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biaslookの日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2007-08-17

[] 株価はフラクタルだ

Q: 「なぜ、円安はゆるやかに、そして円高は急速に進むのか?(404 Blog Not Found)」

への私の直感的回答


まずは、株価や経済全体の点から。


自然の全事象は無限にフラクタルに発展していくわけですが、重力という力があるために、そのフラクタル構造が時々壊れるわけです。

私は次元に関してもフラクタルに次元が増えていっていると直感しているんですが、それを論理的に説明はできません。

まあ、株価に関してもフラクタル構築と破壊がセットで起きていると思うのです。

山形浩生の『ケイザイ2.0』 第8回 MBAたちの知らないテクニカル分析

『日経サイエンス』1999年5月号に、変な論文が出ていた。あのフラクタル幾何学の祖マンデルブロが、株式市場はランダムウォークではなくフラクタルになっているのだ、と主張している。

(略)

ただしマンデルブロは、テクニカル分析の人たちみたいに、相場の将来を予測できるとはいわない。

イメージとしては、株価や経済発展は雪の結晶(雪印のマークもどき)のように信用が自己増殖していくわけです。ただし、雪の結晶は地面に垂直に立っていると考えます。信用が自己増殖していくと、どんどん雪の結晶も大きく、株価もジグザグしながら上昇します。しかし、雪の結晶が大きくなりすぎると、重力があるために、自重で根元から崩壊するのです。株価も大きくなりすぎると、重力によって崩壊するので、今日の日経平均のように急激に暴落するのです。

ただし、崩壊したとしても無になるわけではありません。残骸となって元の地面よりは高くなっており、その残骸の上から新しい結晶が発生して、新しい信用創造は過去の一部の信用を元に始まるのです。


これは素人考えですので、その辺りの詳しい研究は、地震発生や原子炉設計などの研究者が詳しいと思います。



そもそも、自然界は正規分布ではないのですが、特にクオンツ系の人々はそのような投資手法をとっている人が多い(全員がそうなのではない)ので、今回のような事態では、とんでもないことが起きるわけです。

Tori Box : Bad day

そしてこの日も統計的には5σの世界。もはや統計が意味を成さない事態となって、世界各国から悲鳴が聞こえてきそう(というか実際聞こえてきたσ(-_-;))でした。。。


市場混乱のBehind the Scenes=ブログ紹介も兼ねて(本石町日記)

「2σ」が異常とされているのに、「5σ」とはどんなに異常な世界なのだろう。



さて、株価に関しては上記のように考えれるのですが、為替はなかなか難しいんですよね。

ドル円で見るか、円ドルで見るかで、重力の働く方向が変わってくるわけです。

そこで、私としては、基準となる通貨は数十年単位で変化するというスタンスをとります。

18世紀から1915年頃(第一次世界大戦)まではポンド、1915年頃から1971年頃(ニクソンショック)まではドル、1970年頃から現在までは円を基準としてみています。コンドラチェフサイクルを元に考えると、60年位は円が強いのではないでしょうか。よって、2030年頃までは日本経済は大丈夫だと見ています。

ユーロはどうなったという意見の方もおられるでしょうが、EU各国の歳入権・歳出権が統合され、自国内の軍隊が解体されてNATOに統合されない限り、ユーロは近い将来に消滅するというのが私の考えなので無視します。

(参考文献)ユーロは存続できるか(シュプリンガーフェアラーク東京)ブレンダン ブラウン, Brendan Brown


現在は円が強く、円を基準に考えるとすると、ユーロは円という地面の上で自己増殖を繰り返していたわけです。雪の結晶が成長するように、ユーロはゆっくりと上下しながら上昇していきました。しかし、ユーロが自己増殖しすぎたので自重で崩落したのが今回の事態だったのではないでしょうか。

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