■
フランス語講座初心者コースの募集を開始いたします。(詳細は近々ホームページにアップいたします。)
お客様から何度かお問い合わせもいただいていたのですが、ようやく準備が整い始めることができるようになりました。
というのも、今回の先生は月曜日のクラスの先生からご紹介していただいた先生で、お会いできたのが昨日の夜のおはなし。
お会いするまで、もし「ん?」と思う人だったらどうしよう。紹介だし断れないし…。
なんて心配もしていましたが、まったくいらぬ心配でした。いい人のお友達はやっぱりいい人なのです。これは万国共通です。
とても気さくで、優しそうで、真面目そうなムッシュです。お断りする理由など全くございません。
何か新しいことを始めるのには、とてもよい季節ですね。
■
きのうは代休でベレはおやすみ。大阪の展示会を早々に切り上げ、家でごろごろビデオを見ていました。
このダイアリーを見ていただいているほとんどの方が、ご覧になったことでしょう「華麗なる一族」。
こどもの頃から神戸に住むわたしは、ちょっと違ったみかたをしていました。
もちろんまだ生まれていなかった頃のお話ですが、市電が街の中心を走っていたり、海沿いに洋館が立ち並ぶ姿は
CGやセットだとわかりつつも、なんだか興奮しつつ見てしまいました。
ドラマの最終回で、わたしにとってさらに興奮する事実が判明しました。
もちろん架空のお話なのですが、阪神銀行の本店の所在地は神戸市中央区栄町通6丁目1−1なのです。ベレがあるハーバービルは3丁目1−18。
ご近所さんではないですか。両替には利用させてもらいますが、あんな銀行には1円たりとも預金はいたしません。
ちょっとドラマに入りすぎていて恐いですね。
ごうとさきこさんのwork shopの募集は締め切らさせていただきます。
■
みどりいろのスプリングコートが入ってきました。新緑のような深い色。
ベレにあったKaori Shimomuraさんのスズランのブローチと、Franceのデッドストックのシルクスカーフを合わせてみました。
ずっとまえからあったかのように、不思議とベレの空間にマッチしています。
わたしのもの選びの約束ごとなのかもしれません。
新しいものでもどこかなつかしく、ぬくもりのあるものであって欲しい。
■
あたらしいかごが入ってきました。L・M・Sの3サイズです。
フランスの雑貨屋さんでも、このタイプはよく見かけます。
今ではこうして日本でも買うことができるのですが、パリで見るとなんかお洒落に見えてしまい
この取っ手はめずらしいなどと、無駄使いをしてないことをアピールしつつ毎年購入してしまいます。
その土地の空気、店内の雰囲気は本当に大切だとつくづく実感します。
店を経営しているわたしでさえやられてしまうのですから。
まあわたしは、その場の雰囲気やその場ののりというものに、ことごとくやられてきてしまっているこれまでの人生ですから。
フランスのかごでわたしのこれまでの人生が語れてしまうなんて…
たねbakeryさんのwork shopの募集は終了いたしました。4月15日(日)のごうとさきこさんのwork shopはまだ若干名ですが大丈夫です。
■
ベレのホームページをこうして作っていただき、つたないダイアリーを書いたりもしています。
いろんな国のホームページにもお邪魔したり、たまにネットで買い物をしたり…
パソコンは今ではわたしの生活のなかで、なくてはならない物となっています。
今から○○年前、洋服屋さんの接客が楽しくてしかたがなかった頃。
パソコンのなかにデパートのようなものができて、なんでも買えるようになる時代が近い将来くると、知人は断言していました。
自分のやっていることを全否定されたようで悔しかったのか、今でもこの時心にうけた違和感を思い出す事があります。
でも今思い返すと、悔しかっただけではなかったのです。
わたしのまわりにあるものたちには、買ったときの思い出もいっしょにくっついています。
レピュブリック界隈の大きな地図の看板は、「一年後に取りに来るから。」という見知らぬわたし達を信じて、マダムは取っておいてくれました。
木のプリンターラックは、両脇に挟んでメトロの階段を上がったり下がったりしながら、ホテルまでの道のりを汗だくになって帰りました。
ひとつひとつに、それぞれの思い出がいっぱい詰まっているからこそ、大切に使ってあげたいと思えるのです。