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biaslookの日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2008-10-08

[] ブラックマンデー・ブラックサーズデー後の株価推移

ハードディスクの中からサルベージ。

昔に作ったチャートです。


横の目盛(月)が上図と下図とで違います。注意。


NYダウ週足・終値(1929年)

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NYダウ週足・終値(1987年)

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(参考)ブラックマンデー・ブラックサーズデーとの比較

[] 株価は下落中:予想ハズレ

10/7予想はハズレ。

ごめんなさい。


1929年ブラックサーズデー(暗黒の木曜日)との比較で非常に似た動きをしているので、10月末まで買い出動は待ちます。

[] ブラックマンデー・ブラックサーズデーとの比較(10/7版)

近頃、NYダウの暗黒の木曜日との株価の比較チャートを求めてくる人が多いようなので、作ってみた。

確かに、1929年大恐慌の時の動きと似てなくもない

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過去にも比較していますが、その時はこの通りにはならず。

今回も偶然の一致かもしれない。

さて?


(10/10版)ブラックマンデー・ブラックサーズデーとの比較



(参考)

ブラックマンデー・ブラックサーズデー後の株価推移


株価大暴落・継続中:ブラックマンデー・ブラックサーズデーとの比較(2007/3/28)

ブラックマンデー・ブラックサーズデーとの比較。再び。(2007/8/30)

[][] 年金債務が株安とともにやってくる

PBGCの財政危機

アメリカの金融危機に直撃された金融機関の年金プラン積立不足が注目されているそうだ。金融機関5社(Lehman Brothers, Fannie Mae, Freddie Mac, Indymac Bancorp and AIG)の積立不足は、総額$400Mにのぼる。仮に5社とも年金プランを廃止する事態になれば、PBGCはその引き取りにあたり、$100Mの負担を強いられることになる見込みだ。ただし、Fannie Mae, Freddie Mac, AIGの3社は、今のところChapter 11には入っていないので、そこまでの負担を求められることはないかもしれない(「Topics2008年9月13日 GSEの離職手当」参照)。


PBGCの財政危機は、これら支払保証業務によるものだけではなく、運用そのものが打撃を受けたことから来る危機のようである。


PBGCの財政危機については、これまで何度も当websiteで紹介してきた。その対策として、今年2月に保険料の見直し(「Topics2008年2月8日 PBGC保険料改革」参照)を行うとともに、PBGCの資産運用についても見直したそうだ。


具体的には、総資産の45%までを株式等のハイリターン商品に投資できるように規制を緩和した。現時点では、債券投資が70%となっている一方で、$2.8BのCDS(簿価?)を保有しており、これが清算されると$70Mの損失が発生する。また、住宅ローン債権も資産の6%に達しており、損失が発生することは確実だ。


さらに根本的には、DBプランの凍結が進んでおり、保険料収入も枯渇していく。


PBGCは、『財政状況の悪化 ⇒ ハイリスク・ハイリターン商品への投資拡大 ⇒ 損失発生』という典型的な借金地獄に陥ってしまっている。しかも、保険料収入というフローの所得まで減らしつつある。いよいよ末期に近づいたということか。

The Pension Benefit Guaranty Corporation (PBGC) : 確定給付型企業年金の支払保証機関


そういえば、年金債務を企業会計上の負債に計上する必要があったんだ。日本は2001年から実施したのだが、当時は株安が進んでいたため、多くの企業がひいひい言いながらなんとか計上できた。

当時のアメリカは株高で確定拠出年金401Kが増えて増えて、夢はバラ色だったはず。

アメリカの年金システムを詳細には知らないが、基礎部分は確定給付なのだろうか。その場合は、最近の株安により、年金債務の増大が見込まれ、それを負債に計上する必要があるから、債務超過となる可能性がある。

さらに、私は2009年6月頃に債券暴落を予想しているので、たとえ現在のPBGCの資産の70%が債券だったとしても、資産劣化の可能性は大きい。


個人は株安で401Kがボロボロ、

企業も年金債務でバランスシートがボロボロ、

政府も企業倒産増加と運用失敗で財政がボロボロ。


今から退職するベビーブーマー世代は、まともな年金がもらえないかも。

ここ数年のアメリカの消費ブームはベビーブーマーが担ってきており、アメリカGDPの7割が消費によって成り立っている。退職者しても年金が小額なら、消費主体のアメリカ経済も回らなくなるだろう。

思ったより、アメリカの経済回復は長引くかも。



日本でも401K世代が退職する30年後には、年金運用失敗でまともな老後を過ごせない人が続出して社会問題になるだろうね。