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りぼふらびん

 

2009-10-19

[] ボリュームライセンスWindows7導入してみた


もくじ



ことの経緯

Windows7を手持ちの3台のPCに導入することにした。

はじめはメモリでも買ってDSP版を手に入れようかと思っていたのだが、こんな記事を見つけた。

PC Watch】 意外に安い? ボリュームライセンスWindows 7を導入する
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/20090911_314639.html

ホッテントリになってたし、知ってる人も多いと思うが、読んでもよくわからんw

DSP版もBusinessで2万以下くらい(?)になるだろうし、悪くはないのだけれど、ライセンスキーの管理は面倒だし、ボリュームライセンスというものの仕組みにも興味があるので一度試してみることにした。


ライセンスを選ぶ


まず、契約規模によって以下の4種類から購入形態を選ぶ。個人には選択の余地はないが、用語が多く混乱するので列挙しておく。

ライセンスの種類
  • 「Open License」

PCが250台以下のライセンス契約。さらに3種類に分かれる

    • Open Business License
    • Open Academic License
    • Open Volume License
  • 「Open Value」

PCが250台以下のライセンス契約。最近できたらしく、ちょっとややこしい。

  • 「Select」

250台以上。個人の場合は無関係

  • 「Enterprise Agreement」

全社契約。個人の場合は無関係


Windows(R) 7 の法人向けライセンス提供を開始
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3748

個人で契約する場合、検討しなければならないのは Open Business License と Open Value の2つ。これらの違いは

ボリュームライセンスを知るとマイクロソフト製品が安くなる?・第二回
http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/special/2007/01/23/9131.html

を読めばだいたい雰囲気はわかる。

で、結局のところどっちが安いのか?となるとケースバイケースとなるようだ。これは実際に見積もりをだして調べることにした。

 Software Assurance(SA)とSA特典

さらにボリュームライセンスはLicense(L)とSoftware Assurance(SA)という2つの契約を組み合わせることができ、それぞれ意味合いが異なる。

説明としてはインプレスの記事がわかりやすい。

ボリュームライセンスを知るとマイクロソフト製品が安くなる?・第一回
http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/special/2007/01/22/9127.html


マイクロソフトボリュームライセンスを知る上で、知ってもらいたいのが、ライセンス(L)とソフトウェアアシュアランス(以下、SA)という考え方だ。

 ライセンスというのは、マイクロソフトのパッケージを購入するようなものだ。つまり、Vistaライセンスを購入すれば、VistaというOSに関しての使用権(無期限)を購入することができる。

 一方SAは、イメージとしてはソフトウェア保守プログラムに近いもの。店頭などで販売されているパッケージ版とは違う権利で、ボリュームライセンスでのみ扱われている。ライセンス(L)とSAをセットにしたL&SAという形態でも販売されており、ユーザーはこれを購入すると、技術サポート、 TechNetへのアクセスデスクトップ導入計画サービス、年中無休の技術サポートなど、企業におけるPCやサーバーの導入に関するさまざまなサービスをうけることができる(特典はライセンスプログラムごとに異なる)。

 このSAの最大のメリットは、なんといっても、アップグレードに関する権利だ。SAには、契約期間中(2年、もしくは3年)にリリースされる新しい製品へのバージョンアップを行える権利が付属している。つまり、Windows XPのSAを1年前に購入していれば、Windows Vistaへのアップグレードが自動的に保証されることになる。

*強調は筆者

ようするにライセンス(L)は『ソフトウェアインストールする権利』、『SoftwareAssurance(SA)は次の新バージョンにアップグレードする権利+特典』と理解して良さそうだ。

アップグレード権については、数年以内に新しいWindowsが出る可能性は低いだろうし、はっきり言って不要。

個人ボリュームライセンスにおいて、SAのメリットはアップグレード権などではなく、Enterpriseというパッケージ版のUltimateにあたるエディションが使えること、もう一つはボリュームライセンスにはアップグレード版しか存在しない」問題を回避できることにある。


ボリュームライセンスにおけるアップグレードの意味

ボリュームライセンスでは基本的にはアップグレード版しか存在しないが、ボリュームライセンスアップグレードは対象となるOSが多く、対象となるOSは多岐にわたる。

だがアップグレードは、「元のOS(たとえばWin98)を使えなくして、そのPCにインストール」する権利のため、アップグレード元のOS(Win98)が動作するPCにしかインストールできない。

だが、ここでSAを契約していると、アップグレード元のOS(Win98)を積んだPCとは別のPCにインストールできる権利が得られる。

自作ユーザーなら古いOSくらい、何個か家に転がっているだろうから、つまりこれは通常版とかわらない。

というわけで今回は3台のPCに対して次のライセンスを適用することにした。

L+SA

L+SA

L(or L+SA)

ノートPCについてはSAはなくていいのだが、ライセンスの種類によってSAがはじめからセットになっているものもあるので、そのあたりは適当に安くつく方を選ぶことにする。


 実際に見積もりを出してみた

ライセンスは実際には使用者とマイクロソフトとの直接契約なのだが、手続きは代理店を経由する。

今回はLicenseOnlineを使って見積もりを出してみた。

ユーザー登録するといくらか割引された価格が表示される。ライセンスの種類別に試した結果を以下に示す。

比較のためにパッケージ版Winodws Vista見積もりも載せた。

なお、パッケージ版のUltimateにあたるEnterpriseはSA特典の一つで、SAを契約した場合にしか選べないことになっている。

    • Open Business License

f:id:bioweb:20091019185203p:image

Enterprise L+SA \30,222(1ライセンスあたり)

Professional L \17,565(1ライセンスあたり)

    • Open Value

f:id:bioweb:20091019192904p:image

Enterprise L+SA \42,300(1ライセンスあたり)

Professional L+SA \21,400(1ライセンスあたり)

    • パッケージ版(参考 Winodws Vista Business)

f:id:bioweb:20091019185206p:image

Business \33,870

    • Open Academic License(おまけ)

f:id:bioweb:20091019185204p:image

Professional L \8,149(1ライセンスあたり)

Enterprise L+SA \12,866(1ライセンスあたり)

まとめ

先ほどの組み合わせで計算すると、

Open Business Licenseでは

L+SA ×2 と L×1 で 30 222 * 2 + 17 565 = ¥78 009

Open Valueでは

L+SA ×3 で 33 870 * 3 = ¥101 610

となった。

・・・すごく・・・高いです・・・。

さすがにこれはDSP版を買った方がいいだろ。っていうかアカデミック安すぎワロタ





参考Web

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