biscoの地雷備忘録 このページをアンテナに追加 RSSフィード


ボードゲームの感想を綴るメモ。もしくは。
余談、推測、ムダ知識と飽くなき物欲を存分に迸らせながら、
何気ない構造に潜むオモシロをヒネた世界の見方で突付き回す、あるコレクターの備忘録。
全てのキッカケはボケ防止。脳力の衰えを感じる今日この頃。
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2005-04-05

[]マグナグレキア(Magna Grecia) マグナグレキア(Magna Grecia)を含むブックマーク

”「マグナグレキア(Magna Grecia)」”

シャハトとコロビニの共作。なんてコンビだ、と発売当時は愕然としたものです。ちなみに手元にあるのはリオグランデ版。すなわち、ボードの色味が変更されてタイルが見やすくなった改善バージョン。劇的には変わりませんが、だいぶとマシになったとは思います。

さて。このゲームはわりにオモシロで遊べるのですが、とにかく度肝を抜く地味さ加減がネック。ゲーム中盤から終盤にかけての盤面を傍らから見ても、全くオモシロが伝わらないだろうなというくらいにゴチャゴチャしていて、しかも派手さがない。当事者同士の熾烈な攻防など微塵も見出せないのです。説明にしても同様で、遊んでみるまではどうにも良い印象を持てないと思います。というくらいに地味なシステム構造。

そういう意味ではちょっと「カピトール」に似ていますが、あれはシステムも超ステキで私の脳内ケッサクなのに対して、このゲームはそれほどイカス!オモシロがあるということもなく。

一体どうすれば。

ということで、まずはなんとなく内容をお話してみます。

開拓モノです。街や村落から荒野に道を切り開いていきます。街や村落には市場を開くことができます。ゲームは自分に属する市場や街を方々に建設し、その価値を高めていって最終的に差益で儲けようというものです。

市場は街の成長に伴い価値が高まります。成長する、とは他の街や村落と道が繋がる、ということ。他と道が繋がれば、人の流入が増えて市場の価値が高まると捉えらているようです。

街の価値については少し変わっていて、土地土地にある信託所を街に従属させることによって価値を得ます。従属させるためには街を成長させる、というのは市場の考え方と一緒。

市場は株式投資のようなものです。街が小規模の時に自分の市場を出せれば費用は少なくすみます。高くなったら差益が出ると。後追いで市場を出したり、街の成長が終わりつつある時には費用が嵩んで儲けが少ないようになっています。

街の成長性を考慮しながら、市場を出資したりしつつ、時に自身で道を繋いだり。新たに街を開拓するなどして、街の成長に相乗りさせたり、他の街に従属する信託所を奪ったりすると。

手番の処理が特徴的ですね。手番に行動できる内容と手番順をタイルで一括処理しています。街の建設、道の建設、両建設タイルの補充など。そこから選択する方式。通常はうち2つを選択しますが、何かに一極集中することも可能です。しかし若干歩が悪いような設定になっていたりします。

こういうのをウダウダウダーと繰り返して規定ラウンドをこなしたら終了。意外に短時間で収束します。

いくつかの単語でゲーム内容を表現すると、道繋ぎ、投資、ブロック、共存共栄、奪取、占有。

とまあこんなところです。

とにかくドライなプレイ感が印象的。中途で市場売却によって改善可能な資金面についてはともかく、特にタイルの残数には限りがあるので、あまり偏った開拓を続けると、終盤までもたず息切れしてしまいます。

また、最終決算時に効果を発揮する信託所の価値が非常に重要になっています。なので、市場設置の「後先」での儲けの差を積み重ねることも大切ですが、なによりも信託所への連結と自分の街の成長。突き詰めると、これです。むしろ市場はそれに至るまでの資金源、信託所従属の成果に付随する価値と見るべきでしょう。

盤面のゴチャっとした感じが混沌を思わせますが、ゴチャっとしているところほど成長しきっている部分なので、逆に情報変化が少なくてあまり気にしなくていいところだったりします。どちらかというと盤面の未開拓な部分にこそ儲け話が転がっているので、焦点は自然とそちらに。盤面から得られる印象よりはずっとスッキリしています。印象よりは、ですが。慣れれば思考時間も短くなってくるでしょうし。他者に先を越されたりして選択肢が狭まるということも多いですしね。

それにしても綴るほどに地味というか地道なゲームですね。そりゃ万人受けなどいないですよ。これが本当にわりにオモシロだったのか、我ながら心配になってきたくらいですから。

まあ、見た目も内容もこんな感じですが、存外遊べるゲームだとは思います。生理的に「こういうの」を受付けない場合はそれまでですが、シャハトやコロビニのゲームを遊んだことがある方であれば、さほど抵抗感もなく楽しめるかと。

私も「これをしようか」と誘われたらまず断らないですね、この内容であれば。

[]遂に。 遂に。を含むブックマーク

明日は懸案だった「カピトール」の所感をアップできるかと思います。

もうね、超絶長文になる予定。っていうかそれくらいお気に入り。

所感の途中経過を見る限り、少しやり過ぎたかな、と思えるくらいの強烈さ。

ゲーム単体として見ればもっとスゴクてもっとオモシロなゲームもあるんですが、とにかくこのシステム構造がもうたまらなくイイわけで。


それにしても、なんだか近頃、以前にもましてダラダラ&ウダウダとキーボードを叩いてしまいます。

もっと要約した話をしなければならんな、と感じてはいる次第。

特に所感。「情報量が多い→まとまりがない」へと成り下がりつつあって、ちょっとゲンナリ。

言いたい事が沢山ありすぎて、うりゃーっと勢いで綴っているうちに自分でも朦朧としてくるくらいですから、きっと結構な文章量なのでしょう。

困った、ですね。

でも、「カピトール」は!!

[]それにしても それにしてもを含むブックマーク

おのさんの迅速性は見習わなければならないと思った次第。

むむむむむ。(←無駄な対抗心)