biscoの地雷備忘録 このページをアンテナに追加 RSSフィード


ボードゲームの感想を綴るメモ。もしくは。
余談、推測、ムダ知識と飽くなき物欲を存分に迸らせながら、
何気ない構造に潜むオモシロをヒネた世界の見方で突付き回す、あるコレクターの備忘録。
全てのキッカケはボケ防止。脳力の衰えを感じる今日この頃。
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2004-08-31 むなぐるしいのだよ。

[]げんなりプレイヤーズ−2 げんなりプレイヤーズ−2を含むブックマーク

”「月間最優秀社員(Employee of the Month)」”

Dancing Eggplant Gamesの新作。A.R.MoonとA.Weissblumの最後のコンビ作(?)。上司や同僚に媚びながら点数稼ぎをして月間最優秀社員の座を目指すゲーム。毎ラウンド得点カードとマイナス(になるかもしれない)カードがオープンされるので、それらをセットで競る。基本的に自分の競り資源のようなものはなくて、場にオープンされた昇順に並んだカードを一人ずつ選んでいき、最も大きいカードを選んでビッドしたプレイヤーが、ビッドしたカードと競りの対象のカードを共に受け取る。競りに使用したビッドカードには上司に媚びるカードと同僚に媚びるカードがあって、それぞれ蓄積されていくので、媚びすぎるとどちらかに嫌われたりする。最後の決算時に上司or同僚に最も嫌われていると受け取っていたマイナスカードが自分の得点から一気に引かれてしまうので、媚びすぎないようにうまく立ち回って得点を集めていくという流れ。

競り資源は場のカードに依存するので、ある程度の相場が見えやすく、競りゲームでたまに起きる「ゲームを壊してしまったビッド」が起きにくいです。ある程度カウンティングしながら、上司同僚どちらにも良い顔をしてマイナスを集めないように堪えて打ちまわす楽しさ。途中で崩れてとにかく得点を集め回るように方針転換する人が出たりするのもオモシロ。遊んでみるとその洗練されたシンプルさに愕然とさせられます。新時代の「ハイソサエティ」って感じ。さっくりしたプレイ感で遊びやすいのでなにかと活躍しそうな予感。マイナーながらも、買ってみて良かったイカスゲーム。もっと大きなメーカーから発売していれば注目もされたでしょうに。でもこのメーカーだからこそ、この内容が通ったのかもと思ったり。

”「ミニスター(Minister)」” ”「ミニスター(Minister)」”を含むブックマーク

TMが98年にリメイク発売したRudi Hoffmanのダイスゲーム。モトをたどると30年は遡れます。政治家をウロウロさせながらメディアに出演させて内閣に自分の息がかかった閣僚を送り込んで、首相の座を狙う。政治家がウロウロする盤面はいくつかのエリアに分かれていて、次のエリアに進むためには境界線に描かれたサイコロの目を出す必要がある。で、進むうちにメディアに出演できるエリアがあって、サイコロの出目次第で閣僚を送り込める。追い出したり出されたりを繰り返しながらゲーム終了時に首相の座に座っているプレイヤーが勝利。

んー、っていうか、地雷。とにかく精神状態によって楽しめる楽しめないがハッキリ分かれそう。軽く楽しむタイプのゲームなので戦略とかなんとかを求めるのが筋違い。大賞にノミネートされていたので期待していただけにちょっとガッカリきました。たしかに大賞には子供向けなライトなゲームがノミネートされますしね。まさにそれにあたっちゃったって感じ。内閣のせめぎ合いが猛烈に大味なのが、個人的にはどうにも馴染めません。ダイスゲームなんだからと言ってしまうとそれまでなのですが、もう少しなんとかならなかったかなあと。とても時代を感じさせられた一品。