biscoの地雷備忘録 このページをアンテナに追加 RSSフィード


ボードゲームの感想を綴るメモ。もしくは。
余談、推測、ムダ知識と飽くなき物欲を存分に迸らせながら、
何気ない構造に潜むオモシロをヒネた世界の見方で突付き回す、あるコレクターの備忘録。
全てのキッカケはボケ防止。脳力の衰えを感じる今日この頃。
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2005-03-12

[]2本立て。イマサラ。 2本立て。イマサラ。を含むブックマーク

”「ハンザ(Hansa)」”

値段の安さ、爆発。オモシロさ、一級。これはステキ。ミラクル。

問題は人を選ぶゲームだという点。・・・・って、それは大問題ですなあ。

みんなで船に乗り合わせて行き先は一蓮托生、旅先で商売しながら儲けるぞう、みたいなゲーム。変則アクションポイント制。制限はありますが、次手番に持ち越しもできます。

出来ることは大きく3つ。船を移動させるか、商品を売り買いするか、自分の積荷をばら撒いて都市に市場を設置するか。都市に対するシェアが他者よりも高ければ、タダで商品をゲットできたり、他人の支払いを受け取ることができたり。商品を売るときには自分のシェアを減らす(犠牲にして)必要があり、それによりシェアのバランスが変化したり。簡単な構造なのに、すごく機能的でジレンマもアリ。しかも各都市の商品は自動補充ではないってのも今時ないキツさでイイです。

一つの都市でできることは1行動だけなので、ウロウロと船を移動させなければならないのですが、必ずしも好きに動かせるというわけでもなく、海流に乗って船を運航しないとダメ。なにせ帆船、動力は風ですから。脆弱。だもんで、ボード上ではすぐ傍でも、グルっと一回りなんてことはままあること。でもアクションポイントには限りがありますか・・・・なんてヒドイ話。

移動に関しては船を共有しているので、自手番がどこから始まるのか、それは他のプレイヤー次第。そりゃもう、柔軟な対応が必要なわけで。ただ、この部分が良し悪しでもあって、最大人数の4人ともなると次の自手番までに状況が変わりすぎるのがちょっと難。アクションポイント制特有の「自手番の思考が長くなりがち」という欠点はもちろん持っていますから、予想もつかない4人ともなると無闇に長時間ゲーになるのでアレ。2人だと何なので、3人がいい具合。船の移動で制限かけておけば、予想の範疇をかなり絞れます。待ち時間もほどよくて良し。・・・・でも結局、人どころか人数まで選んでしまいましたね。

でもね、良いゲームなんです。ちょっと地味ですが、本当にオモシロですから。シンプルで美しく機能的なシステムに魅了されます。効率良い市場開拓と利益の獲得、種まきと収穫の妙があります。ロジカルな感じがすごくイイです。それゆえに相性もあり、合う合わないも出てきますが、この際仕方ないのですよ、この仕上がりならば。

初回のプレイではピンとこないこともあるようなので、ぜひ日を改めての2度目を。

それでもダメなら諦めるべきかもしれません。きっと、そういうゲームなのです。

”「ブームタウン(Boomtown)」” ”「ブームタウン(Boomtown)」”を含むブックマーク

要素多めの競りゲー。金が産出される鉱山カードやら特殊カードやらを競りで獲得してお金儲けすることが目的。

変わっているのは、毎度人数分のカードが競りにかけられて、しかも競り落とさなくてもカードドがもらえてしまうという点。落札者から一枚ずつ時計回りにカードを受け取れてしまいます。ラッキー。で、支払いも変。バンク、じゃなくて反時計回りにに半分ずつ分け与えていくというもの。カードも巡るし、お金も巡る。だもんで、都度の競りにおいて「これ、私が競り落としていいのかな?」みたいな逡巡が基本のオモシロ。

毎度ダイスを振って金の産出を判定するというのも、山師っぽくてイイです。鉱山カードには金の産出量とダイス目が描かれていて、それを使ってカタンばりの産出判定をしてしまいます。どんなに鉱山持ってても出目次第ってのがとても残酷でイカス。鉱山の区域(色)ごとに最多所有者には市長として徴税できる権利みたいのもあるので、多く持っていてムダにならないというのもイイ。市長の奪い合いも熱いです。収入源を大局で見ると「可能性の鉱山」「堅実の市長」みたいな感じ。

ダイス、そして大味な特殊カード。全体的なプレイ感にはアメリカンテイストが満ち溢れています。いや、むしろ爆発。しかしカタンの伝統を上手く利用しつつ、変則的な競りの解決方法を持ち得たことで、キワドイところで踏みとどまっている感じ。毎度競られるカードを「誰が競り落とすのか」がよくあるその辺の競りゲー以上に全員の損得に直結し、場を大きく動かすような作りになっているのが個人的に好印象。他が大味なので、このくらいキツキツでちょうどいいのです。

全体のカード総数が多めなので、ちとダルな気がしないでもないですが、これ以上減らすとお楽しみの攻防まで減ってしまってアレでしょうし、案外苦渋の選択だったのかもしれないですねえ。

無難にオモシロ。でも遊びやすいので、取り出しやすいとは思います。なんともフェドゥッティらしい仕上がり。

[]むむ。 むむ。を含むブックマーク

本日土曜日。ということはやはり、

巷は休みでゲーム三昧だという噂。うらやましい・・・・。

けがわけがわ 2005/03/12 20:37 ハンザ良いですよね。APシステムのゲームって苦手なんですけど(待ち時間とか長いし)、これは特別。まあその場その場の最善策を取るしかないのであまり長考しなくてもいいっていうか、思いっきりタクティカルなゲームですね。

ブームタウンはチェックしてませんでしたが、そういうゲームだったのですね。大味な特殊カードっていうのが気になりますが・・・

bis_cobis_co 2005/03/12 23:08 お、けがわさんもハンザがイケるくちでしたか。このゲームの「私はやるだけのことはやりました・・・・」みたいな、ある種諦めにも似た最善を打つ感覚が好きです。
ブームタウンの「大味」はあくまでドイツゲー基準。でもまあ「やってしまえー」的な勢いで作った感は否めませんけどね。「フィストオブ・・・」みたく追加カードも出るようですし。