biscoの地雷備忘録 このページをアンテナに追加 RSSフィード


ボードゲームの感想を綴るメモ。もしくは。
余談、推測、ムダ知識と飽くなき物欲を存分に迸らせながら、
何気ない構造に潜むオモシロをヒネた世界の見方で突付き回す、あるコレクターの備忘録。
全てのキッカケはボケ防止。脳力の衰えを感じる今日この頃。
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2005-03-11 地味ゆえに。

[] を含むブックマーク

今日も所感。新作「ジャンボ」と「オセアニア」あたりで。

あとテーマをさらに人気のデルタとやらに変更してみました。

ちょっと、ほら、陰鬱な感じが(以下略)。

[]2人ゲーですよ。 2人ゲーですよ。を含むブックマーク

”「ジャンボ(Jambo)」”

は、コスモスの新作二人用ゲー。商品を買ったり売ったりして差益で儲けようというゲーム。それぞれが自分の市場を持ち、商品をやりくりします。山盛りのカードが特徴的です。先に結論から。無難。

各手番はアクションポイントで管理されていて、それを消費してカードを補充したり、カードを使用したり。カードには自分の市場を広げるものや、商品を売買するカードなどもありますが、その大半を占めるのは特殊効果を持つカード。お金を払ってカードを引けたり、カードを捨てて任意の商品を受け取ったりするようなものを始めとして、その効果はかなり多岐にわたっています。この特殊カードを上手く使って、相手の先を行くわけです。

お気づきの通り、構造はいわゆるTCGの趣。共有の山札でそれをする感じ。特殊カードには瞬時に効果がでるものと、場に公開しておくことでアクションポイントを使って効果を発揮するものにわかれます。組み合わせによってはちょっとしたコンボみたいなこともできます。これがこのゲームのオモシロな部分。特殊カードを蓄積しておいて、一気におりゃー、みたいな。

ゲームの最終目標が、端的にいうと「お金を一定額集める」なのですが、残念ながら直接相手のお金を奪うようなカードはありません。そんなの凶悪過ぎますからね。しかし相手を邪魔したり、利用したりするカードは山盛りあります。自分に特権を与えるカードはさらに山盛りあります。だもんで、足を引っ張りあうソロプレイゲームっぽい感じがしますね。逃げられたら、止まらない感じ。間接的にしか対処できないのです。

とにかく特殊カードが多く、カードごとの文章量も多いので、初回はかなり大変でした。カードの効果を読むのにもう必死。二回目以降は大体箱記載の40分程度で収束するようになりましたが。とはいえ、従来までのKOSMOS二人用の流れからすると明らかに異質ですね。「ブルームーン」あたりから何かが変わりました。

おそらくTCGが好きな方にはヒットすると思われます。全体の評価も高めに推移するでしょう。直接攻撃的ではないので派手さには欠けますが、積み重ねて財を成していく楽しさがありますし。ただ、結構淡々と進行していくので、個人的には無難なオモシロ。都度の攻防や、欲しいカードを引いてこれない悔しさなんかはありますが、そう取り立てて悩ましいわけでもないのです。

場に公開できるカード(結構強い効果が主)は3枚に制限されているので、どれを残すか、みたいな悩みはありますが、配置してすぐに「これで勝った・・・」みたいな強烈な効果もないので、今後の指針を選択する程度。戦略の一環でしかありません。もちろん状況次第では「あのカードを引いてくれば勝てる!」みたいなこともありますが、あまりに展開が見えず、運に頼りすぎてもいて、悩みとは別のものです。「派手さ」はカード作成の際に敢えて避けたようにも思いますが、ちょっと味気なく思えてしまうのもたしか。お金を稼ぐゲームですから、「強い」といっても「地味に強い」のですよ。

苦言ばかりになってしまいましたが、8割方は楽しめるとは思います。日本導入ももう間近ですよ。

私は、というと。慣れれば簡単なので、既にプレイ済みの方とサックリ遊ぶ分には取り出しそうですが、初めての方に一から教えて理解してもらって広めて・・・・とまではしないと思います。そこまでの情熱もオモシロもないです。

海外評価も高く、期待していただけに、ちょっと残念。本当に無難。悪くはないんですが。

”「オセアニア(Oceania)」” ”「オセアニア(Oceania)」”を含むブックマーク

「エントデッカー」の航海部分を切り出して(って、それがほとんどですが)、二人ゲーにしたゲーム。簡単。しかも即終わります。

ミニゲームという呼び名が相応しいめくりゲーですねえ。元もそうでしたが引き運最重要航路の可能性を意図的に狭めていくことでの戦略はありますが、プレイヤーに要求される判断要素は、出発位置と上陸のタイミングで9割。軽い運ゲーとして遊ぶくらいが丁度良いのではないかと思います。こういうタイルよ出て来い!という祈りで進行するので、なんとも派兵(ちょっと違う)の根拠に欠けるのがアレですけどねえ。

こうして遊んでみると、タイルめくりゲーは「カルカソンヌ」に至ってようやく洗練されたのだなあと感慨にひたる始末。あれはやはり偉大なのですよ。いやいや、「エントデッカー」や「オセアニア」がダメって言っているわけではないのです。ただ時代性を感じるなあと思っただけで。

本作はきっと、海洋ロマンに心あそばせる時間調整ゲーだったのだという最終結論。もしくは「エントデッカー」を遊ぶほど時間がない、だったら雰囲気だけでもめくるか!という時に出してくるゲーム。

・・・・どうでしょう。

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