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すべての寂しい夜のために4.0(Hibernated)

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2011-09-12

スペースインベーダー インフィニティジーンと俺とタイトーシューと〜Android版発売によせて〜 20:33

Androidネタブログに載せる予定の記事だったんだが、なんかいろいろ書いた末に「あーこれはアレ」だわと思ってこっちに載せることにした。


自分タイトーシューティングとの出逢いは、高校の頃に地元ゲーセンで…というべきなのか、それとも幼稚園の頃に地元ヨーカドーで…と言うべきなのかわからない。

幼稚園の頃ヨーカドーで遭遇したのは、異様なほど画面が横に長く、近くにいると異様な低音が響いてくるゲームだった。渦巻き模様の背景ににシーラカンス型の戦艦が、重低音を響かせながら悠然と現れるゲーム、それがタイトーシューティングとの「第一次接近遭遇」だったかもしれない。

そのゲームが「ダライアス」という名前である、と知ったのはかなり後だった。

タイトーシューティングをまともにやった、という意味であれば間違いなく高校の頃の、地元ゲーセンだろう。当時友人から「設定が面白い」と聞かされていた「レイフォース」と、同じ時期に出ていた「ダライアス外伝」(以下「ダラ外」)。

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レイフォースは前述の通り友人から面白いと聞いてプレイしたんだが、面白かった、というよりびっくりしたというのに近かった。

当時はもうプレイステーションが発売されてて、ポリゴンを使ったゲームがそれほど珍しくなくなりつつあったころではあったが、レイフォースの多重スクロールラスタスクロールを多用した「2D画像を重ね合わせることによる立体感」というのは相当インパクトがあった。今となっては力業に見えなくもないが、当時は(自宅でリッジレーサーとかやってるのにもかかわらず)スゲースゲとか思いながらやってたた。というか個人的には今でもやりようによっちゃ通用するんじゃないかと思うくらいである

設定、というか世界観も「コンピュータに乗っ取られてまるごとダイソン球に改造された母星」とか「身体を改造し機体と直結するシステム」とかSF的なモノが好きな人だとグッときてしまう 感じだったりする。サントラ設定資料付き)ももちろん買った。

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ダラ外はそれ以上にびっくりした。コインを入れてスタートすると同時に流れてくる音楽がどうしてもシューティングのそれとは思えなかったのだのだ(あまつさえコーラス入り)。恐ろしく端的に言うと「怪しい雰囲気」に近い。フェードイン・フェードアウトラスタスクロールを多用した演出もどことなく幻惑的で、初回のプレイで恐らく人生の中で五本の指に入るくらいのショックを受けてしまった。

ダラ外ももちろんサントラを買った。サントラで聴くダラ外のVGMはもちろん怪しいくらいにすばらしかったが、ライナーノーツ臨床心理学特にユング派の用語で語られるダラ外のコンセプト)もまた衝撃的だったのだ。

自分が(一応だけれど)心理学方面の学べる大学に進もうと思ったのは、半分はダラ外の影響といっても差し支えない。

自分は週に二回くらい、この二つをやりに北見市内の「まるしょう」という寂れたデパートゲーセンに通っていた。食料品店花屋があってそこそこ人が入る一階を抜け、テナントが全く入っていない二階を抜けて現れる、少し時代に取り残された感のあるゲーセン。端っこにはボタンが一部きかなくなった「アフターバーナーII」の筐体やタイトーの二画面筐体(多分過去には「ダライアスII」あたりが入っていたかもしれない)。たしか壁には「出たな!ツインビー」のポスターも貼ってあったように思う。イスに座ったときに画面がちゃんと自分の真っ正面に来るような今風の筐体は一部だけで、大半が古めかしさを感じるテーブル型の筐体だった。筐体はテーブル型でも、入ってるゲームは全部が古いわけでもなかった。レイフォースも、そのゲーセンの中では割と古くはなかったはずだ。ダラ外もテーブル型の筐体で、あまつさえ外付けのステレオスピーカーをおごられていた。

そのゲーセンでの体験が自分にとってのシューティングの原点、というと少し大袈裟かも知れないが、自分の心の中で大切な部分を占めているのは間違いない。決してうまくはならなかった(だったらインフィニティジーンで何度も死なない!)けれど、ただひたすら楽しかった。1プレイ50円ゲーセンだったが、プレイレイフォースダラ外とで一回ずつ(たまに二回ずつ)と決めてプレイしていたが、中学までファミコンやらスーファミやらしかやったことのない自分にとって、プレイごとに金を払うゲーセンでのプレイというのはやはりしぜんと緊張感が出た。

そのゲーセンが突然に閉店してしまうまで、週二回ゲーセンで遊ぶ生活は続いた。

いつものようにレイフォースダラ外で遊ぼうとまるしょうデパート階段を上っても一向にゲーセンのあの賑わいが聞こえなかったこと、そしてシャッター張り紙に閉店の文字を見つけたときの、心に穴がぽっかりと空いて、そこから乾いたつめたい風が吹き込んできたような虚しさは今でも忘れられない。

その後も他のゲーセン(ええ、北見の今は亡き「ヒートアップ」はよく行きましたとも!)に通いつつ、うまくないながらもシューティングはちょこちょことやってたり、レイフォースダラ外やりたさにセガサターンを買ってしまったりもした

それで一度タイトーシューにハマってしまうと他のもやってみたくなるもので、ちょうど「メタルブラック」という過去の作品がセガサターン移植されると聞いて、思わず買ってしまった。

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なんじゃこりゃ! と思った。ダラ外と並ぶ、もしくはそれ以上の衝撃だった。最初ステージなのにどうしようもない荒涼感と寂寥感、ボスとのエネルギーのぶつけ合い(というよりはつばぜり合いに近いか?)、そして倒した時のケレン味のある、かつ幻惑的なエフェクト。そして2面の月、というかボス

シューティングゲームを積極的にやってたのは高校を出てちょっとくらいまでで、その後はゲーム自体あまりやらなくなったけれど、恐らくこの時期が一番幸せだったんじゃないかと思う。


それから10年以上は経ったある日、自分がとんでもないゲームを見つけた。一応「スペースインベーダー」の名前はついているが、どう見ても選択できる自機の中にX-LAY(レイフォースの自機)があったり、画面上にニューロン(NEWALONE)としか思えない物体が浮いていたり。

あるサイトでそのスクリーンショットを見て、コレはやらねば!と思った。そのゲームの名は「スペースインベーダー インフィニティジーン」。

(追記するかもしれんがとりあえずここまで。)

2011年09月11日のツイート 06:05