「Xmarksのサービスが継続されるかも?」について思うこと
Xmarksに依存していた
もう長い間、Xmarksというwebサービスを利用してきました。長い間というのは言い過ぎかもしれません。具体的には1年ぐらいです。しかし、感覚的にはもっと永く感じます。それほどこのサービスに依存していたのです。
Xmarksとは
Xmarksというのは、web経由で、複数PCでブックマークを同期するサービスです。ブラウザの種類が異なっても同期することができます。また、iPhoneにも「Xmarks for iPhone」という専用の有料アプリがあります。
もう使っていない
主に私はPCのブックマークをiPhoneで使う用途でXmarksを利用していました。
私は「利用していました」と、過去形で書きました。このブログにもたくさん書いているのですが、私はもう使っていないのです。
Xmarksサービス終了のアナウンス
2010年9月28日、Xmarksは2011年1月10日をもってサービスを終了すると発表しました。資金の問題だということでした。
twitter上では、サービス終了や代替サービスを探すツィートが流れました。
代替サービス探し
私も代替サービスを探し、試行錯誤の末、現在はDeliciousを使っています。Xmarksからは完全に脱却しているのです。
サービス継続?
10月26日、私はある記事を確認しました。それはXmarksがサービス終了をアナウンスしたあと、複数の企業から、Xmarksを買収してサービスを継続しようというオファーがあったというものでした。
実際にサービスが継続されるのかどうか、正式な発表があるまではわかりません。
Deliciousとの違い
私は今はDeliciousを使っています。Deliciosは、Xmarksというより、はてなブックマークに近いように感じますが、Chromeからは通常のブックマークとほとんど同じような使い方のできるエクステンションがありますし、対応したiPhoneアプリも見つけました。
Xmarksを使っていた頃は気付きませんでしたが、今となってはDeliciousとの間に重要な、そして大きな違いがあったことに気付きました。
運営母体
それは運営母体です。Deliciousはyahoo.comが運営しています。
yahoo.comなら、ブックマーク共有サービスで利益が出なくても、経済的にサービス継続が不可能になることはないでしょう。またyahoo.comが経済的に困窮しない限り、利益が出なくてもサービスを終了することはないでしょう。
依存してしまうサービスには、安心が必要なのです。
Xmarksの買収先について
Xmarksには、十分に利益のでている他の事業をもった大手企業に買収されて欲しいと思います。
すでにXmarksを脱却した私は、Xmarksのサービスがいまのままなら、わざわざもう一度Xmarksに乗り換えようとは思いません。
しかしいつか、さらに魅力的なサービスとなった場合には、Xmarksに乗り換えるかもしれません。