Puppy Linux でarduino IDEを使う
Arduino IDEをWarry-511-01jで使えるようにしてみた。最初は4.3.1で試みたのだがうまくいかなかった。基本的にはここに書いてあるとおり。
- JREの入手
http://puppylinux.org/wikka/javaruntimeenvironment
からjre-1.6.0.24-20110216.sfsを入手する。適切な場所に移動して、メインメニュー→セットアップ→SFS-Load on the flyでマウントする。
- 必要なパッケージの入手
http://packages.ubuntu.com/
から以下のファイルを入手する。検索条件でLucidを指定した上で"avr-libc"などバージョン名を省いて検索するとよい。
avr-libc_1.6.7-1ubuntu2_all.deb
binutils_2.20.1-3ubuntu7.1_i386.deb
binutils-avr_2.20-2_i386.deb
gcc-avr_4.3.4-1_i386.deb
libgmp3c2_4.3.2+dfsg-1ubuntu1_i386.deb
libmpfr1ldbl_2.4.2-3ubuntu1_i386.deb
ダウンロードが終わったらダブルクリックしてインストールする。先ほどのpuppyフォーラムにファイルの詰め合わせがあるが動作しない。
- arduino IDEの入手
http://arduino.cc/en/Main/Software
からLinux 32bit用を入手する。好きな場所に解凍する。
- JAVAの設定
このままでも動作するが、日本語が文字化けする。特にファイル関連のダイアログボックスが文字化けするのは面倒だ。
http://d.hatena.ne.jp/Syo-Takasaki/20070225/1172695308
を参考にしてフォントのシンボリックリンクを作る。
# cd /opt/jre-1.6.0.24/lib/fonts
# mkdir fallback
# cd fallback
# ln -s /usr/share/fonts/default/TTF/M+1P+IPAG.ttf
- 不具合
ドロップダウンメニューで階層になっているところ、例えばファイル→sketchbookなどが表示されないことがある。隣のメニューを表示させて戻るときちんと表示される。
- 動作確認
サンプルコードからblinkなどをベリファイしてarduinoに送信する。ボードの種類とcomポートの設定をお忘れなく。
- その他
適当な場所にシェルスクリプトを書いてデスクトップにコピーする。アイコンはgoogle画像検索で見つかる。
作業台マシンとして、Thinkpad X22 (モバイルPentiumIII-M 733MHz 640MB)で運用している。Google-chromeも動くから十分実用になる。以前はUbuntu 10.04を使っていたが、puppyのほうがはるかに軽い。