3閣僚へ自著送付

 長々〜とつづいてきた自民党政権が倒れ、民主党政権が誕生して半月ほど経った。新政権をどう評価するかはまだ早いけれど、選挙で一票を投じた有権者の期待にどう答えてくれるか、その試金石がいくつも課題として立ちはだかっている。沖縄問題、対アジア諸国問題、子ども手当てに象徴される福祉問題、郵政民営化の検証などなど、いずれも各閣僚たちが国民の監視のもと、いかに成果をあげるか腐心している様子が日々の報道に垣間見える

 結果を出せるか出せないかが問われているけれど、まじめに献身的に仕事をしているという姿勢さえ示せば、多少不完全でもそれなりに評価を与えてしかるべきだろうと思う。すくなくとも前政権以前のような、結果を出さないばかりか国民を裏切りまくった負の実績、その尻拭いからはじめざるをえないハンデを理解してあげるべきだし、自民党に政権を与えつづけ、民主国家には稀有ともいうべき長期的な悪政を敷かせたのは、ほかならぬ私たち有権者なのだから、自戒をこめ、長い目でみてやる寛容さくらいは、持ってあげてもいいだろう。

 さて、自著を出版して2年半経つけれど、さっぱり売れていない。版元に問い合わせたら在庫そのままホコリかぶっているらしい笑。いやそんなことはわかりきっている。ときの関係閣僚に送ろう送ろうと思いつつ、これまでまったく送っていない。手紙も書いたのだけれど、どのタイミングで送るべきか図りかね、結局放置してしまった。だってコロコロ変わるんだもん。

 んでもこのほどの政権交代で、まあ民主はじめとする連立政権船団ではあるからいつほころびが生じて座礁ないし沈没するかなという不安もあるけれど、いまのところ支持率は高いし、来年の参院選、すくなくとも半年はこの閣僚の顔ぶれで航海できるだろうと見た。

 ではこのタイミングで、いっちょ送付してみることにした。うちらの活動に差し障りないように気をつけて。

 国交大臣、農水大臣、環境大臣にそれぞれ、きょう、送りました。気がかりだった仕事をやっとやり遂げた。いや大したことじゃないんだけどね。