決算おわた
決算の仕事がほぼ終わって、ほっとしている。毎年この時期は毎日がヤキモキ。5月は正業が比較的ゆとりがあるからまだよいが。
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新緑も落ち着いて、山野をあるくと小鳥の声があちこちから。オオルリ・センダイムシクイ・キセキレイが鳴いていた。
ヌマエビ(スジエビ)をメダカの水槽に入れようと、こないだ、湯沢の某ため池へ採りにいった。昨年秋に水抜きをして池が干されていたため、おそらくいないだろうと思っていた。
行ってみるとどこかの男性が沼を見つめていた。この池で二尺を超える野鯉を釣りあげたことがあるが、水が少ないのはどういうわけか。それより周辺の道路がこんなに整備されたのはなぜか、と私に聞いてきた。
昨秋の事情を話した。池の水がすべて抜かれたことも。
驚いていた。いい釣り場だったのにと残念そうであった。
ほとりに降りてみたが、魚どころかエビすら気配なし。水を抜いて魚を回収まではしても、工事がおわって水を張る段階には放流するんじゃないでしょうかと言ったものの、実際はどうだろう。
だといいんですが…。この部落ではお祭りのときに、この沼で獲れた鯉を神社に奉納する習慣があるんですがねえ、とも言っていた。
沼にエビは見当たらなかったが、下流の沢にならいた。おそらく水抜きのときに排水管から流されたものの残りだろう。大半はそのまま下流へ流されていったわけだ。
10匹ほどすくい、3匹を持ち帰ることにして、のこり7匹を沼へ戻す。個体が殖える元本としては少なすぎるだろうが。
沼の上より水草(ハリイかマツバイ)を引っこ抜き、それも水槽に入れよう。
はー、温泉行きたい。