biscoの地雷備忘録 このページをアンテナに追加 RSSフィード


ボードゲームの感想を綴るメモ。もしくは。
余談、推測、ムダ知識と飽くなき物欲を存分に迸らせながら、
何気ない構造に潜むオモシロをヒネた世界の見方で突付き回す、あるコレクターの備忘録。
全てのキッカケはボケ防止。脳力の衰えを感じる今日この頃。
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2004-09-30 明日は映画の日ですね。

[][]明日はどっちだ。 明日はどっちだ。を含むブックマーク

出掛けついでに、また新たなゲームを獲得(購入)。

「ぐらじぇらんす」と「ずっこけカエル」の2点。共に国内流通のゲームです。


"「ぐらじぇらんす」"

某国内企業が作っちゃったバランスゲーム。ちなみにあまりにマイナー過ぎて、googleでさえ1件もヒットしません。コンポーネントは結構しっかりしていて、厚さ1cmくらいある手のひらサイズの木製ディスクが20枚とダイス1個。これをあるルールに従って積み重ねていって崩した人が負けという、実に明快なバランスゲームです。ちなみにディスクはMDF製らしく、結構重量感あります。

ディスクには1箇所、小さな穴が開いています。他に1から6までの、丸に囲まれた数字が、各ディスクごとにランダムな位置に描かれています。手番にはダイスを振って、ディスクを1枚手に取り、既に置かれているディスクに重ねます。その際、ダイスで振った数字と同じ数字が穴から見えるように配置しないといけません。数字はディスクの中心にあるわけではないので、積み重ねるほどに自然とずれていきます。が、穴から数字が見えさえすればいいので、あえて軸をさらに大きくずらして配置したりすることが可能になっています。後手番を苦しめる一手を狙えるということです。

このゲームは全員が保守的な配置をすると、かなりゲンナリすることが予想されます。ただ、攻撃的なプレイヤーが揃うとかなりダイナミックなゲームになりそうです。さきほど試しにソロプレイをしたのですが、かなりワイルドな置き方が可能です。ディスクの重量感が幸いして、見るからにずれていてもやり方次第ではゲームを継続することが出来ます。苦しめあいと手先の器用さ、そしてダイス運と、わりにやってくれるバランスゲームではないかと思います。

ちなみにこのゲーム。色々とゲームとは関係のない小技が効いています。まず対象人数は「2人〜6人が大変おもしろい」という曖昧さ。そして対象年齢は「3才〜150才ぐらいまで」とかなり大胆です。極めつけはタイトル。「ぐらじぇらんす」って、何語?と思い、販売元に問い合わせてみたのですが、実にイカス回答でした。せっかくなので、話し言葉のまま紹介させていただきます。

「発売当時、バランスゲームが流行してましてね。各社から、グラグラゲームとか、ジェンガとか、アンバランスとか、色々出てたんですよ。それに、・・・・ね、あやかろうと思いまして。ちょっとずつ、こう、ね。特に意味があるわけでも、何語ってわけでもないんですよ。ハハハハハ。」

・・・・・・国内企業もやるじゃないか。

”「ずっこけカエル(Frog Tennis)」” ”「ずっこけカエル(Frog Tennis)」”を含むブックマーク

MBのすごいゲーム。なにがすごいって、このカエル、叫びます。

「ずっこけカエル」は簡単に説明すると2人用のゲームで、向かい合うように座って、カエルをラケットで打ち合うゲームです。これだけ聞くと一部のカエル好きの方を除いて、あまり興味をひかない感じなので、もう少し細部を説明してみます。

まずはタイトル先のリンクにある画像を見てもらったほうが判りやすかもしれないですね。

カエルは中央に置かれたマシン(そんなにハイテクでもない)から伸びるスティックに繋がれています。カエルが自陣の池にに着地してしまうと1点とられてしまうので、それを付属のラケットマシーン(アナログの極み)で打ち合うのです。が、打ち合う速度、状況によって音声がでるようになっていて、これが猛然と面白い。カエルが「ボヨヨーン」と跳ねる音や、池に落ちてしまう音「ボチャーン」なんかもありますし、打ち返す速度によって音も違ってきたりします。あげくカエルは滞空時間が長いと喜んで「ウォーホホーイイ」と盛大に叫びます。かなりイカレタ喜びっぷりにバカウケです。

で、次にゲーム的な面白さを生み出す細部を説明させてください。まずカエルはマシンに繋がれているため、完全にフリーで動くことはありません。が、予想を裏切るくらい自由自在に跳び回ります。左右の振れ幅も十分に確保されていますし、打ち返しの速度もかなり加速します。それこそ、壊れるかもと思うくらいの速度を出すことが可能です。

また、繋がれているからこその、「左右にある見えない壁の存在」がゲームに面白さを与えています。慣れてくると壁当てを活かしたテクニカルなショットが打てるようになり攻防に幅が出ます。しかもカエルはスティックを中心にグルグル回るようになっているので、うまくすると「カエルがすごい速度で回転しながら、左右の壁にガンガン反射しつつ突撃してくる」ミラクルショットも打てます。

他にも、ラケットはルールでテーブルに底面を常に触れるように動かすとの決まりがあるのですが、この不自由さがまた良いです。カエルをラケットで迎えにいくことが出来ないので、的確な着地点の判断が必要になります。これは機械の構造上仕方がない為のルールなのですが、逆に面白さを高める要因の一つになってかと思います。

カエルらしさを出す動きの再現も独特で、気持ち悪いくらいにしなやかな動きを披露してくれます。

さて、この系統のゲーム(電源アリ)として思い出されるのが、名作「クルクルケッコー」ですが、この「ずっこけカエル」は間違いなくその正常進化だと思います。構造もそうですが、特にゲーム性が非常に近いものがあります。リメイクというと差し支えあるかもしれないですが、巷には元のゲームが何かわからないようなリメイクも少なくないですし、「ほぼリメイク」ということで如何でしょうか。おもちゃの中でもキワモノなので手も出難いですが、変な2人用ボードゲームを買うくらいなら、迷いなくこちらを買うべきです。間違いなく楽しめますし、なにより、3年後には「クルクルケッコー」と同じ扱いになりますから。

soba8soba8 2004/10/01 14:43 まさしく、クルクルケッコーの魂を受け継いでますねー。
これも入手して動画で紹介したい…

bis_cobis_co 2004/10/01 20:37 実際にプレイするとあまりの賑やかさに愕然とするはずなので、是非とも動画で紹介してあげてください。きっと、ずっこけ旋風が巻き起こるはずです。

houreihourei 2004/10/02 00:10 はじめまして。こんなところに書くのも何ですが、リンクさせていただきましたのでご報告に。
名前だけ聞いたことのあるゲーム、名前すら聞いたことのないゲームがあって勉強になります。国産ゲームは特に、情報がウェブになかなか上がってこないので貴重な情報源です。これからもよろしくお願いします。

bis_cobis_co 2004/10/02 07:40 こちらこそはじめまして。こんな私のしがない雑記にリンクいただいて、なんとも光栄です。微妙なゲームの話題も少なくないですが、また見に来てやってください。よろしくお願いします。

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