スタンド語り その4


板状の物体を『裏返す』ことが能力のようだな。
『裏返し』はパワー・スピードともに圧倒的だ。
名前は……『スーパートランプ』でいいな。

『スーパートランプ』
パワー:C(裏返し:A) スピード:C(裏返し:A) 射程距離:D
持続力:D 精密動作性:C 成長性:A

シンプルイズベスト。
マジこれだけで戦えると思う。
完成形。


金属から樹を生やすことができるようだな。
その樹も同じ金属でできており、自由に花粉を飛ばしたり落葉させることが可能。
スタンドの名は、『アイアン・バタフライ』。

『アイアン・バタフライ』
パワー:C スピード:C 射程距離:D
持続力:A 精密動作性:C 成長性:B

金属の花粉が超ヤバイ気がしてならない。
そこ以外はまあ問題ないだろう……。
金属は『金属の〇〇を生み出す』『金属を××する』とかするだけでそれなりの能力になるので便利です。


『ワイルド・スワン』……紙飛行機を本物の飛行機へと変え、操作する能力。
『本物』と言ったものの、大きさは紙飛行機のままだが……。
また、本物の飛行機であると同時に、紙飛行機の性質も残されているようだな。
火に触れればよく燃え、水がかかれば機体はぐにゃりと折れ曲がってしまうだろう。
投げたときの勢いや上昇気流などを利用しなければ上昇も不可能だ。
飛行機は『着陸』すると紙飛行機へと戻る。
なお『着陸』できず『墜落』した場合、紙飛行機に戻ると同時に爆発、炎上するようだ。

『ワイルド・スワン』
パワー:B スピード:B 射程距離:A
持続力:落ちるまで 精密動作性:C 成長性:A

紙飛行機をスタンドにしたかったんだが、上手くいかなかった。
というか『紙飛行機を本物の飛行機に』って時点でもうダメ。
誰にでもできる発想。


群体型のようだな……その数5体。
物体に憑依し、『アクロバット飛行』を行うのが彼らの能力だ。
この『アクロバット飛行』は採点するなら満点確実であり、失敗は無い。
が、能力はあくまで『アクロバット飛行』であり、普通の操縦は不可能。
ただの旋回も無駄に美しいアクロバットとなってしまうだろう。
このスタンドは『フューチャー・フライト』と名づける。

『フューチャー・フライト』
パワー:E スピード:E 射程距離:C
持続力:A 精密動作性:A 成長性:C

発想としては『ワイルド・スワン』からの派生。
しかしこれも失敗作。
クロバット飛行って具体的にどんなのがアリなの、とか。


水中に『氷』を生み出すのが、『シルバー・キング』の能力。
『氷』は最大でバスケットボール程度だが、水中にある限りその形や操作は自由。
その代わり水中から出てしまえばいっさいの操作が効かなくなるようだ。

『シルバー・キング』
パワー:B スピード:B 射程距離:D
持続力:D 精密動作性:A 成長性:C

元ネタあった……かな?
よく覚えてないが。
まあ、普通のスタンドですね。
可もなく不可もなく。


レーザーポインタ型のスタンドだな。
発した『レーザー光』を『燃やす』のが能力。
『レーザー光』を拡散させれば炎も同様に広がるだろう。
炎が空中を一直線に走ることから、『スカイファイアー』と名づけよう。

『スカイファイアー』
パワー:なし スピード:なし 射程距離:A
持続力:A 精密動作性:なし 成長性:A

光を燃やすという発想はお気に入り。
レーザーポインタというのは、まあ悪くはないが……もう少し応用の効く形にしたい。
これもう4年以上前のスタンドだし、いっそのことリメイクして新しく供与してもいいよね。


目覚めた才能は『ライオン・シェア』。
体を動かすことで、その部位はスピードに応じた『硬さ』と『重さ』を得る。
さらに『スタンドに干渉する』ことも可能だ。
硬度や重量がどれだけ増したとしても、本体の動きに支障は無い。

『ライオン・シェア』
パワー:なし スピード:なし 射程距離:E
持続力:D 精密動作性:なし 成長性:A

『格闘』がテーマの能力。
お気に入りだが、板活動には向いていないかもしれない。
誰かジョジョ二次創作小説書くときに使っていいですよ。


本体の影から発現する、無数の黒く小さな腕の『スタンド』。
影から離れることは出来ず、単体では非力だが、集まればかなりのパワーを発揮できる。
『影に干渉する』ことが能力だが、パワーに関係なくせいぜい影を『掴む』程度しかできない。
ただし本体の影に対してのみ、引っ張ったり伸ばしたりすることで、影の向きや形を自由に変えられるらしい。
変形した影は元に戻ろうとするが、影や物体を掴んで踏ん張れば向きや形を維持できる。
スタンド名は……『ロス・ロボス』。

『ロス・ロボス』
パワー:D スピード:D 射程距離:影
持続力:C 精密動作性:C 成長性:B

『ヌーズ』とか『ウォーカー』みたいなスタンドが作りたかったが……。
なんていうか、ああいう変な? スタンドは難しい。


ヴィジョンの無い『纏うタイプ』のスタンド……纏うのは『食べたもの』だ。
スタンド名は『ダウンセット』と名づけておく。
リンゴを食べれば全身をリンゴが覆い、酒を飲めば酒で覆われる。
釘を食べれば全身を攻防一体の鎧が覆うだろう……まあ、釘なんて食べたら口や喉を怪我するだろうが。
ただし食べるときや排泄するときに怪我をするとしても、『纏っているもの』が本体を傷つけることは無い。
熱湯を飲んで喉を火傷しても、『熱湯のスーツ』で火傷はしないということだ。

『ダウンセット』
パワー:B スピード:C 射程距離:E
持続力:B 精密動作性:A 成長性:C

ふと『ヴィジョンの無い纏うタイプ』ってフレーズが浮かんだので考えてみた。
食べたもの次第で色々できそうだし、攻撃力を得ようとすると自分の口・喉が危険という制限。
割とお気に入り。


実体化した日本刀……それが『スティル・リメイン』。
通常時、その切れ味はなまくらだが、『濡れる』ことで名刀と化す。
また、濡れた状態で『スティル・リメイン』を振れば水飛沫が飛び散ることになるが……そのすべてが『スティル・リメイン』と同等の切れ味を持つ。
ただし調子に乗って飛沫を飛ばしていると、なまくらに逆戻りだ。
ちなみに『錆びる』ことはないから安心しろ。

『スティル・リメイン』
パワー:A〜E スピード:本体 射程距離:D
持続力:A 精密動作性:本体 成長性:B

濡れ加減と切れ味の変化が分かりづらいが、それ以外は文句なし。
水しぶきにも効果が及ぶってのは地味だけど気に入ってる部分。