Hatena::ブログ(Diary)

biocontrolの日記

2010-09-26

今日のいろいろ

10:18

 科研費書類書き,ヤマトシジミチョウの飼育,ミドリヒメ培養維持,OriusのMLST論文書き.

オオカマキリの卵鞘内の血縁度

10:15

Watanabe, E, T Adachi-Hagimori, K Miura, M R Maxwell, Y Ando and Y Takematsu Multiple Paternity within Field-collected Egg Cases of the Praying Mantid Tenodera aridifolia. Annals of the Entomological Society of America

は,オオカマキリの卵鞘内の子ども同士が同じ父親由来かをマイクロサテライトで解析したものである.オオカマキリが多数回交尾していることは観察されている.しかし,実際に母親が多数の父親由来の精子を利用しているかどうかはわかっていない.特に,オオカマキリの場合,交尾時の共食い(性的共食い)が観察されているため,母親の精子の利用方法は性的共食いの進化を考える上で重要となってくる.

 結果として1つの卵鞘内の子どもは複数の父親由来であるものが認められた.調査した卵鞘において,複数の父親由来で構成されている卵鞘の割合は少なく見積もっても20%以上であった.これは性的共食いの父親側の適応度を考える上で重要な示唆を与える.