった。その後、仙台の街中で一箱古本市をいつかやりたいなあ、とは思っていたそうだが、1店舗でできることではないので、福岡や名古屋は仲間がいていいなあ、と思っていたそうだ。
1年前の昨年6月になって状況が変わる。フリーライターで、前野さんが出版社に勤めていた時の同僚でもあった大泉浩一氏と会った時に、パーっと街中が本で賑わっているようなことでも出来ないかなーと話をしたという。数日後に大泉氏が来て、あなたと同じとことをいっている2人がいるから、同じことを3人がいっているのだからできるし、、会いなよと、詩人の武田こうじ氏と地元タウン誌『S−style』を作っている並木氏を紹介された。
佐藤さんは、学生のころに、前野さんが「火星の庭」をオープンの準備をしているころから店先を覗いたりしていたというから9年以上前のことだ。「不審者だよ」と向井さんが突っ込みを入れる。大学卒業後、CD屋でアルバイトしていた時に、武田こうじ氏と一緒になったことがあったりしたのち、ジュンク堂仙台ロフト店で働くことになった。このロフト店は、南陀楼さんも感心するほどの品揃え。現在は、仙台在住の作家が選書したコーナーがあって、伊坂幸太郎さん書店、瀬名秀明さん書店あり、さらには仙台でライター講座を持っている評論家の池上冬樹書店さんも展開されている。ちなみに同じく市内にある仙台店には、瀬名秀明さん書店、佐伯一麦さん書店、熊谷達也さん書店、三浦明博さん書店があるそうだ。
会場でも配られたのだが、友達に手紙代わりに配っている手書きのマンガ『月刊 佐藤純子』の定期購読者にはなんと伊坂幸太郎さんがいるというではないか。伊坂さんがジュンク堂に来店された際に渡したところ、「これからもちょうだい」ということになったそうなのだ。ところが佐藤さんがいない時に来店された時があって、カウンターで「マンガを置いてもらっているですけど」でいわれて、てっきりマンガの注文でも受けたもの思って取り置きにはないし大騒ぎになってしまったというのだ。それが『月刊 佐藤純子』であることがわかると、「人気作家になにをさせているだ」と戻って来くると怒られてしまったとか。
再び母体となる会の立ちあげる話に戻った。前野さんと武田氏、並木氏と会って話し合い、お互いに他の人を数人ずつ誘い合いことになった。メンバーには、仙台のフリーペーパー「風の時」の佐藤氏、公共施設の「せんだいメディアテーク」の関係者、「書本&cafe magellan(マゼラン)」、ミニコミ誌『ふきながし』を発行している「stock」の吉岡氏、さらにお目付け役として、せんだい・みやぎNPOセンター代表理事の加藤氏など12人くらいが集まって初めて会のミーティングがおこなわれた。
ミーティングでは、会の名称を決めるのにちょっと手間取って1カ月くらいほど決まらなかったそうだ。本ひとつ取っても、作っている人もいて、売るためだけではないからどうしても立場によって変わってくる。前野さんによると、古本屋の集まりではないので、大義名分が必要であることがわかったきて、最終的に現在の「杜の都を本の都にする会」に決まったという。ただこの名称ではイベントは打てないので、「BOOK! BOOK! Sendai」が生まれる。
向井さんが、情報だけみていると福岡、名古屋、仙台は同じ枠組みとしかみれない見えないが、仙台には福岡や名古屋とちがうところがあって、母体となっている中心に出版業界人が集まった企業的なものがなくて、街の繋がりによってできている感じがあるといえば、南陀楼さんは、インディーズな感じがして、そこが面白いところでもあり、ちょっと弱いところでもあるかもと。
前野さんによると、ほかのところとの大きなちがいは、年1回の大きなイベントをやるのが目的ではないこと。通年を通して、いろんな本のことがおこなわれるのが理想なので、大きなイベントが必要なかったらしなくてもいいと考えられていた。だから、来年は規模は小さくなっても、ほかの月にまた別のことがやれればいいと。むしろそれよりは、自力で本のことをやって、それぞれ独立して人を呼べたらいいけど今はその力がないから、みんなで協力しあって、いろんな人が盛り上がっていけばいいというスタンスをお持ちのようだ。
さらに、お祭りがあったとしても日常にどれだけバックさせるのかが重要で本にイベントが必要なのか、ふつうに売れてくれるのが一番いいとも考えられている。それを忘れないことが重要であることを話された。向井さんは、わめぞでの経験を話をされた上で、1990年以降、旧来の古本屋の店売りが不振になってくると、今後は古書目録しかないといわれ、その後は古書市だ、ネットだと、たんに足場を変えきているに過ぎず、現状ではネットの先がないので、結構ギリギリのところまできていると古本業界を分析。
会が立ちあがって4カ月後、早くも10月25日(土)〜11月3日(月)には、「火星の庭」、「magellan(マゼラン)」、「stock」の3カ所で『杜の都を本の都にする会』立ち上げ記念企画「Book!Book!Sendaiスタートイベント“古本市”」(http://bookbooksendai.com/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=2)を開催。関連イベントとして、ジュンク堂書店仙台ロフト店では“古本と本のフェア「本の話をしよう」”もおこなっている。
ここで話が変わり南陀楼さんが一箱古本市の話をされた。不忍ブックストリートの助っ人が、開催前に地図とチラシを置いてもらうためにある新刊書店に行ったところ、趣旨に賛同できないといわれて、置いてもらうことを断られてしまったという。「あそこの店長はク●野郎ですよぉおお!!」と向井さんが突然の炎上。会場に笑い声が響き渡る。新刊書店にとってはブックオフの存在もあって、古本にナーバスになっているのだろうか。それとも昔からあった新刊書店と古本屋の垣根のようなのかもと思った。一読者としては読みたい本があるから読むのであって、新刊だからとか、古本でなければといったようにこだわる時代ではないだろう。まして一箱古本市は一般の人、つまり読者が参加する古本市なのだから、この書店の対応には首を傾げざろうを得ない。
「Book!Book!Sendai」は、昨年末にはブックトーク・シリーズ「本の話をしよう」(http://bookbooksendai.com/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=11)、今年4月11日、12日には、会のメンバーの出品による一箱古本市「BOOK! BOOK! Sendai IN 泉セルバ」(http://bookbooksendai.com/modules/bulletin/index.php?storytopic=4&storynum=5)を開催。すでに2009年6月に第1回一箱古本市する方向で、PRを兼ねたプレイベントをおこなっている。
すでにはじまっている「Book! Book! Sendai」の企画は、佐藤さんによると「前野さんの妄想袋からいっぱい出てきた」。前野さんは「こういうのをやりたいと50くらい出したら、みんなすごい引いてね」というと笑い声が起きる。結局、実現可能なもの8つに絞ったものが下記の企画だ。
■BOOK! BOOK! Sendai 2009 主催企画+コラボ企画 内容一覧
http://bookbooksendai.com/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=17
最後は、仙台の土地柄や東北の気質などの話が出てから、前野さん、佐藤さんが仙台に来てくださいとPR。南陀楼さんはご自身が司会を務める、いがらしみきおさん×塩山芳明さんのトークイベント「漫画家VS編集者 出版業界最底辺を語る」の参加を絶賛募集された。会場を借りるためにエロ漫画といった言葉を入れられなかったそうなのだが、前野さんによるとこのトークは仙台市が共催してくれているといえば、さっそく向井さんが「(イベント名に)入れなくても(会場で)言ってもいいですね」といって笑いを誘った。
会場の上り屋敷会館がダブルブッキングをしていたので、時間がなくなってしまい、仙台のこれからの活動についてまでは聴くことまではできなかったが、それでも全国の一箱古本市の状況と仙台のことが詳しく聴けて、あっという間に2時間だった。
【リンク集】
「旅猫雑貨店 路地裏縁側日記」take off Book! Book! Sendai
「m.r.factory」シークレット・ワメトーク
「lady pippon」ぴっぽん娘のたのしいうーたげ〜!!☆
「正式の証明」2009-06-07
「okatakeの日記」ブックジャパン、上がり屋敷からウサギの話まで
「古本 海ねこ的 日々の暮し」いまだ未踏のQB HOUSE
「オムライス「N」の、今日はなんだか」シークレットほにゃほにゃ(言うまでもなく、長文)
「寝床や 日記」takeoff Book ! Book! Sendaiの巻
「〈本と音楽〉 風太郎の気ままな水先案内」古本界の新しいムーブメント 「一箱古本市」、<わめぞ>のことなど
「私は本になりたい」シークレットワメトーク 「Take off Book! Book! Sendai」
「庭番便り」東京。話して、飲んだ5日間

とても充実した楽しげなトークだったようですね。語り口調もよみやすく堪能しました。紅屋さん!万歳〜☆
pipponさん、会場で見掛けないと思っていたら、ブログを読むとしっかりと打ち上げ(三次会?)に参加されていたんですね(笑)。参加できなかった人に、どんな感じか少しでも伝われば思ってまとめたのですが…。また、外市とかで会いましょう。