連続テロで32人死亡=クリスマス、教会狙う―ナイジェリア

 【マダラ(ナイジェリア)AFP=時事】ナイジェリア各地で25日、クリスマスを狙ったとみられる爆破テロが相次ぎ、治安当局などによると少なくとも32人が死亡した。うち1人は自爆テロ犯という。首都アブジャ郊外でのテロについて、イスラム過激派「ボコ・ハラム(西欧式教育は罪)」が犯行を認めた。
 アブジャ郊外マダラの教会ではクリスマスを迎えた25日午前、大きな爆発があり、教会関係者によると、少なくとも27人が死亡した。
 その後、中部ジョス郊外の教会近くでも爆発があり、当局によると警官1人が死亡した。さらに北東部ダマトゥルなどでも24日夜から3件の爆破事件が相次ぎ、クリスマスを狙ったとみられるテロは5件連続した。