思惑から離れたところで思いきりやって欲しい

僕が今回の話にあまりワクワクしないのは、やっぱり現場主導の企画では、
おそらく無いだろうからだと思います。

エヴァにしろ小室ムーブメントにしろ、
予想だにしないところから突然出現した感じ、ゲリラ的な感じが良かったんですが・・・

Jupiter/Kris Menace


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↑このアルバムに入ってます

寝る前にヘッドフォンで音楽聴こうと思ったんですが、この曲を聴いて
盛り上がって眠れなくなってしまいました・・・


エレクトロな感じのディスコ・ハウスですが、こんなに気持ちいい曲は
なかなかありません!印象的なフレーズ(こればっかだな)のパッドと、
とんがったビートが繰り返されるわけですが、
目をつぶって聴いてると、目の前にいろいろな風景が現れる感じです!


部屋の中が水浸しになっていたり、キラキラした水面の反射が天井に映ってたり・・・
それとか文字通り、ホルスト木星2001年宇宙の旅を足して2で
割ったようなイメージも出てきます・・・!


小室哲哉さんは2001年あたりからトランスを作ってきましたが、
僕はトランスよりどちらかというとこういう、少し控えめな感じの
エレクトロ・ディスコ・ハウスが好きです。
甘さの中にもキレとわずかな苦味がある感じです。

人と繋がってる気がする瞬間

僕は普段は、人の気持ちもよくわからず、3秒後に何を言われるのか見当もつかないような人間なんですが、
たまにはなんというか、
「あ、何か気持ちが繋がってるな」
という気になるときもあります。こういうときはとても気が楽になるというか、緊張しなくなります。
信頼関係ってこういうものなのかな?と、先が見えて、この先もこういう感じで
いけるんじゃないかという気になるんですが、
月日が経つといつの間にか元に戻ってるんですよね・・・

TELL ME/hide

この曲は中学のときに、カラオケに行くようになって、よく歌ってたんです、
当時は歌詞の内容など気にしませんでしたが・・・


(華やいだ 風にさらされても 溶けていけない 自分を見つめている)
(歩み寄る そぶりも見せずに 輪郭は 浮きぼられてく)
(幻覚に踊る体は 心とはうらはらのパントマイム)
(ほころびてる 傷を埋めるのは 僕が僕でありつづけるため)


・・・今まで、一体何回こんな気分になったことでしょう!
そこに僕はいるのに、まるでみんなと全く違う場所にいる気分、
目の前のことがまるでテレビ画面の出来事のように感じられ、
話についていけない、ノリについていけない・・・。
僕に話を振られても、僕のリアクションは冗長なパターン化されたもの、
皆のように魅力的にふるまえない・・・、何故かばつが悪くて落ち着かない・・・。

昔はただの格好つかない男の歌だと思っていましたが・・・


(TELL ME どうか TELL ME PLEASE TELL ME 君には僕が見えてるか)
(TELL ME SOMEBODY TELL ME PLEASE TELL ME 僕には僕が見えない)

こんな歌詞は、恐らく書けない人には絶対に書けないと思いますが、
天才とかじゃなく、やはりこんな感覚は少なからずあるんですよね・・・