勝手に応援。

動画のご紹介。
昨年秋頃の作品を今頃紹介で申し訳ないが、なんか好きなので。

まぁ、「春から新生活を始める人に、ちょっとした希望と生活のヒントを」というテーマであるなどと言い訳しておこうw


↓貧しくとも幸せなことは沢山あるよな。うん。
昔はこれに近い生活をしていたこともある。
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↓ネギとご飯があるなら、卵買って炒飯に。卵ならコンビニでも買えるので、スーパーが閉まる時間帯でも大丈夫。
200〜300円の追加投資で、約10食に渡って少し豪華に黄金炒飯。このミクさんにはぜひ試してもらいたいところ。
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最後に、このミクさんが少しでも豊かになれるよう、頼まれもしないのに勝手に応援。

天獄パラダイス 1 (まんがタイムKRコミックス)

天獄パラダイス 1 (まんがタイムKRコミックス)

そう。「やってみる」だけでいいんだよ。

なんかすごく良いエントリが上がってたのでご紹介。

「けいおん!」見たら、恥ずかしがらずに楽器触ってみればいいじゃない。 - たまごまごごはん
そう、下手でいいの!
ぶっちゃけ1分もなくていい。短くてもいい。
音を、あわせるのが、とにかく、楽しいの!

2007年末にミクさん買ってDTMに手を出し、打ち込みだとギターの音がどうにもショボいという理由だけで翌3月、齢34にしてギターに手を出し、未だ公開出来るクォリティの作品は出せていないものの、約一年余りの間弾いてきた俺はこのエントリを全面的に支持する。


楽しすぎて、出勤前、帰宅後、休日と、この一年ギターに手を伸ばさない日はなかった。
真面目に練習しない日であっても、麻婆豆腐を煮込んでいる横でMartin Backpacker(アコギね)を3コードでかき鳴らしつつ、適当にでっち上げた歌詞でネタ的に歌ったりして、それだけで充分幸せになれた。
BR-600のリズムパターンに合わせてパワーコードかきならすだけでも心が躍る。
聴衆など他に誰一人いないが、それが必要だというならば、俺自身一人いれば、それで充分だ。


けいおん!」は、俺にとってそんなタイミングで落ちてきた作品だから、観ていて楽しくないわけがない。自分のことながら、「うまい時に、ちょうどいい方向を向いていたなぁ」とすら思える。


…で、リンク先エントリのコメントに、気になるものがあったわけだ。

うちには無理や、音楽は音が苦、でしかなかったから

悲しいことに、俺にはこれも何となく理解できてしまうんだな。俺も音楽に手を伸ばすことを拒否していた時期がある。それも、相当長く。


小学生のとき、「ヤマハ音楽教室」に通ってエレクトーンを習っていた時期がある。しかし「指導を受ける」というのは「指図される」のと表裏一体であり、俺が一番嫌うことだ。「やらされてる」感覚に耐えられず、当然上達もしなかった。挙げ句、結局辞めてしまった。


また、中学1年のときの音楽担当教諭がとにかく厳しく前時代的ないけ好かないババァで、そいつの面も声も大嫌いだったので、音楽の授業は苦痛でしかなかった。


それ以後、ミク以前。
音楽は自分にとって「聴くもの」になり、楽器が出来る人は「自分には到底耐えられない過酷な指導や訓練を耐え抜いた、その方面のエリート」という認識になってしまっていたわけだ。


…あくまでも想像でものを言ってしまって申し訳ないが、コメントの人も似たような「何か」があったんだろうな。
しかしこうした理由においては、「音楽」や「楽器」は何一つ悪くないよな。音楽との最初の接点となる「人」が悪すぎただけだ。音を楽しむこと、楽器を操る幸福は、いつだって変わらずそこにあった筈なのに。


今は、俺に上達を強いる講師も、いけ好かない音楽担当教諭もいない。
俺は自分自身の需要から楽器を求め、誰の指図も受けず好きな時、好きなように練習し、手の届く範囲で心の赴くままに「音」を「楽」しんでいる。お世辞にも巧くはないが、それでも構わないと思っている。


コメントの人も、それに気づく何かに巡り会える日がくると良いな。俺にとっての「初音ミク」がそれであったように、「けいおん!」がそんな作品になることを祈ってみるのも悪くない。

例外的だったのかw

上の記事の続きみたいな感じ。

「けいおん!」見て、これから楽器を買う人に一言だけ。 - たまごまごごはん
1万円くらいの安いヤツはだめです。悪いことは言わない。やめたほうがいいです。

…すんません。
1万4千円ぐらいの、Photogenic ST-180 セットもので始めましたw


理由としては「懐があまり痛まないから練習しなくなる(意訳)」というのが上げられている。


あー…確かに動機がある程度強くないと、安いの買って結局練習しなくなる人は多いのかもしれんね。
たまたま俺はミク曲に使うという比較的明確で強い動機があったから、それで良かったってことか。ギター以外の機材への投資もあったことだし、それも含めて考えればいいのかも。結局4ヶ月半後には、追加で二本目のエレキを買っていたりしたわけだけどw

http://d.hatena.ne.jp/ryunpaq/20090407/p1
一番の理由はチューニングが合わないことだ。
解放弦を合わせるだけなら問題ないが、オクターブピッチが合わない。

確かに、購入時点では狂いまくりだったなぁ。


もっとも、オクターブチューニングが自分で出来る人なら自力改善できる範囲だったが、初めてギターを買う人が出来るわけもなく。
自力で改善方法を調べて実践というのが出来る人がそうそう多くないのは、ちょっとググればわかる程度のことを調べない人が沢山いることからも想像に難くない。


…てなわけで、以下の条件を満たす人なら、安ギターでもちゃんと練習を続けられると思うわけですよ。

  • 既にある程度音楽機材に投資している。
  • 何らかの理由でギターを弾かなければならない動機が強い。
  • 普段から知らないことを自主的に調べる癖がついていて、問題解決能力が高い。
  • 機械いじりが好き、あるいは苦にならない。
  • 既にある程度の音感がある。

…相当絞り込まれるな、こりゃw
「9割方練習しなくなる」というのも、あながち間違いではないかもしれんね。


とりあえず参考までに、下記リンクを。

トップページ - sqlegenic @ ウィキ - アットウィキ

【追記】
リンク先の id:ryunpaq さんより、追記の形で補足をいただいた。
安ギターはフレットの打ちかたが雑なので、どうがんばっても合わせられないことが少なくないとのこと。
個体差によるバラつきが大きく、当たり外れが激しいってことだわな。未経験者が買うにはリスクが大きいということらしい。


最初の一本をずっとメインで使い続けるつもりなら確かにリスクは大きいわな。俺は「良いのを買うのは弾けるようになってからでいい」てな感じで始めてしまったわけだけどw