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▼これからの会社と個人の関係
過去の日本では、従業員である個人は時間を売ることで給料をもらい、
それに対して会社は一生を保証するという関係が成り立っていた。
職場はいわば"家族"。上司がお父さん、先輩はお兄さん・・・。しかも同じ社宅に住み、
休日も揃ってゴルフに行く。会社イコール人生、過去にはそれ自体が日本の競争優位の
根底にあった。
そうした過去の名残によって、今の日本の会社は茹でガエル状態。
外部環境の変化を知らないうちに、気付いたら死んでしまうだろう。
現在の日本におけるホワイトカラーのうち4割は不要だといわれている。
しかも残りの6割の中で、付加価値のある仕事をするのは5%。
殆どが価値を生まない無駄な仕事をしている。
これからの会社と従業員の関係は、
個人は会社を「自己実現の踏み台」とし、
会社は個々人の自己実現の中で生み出された結果としての利益を受け取る
対等な関係。
そうした自己実現のステップに従う中では、
会社を辞める、転職するという選択肢も出てくる。
▼自分のゴールを持つこと
良い就職・良い人生を送るには自分自身のゴールを持たなければいけない。
経営コンサルは、経営者が30年かかってやる仕事を3ヶ月で解決するような仕事である。
知識量で勝負しようとすると、コンピュータに負けてしまう。
インサイトを出せるかどうかが勝負。
学校で教わる知識は覚えていても、この会社のどこが悪いのか、といった
問題解決方法がわからない。
商社に行きたいと思い片っ端から受けたものの、
文学部出身者はお断りという企業も多かった。
会社がなくなったときに「行く先がある人」「行く先が無い人」の両者を目の当たりにし、
会社がなくなっても生き残るスキルの必要性に気付く。
▼そしてコンサルへ
時間は有限、やることは無限。ということは、選択が必要だということ。
選択によって競争優位が決まる。
自分よりもコンサルのキャリアが長い人たちに対して勝てることは何かと考えた時に、
知識ではとても勝てない。ただ、彼らはレポートは書けるが結果が出せない。
自分には結果が出せるという自信があった。
ターンアラウンドという仕事に出会い数々の赤字会社を黒字化するなど結果を
残し続けることで、学生の時に入社を断られた大手商社にも講演に呼ばれたり、
コンサルティングを依頼されるようになる。
「入社」自体は一過性のものに過ぎない。大切なのは自分のバリューを上げること。
▼大学時代にやるべきこと
「有名企業に入る」ばかりなどが先行し、「何をやりたい」かが抜けていることが多い。
・自分の基準で優先順位をつけられるようになること。
・これまでに選択してきたこと、たとえば大学選びなどは、
偏差値など他人の価値による場合が多いのでは。他人の基準でやると失敗する。
では何をしたら良いかというと、まずは自己分析。
自分は何がしたいのか、どういう場で輝けるのか、一番のバリューが出せるのはどんなことなのか
という3つを知ること。
海外に出て自分の価値観に揺さぶりをかけるといったことも良いのでは。
その上で何がしたいのかを追い求める。
方向性が決まらなければ、全ての戦略は出てこない。