2008-10-26
■[経済] ブラックマンデー・ブラックサーズデーとの比較(10/24版)
前回:ブラックマンデー・ブラックサーズデーとの比較(10/17版)
次回:ブラックマンデー・ブラックサーズデーとの比較(11/1版)
NYダウを1929年、1987年と比較します。
(1)始点を基準に等尺倍率で比較
(2)株価急落し出来高の大きかった2008/10/10と1929/10/29、1987/10/19を基準にして、また始点も一致するように倍率変更して比較
面白いのですが、3つの年の日付は9日違いなのですね。
チャートの右下の1932年7月のマークは、もし世界大恐慌と同じ経路をたどった場合の最安値。
ブラックサーズデー:1929/10/24。ブラックマンデー:1987/10/19。
(3)2008年
(4)1929年
(5)1987年
長期で見ると、日経平均は今月中に大底をつけるが、NYダウは数年後に大底をつけると予想しています。NYダウは10/24終値が10/10安値を下回らなかったので、10/17版に書いたTD-Sequential分析から、そのように予想できます。
日経平均は、明日の寄付きが2003年安値7603円を割れば(できれば、寄付き後に上昇して終値も7603円を下回って陽線となれば)、1970年からの長期波動は38年で完成です。新しい日本経済が始まります。
「確定拠出年金、運用変更」に書いたとおり、10/17版の比較を分析して、年金運用変更を10/20に申し込んで10/21債券売却、10/24日経225インデックス購入(約定したか不明。もしかしたら手続き上10/27約定かも)しました。確定拠出年金は申し込みから約定までタイムラグがあるので、非常に怖いです。しかし老後の生活に直結するので切実な問題です。みんなどうしてるんでしょう。
10/24(金)午後5時から午後9時までの為替・株式先物夜間取引の円高株安は冷や汗ものでした。週明けはどうなるでしょうかね。底値買いか勇み足かは、1週間以内に判明するでしょう。
(参考)
超長期チャートでアメリカを予想する(08/10/25)
日本経済は新しい時代へ(08/10/27)
■[経済] やっぱり公的資金の資本注入量は足りなかった
「公的資金の資本注入量が少ない?」と思っていたが、やはり足りないようです。
いまでている『ニューズウィーク』日本版のマイケル・ハーシュ記者が書いたすぐれた論説「世界の未来はこの男の肩に」というバーナンキについての論説(略)
引用
:後は金融機関の融資再開を待つことになるが、バーナンキに言わせれば、金融システムへの公的資金の投入がまだ足りないかもしれない。「住宅と商業用不動産を合わせれば、不動産融資の貸出残高は14兆ドル台。7000億ドルは、その5%でしかない」とバーナンキはいう。この資金でできることはせいぜい「ある程度の流動性を生み出す」くらいだという。
いまから商業債権やクレジットローンの不良債権が表に出てくるので、もっと必要ですよね。
最終的にRFCにはGDP比4.4%の資金が使用されました。これを現在の米の実質GDP1200兆円に当てはめると、約60兆円の資本注入が必要だということになります。
上記のように、私は60兆円の資本注入が必要と書きましたが、これは資本注入だけでこれだけ必要なのであり、不良債権買取はさらに60兆円必要な計算です。また、今は1930年代よりグローバルで海外資産をもっている金融機関が多いですから、海外資産の不良債権まで考えると、倍近く必要かもしれません。つまり、アメリカの金融機関だけで、資本注入で100兆円、不良債権買い取りで100兆円くらい必要でしょう。
しかし、アメリカ国民が納税したお金が、AIGの豪華慰安旅行やウォール街の今年のボーナス総額7兆円(公的資金70兆円の10%)に使われている現状では、米議会が新たな法案を通すことは難しいと思います。
■[経済] やっぱりアメリカの生損保はやばかった
昨日、「日米の年金・生命保険がヤバイ:底で売って天井で買う機関投資家」を書いてアップしたら、今日になって記事が出てきた。
米大手生命保険・損害保険会社の財務不安が急速に強まっている。大手生保メットライフは9月末までに債券投資などで170億ドルの評価損が発生。大手損保オールステートも41億ドルの評価損を抱えていることを明らかにした。格付け会社は格下げを検討。株価は1カ月前に比べて4―6割下落している。
生損保各社はリーマン・ブラザーズやワシントン・ミューチュアルなど破綻した金融機関向け債権や、米住宅金融公社の優先株への投資が多く、これが損失の一因となった。そのほかの普通株なども値下がりが激しい。







