Hatena::ブログ(Diary)

bingo_nakanishiの他言語出身者のためのPerl入門

2009-05-23

第98回 これだけは押さえておきたいエクセルの知識  後編

11:46 | 第98回 これだけは押さえておきたいエクセルの知識  後編を含むブックマーク

前編はご好評いただいたようで、皆様ありがとうございました。

後編に参りたいと思います。



その12. F2

セルの上でおもむろにF2を押すと、マウスでクリックすることなく入力モードになります。

f:id:bingo_nakanishi_perl:20090523164059j:image



なお、これはExcelとは関係なくファイルやフォルダの名前を変えるときにも使えます。

f:id:bingo_nakanishi_perl:20090523113644j:image

これでもう右クリックしてからファイル名を変える必要はなくなります。



その13. 移動

Excelでは矢印キーでも移動できますが、矢印キーを使わずとも移動はできます。

viとの比較表を載せます。

viExcel
ltab
hShift + tab
jEnter
kShift + Enter
次の検索検索後 n検索後 Shift + F4
ジャンプ:行番号F5後 ジャンプ先のセルを入力しEnter
大きく移動ワード分移動 wデータが入ってるところまで移動 Ctr + 矢印キー

覚え方

tabで右

Shiftキー同時だと左


Enterで下

Shiftキー同時だと上


このように Shiftキーと同時だと反転した動きになる。


ちなみに、アプリケーションを切り替える alt + tab であるが、

alt + Shift + tab とシフトを加えると切り替える方向が逆になる。



その14. VLOOKUP関数

VLOOKUP関数を使えば、別の表を参照して、データを取り出せる。


f:id:bingo_nakanishi_perl:20090523105435j:image

左上の表は、右下の表からデータを参照して表示してある。

左上の表は黄色く示したA2:A7の部分しか普通に入力していない。

B2:B7, C2:C7の部分は、右の表を参照しているのである。

B2には、

=VLOOKUP($A2,$E$8:$G$13,2,FALSE)

C2には、

=VLOOKUP($A2,$E$8:$G$13,3,FALSE)

が入っており、それぞれ縦方向にフィルで伸ばせば完成する。

参照先(右下)のテーブルは絶対参照で示しておくのがミソである。


VLOOKUPの書式をおおざっぱに説明すると、

VLOOKUP(検索内容,
        参照先(検索先)テーブル,
        検索内容が見つかったところから欲しいデータは何番目か,
        完全一致させないか)

こんな感じの意味合いである。



その15. VLOOKUPで突き合わせ

「ん〜 このデータは、むこうのデータにあるのだろうか......?」

といったときは、VLOOKUP関数で調べることができる。


f:id:bingo_nakanishi_perl:20090523110810j:image

このように、B2:B7のデータで、E2:E4にあるものは「○」、E2:E4にないものは「#N/A」を表示できる。

応用はあなた次第。


VLOOKUP関数は、むずかしいんだけど、

この突き合わせをやりたいがために、覚えなければならない。



その16. 削除

vidd で1行削除できるのに、エクセルにはないのかしら....


ありました。対応表はこちら

viExcel
1行削除ddCtr + - Enter後 R Enter


その17.  行数を数える

Linuxだとwcコマンド使えば数えれるのに... Excelだったらどうすればいいんだ.....


「counta関数 と countblank関数 を使うんだ!」

f:id:bingo_nakanishi_perl:20090523112135j:image


COUNTA関数は、空白以外のすべて

COUNTBLANK関数は、空白

を数えるので、このコンボにしないと、行数をかぞえられない。



その18.  条件に合致するデータの数を数える

Linuxだとgrepを使えば、該当するデータが入っているところがわかって数えられるのに、

Excelで似たようなことできないのかしら。


「COUNTIF関数を使うんだ!」


f:id:bingo_nakanishi_perl:20090523112550j:image

ほら、この通り。



その19. Ctrl + マウスのホイール、グルグル

Ctrlを押しながら、マウスのホイールをグルグルまわすことで、

「拡大・縮小」ができる。


「拡大」

f:id:bingo_nakanishi_perl:20090523121356j:image


「縮小」

f:id:bingo_nakanishi_perl:20090523121355j:image



縮小はデータ数が多いときの移動もしくは選択に便利。



その20. セルの挙動に慣れる

まず普通に文字を打ったときはこんな感じ。

隣のセルにはみ出て表示される。

f:id:bingo_nakanishi_perl:20090523123300j:image


この状態で隣のセルに入力すると、

f:id:bingo_nakanishi_perl:20090523123502j:image

はみ出た部分が見えなくなってしまう。


「セルの書式設定」から「配置」タブの「折り返して全体に表示する」にチェックを入れると


f:id:bingo_nakanishi_perl:20090523124138j:image




f:id:bingo_nakanishi_perl:20090523124013j:image

このように、折り返されて表示されるわけですが、

個人的には、この機能は使わず

うまく alt + Enter のセル内改行 と はみだし

を使って編集していったほうが使いやすい場合が多いと思っています。



スーパーお勧め書籍(参考資料)

とてつもなくお勧めの書籍を載せます。

嫉妬されるほど エクセルが上手くなる222の技

嫉妬されるほど エクセルが上手くなる222の技

登場人物3人のやりとりを通してエクセルの技を楽しく学べます。


いますぐ役立つ機能!!!

ああ、あれこうやってたのかぁーー!!!

うお! すげー! 今すぐ試してぇ!!!!

が満載です。

さすがに、この本を、エクセルを触るのがまったく初めてという方が読んでもきびしいかもしれませんが、実務で使うのなら知っておきたい知識です。


前編・後編で紹介してきたものの中には、

この本に書かれている内容に、私なりの解釈・説明を加えたものが何点かありますが、この本でより詳細なことが学べると思います。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/bingo_nakanishi_perl/20090523/1243046812