biscoの地雷備忘録 このページをアンテナに追加 RSSフィード


ボードゲームの感想を綴るメモ。もしくは。
余談、推測、ムダ知識と飽くなき物欲を存分に迸らせながら、
何気ない構造に潜むオモシロをヒネた世界の見方で突付き回す、あるコレクターの備忘録。
全てのキッカケはボケ防止。脳力の衰えを感じる今日この頃。
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2005-06-01 復活の烽火

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数日ほど放置してましたが、今まさに復活。

本日は所感「ヘックメック」と「ドクロと宝箱」の2本立て。

それと返信、ってな具合です。

[]ヘックメック(Heckmeck am Bratwurmeck) ヘックメック(Heckmeck am Bratwurmeck)を含むブックマーク

”「ヘックメック(Heckmeck am Bratwurmeck)」”

クニツィア作のダイスゲー。「焼き虫にヘキエキ」とか「ピコミノ」とか呼ばれてましたが、「ヘックメック」で行くみたいですよ。虫の燻製が大流行という謎の世界観。もちろん、虫を沢山集めることが目的。

飛ぶ鳥を落とす勢いのZochの小箱シリーズシンプルルールで最大限の効果ってのは、とてもクニツィアらしい味わい。ちょっと名作グリードを思いだすかもださないかも。なにしろオモシロ。


ダイスは8個の6面体。ちょっと数多め。描かれている目は、1から5。と、6の代わりにピンク色(?)の虫一匹。この虫、カウントの際は「5」として数えます。

場にはドミノばりの虫タイル。質感がとても良いです。上半分には獲得の際に目標となる数字。21から36まで、でしたっけ?ちょっとうろ覚え。下半分には虫が数匹。もちろん難しい目標タイルほど虫は多いです。「タイル枚数」でなくって、「虫の数」が得点。

手番にはとにかくダイスを振りまくって、まずはタイルに描かれた目標数を狙うと。で、達成したらタイルを獲得。失敗したらタイルを返したり色々すると。

詳細は書き控えますが、参加者全員が、驚くほどダイス運が悪かったとしても、収束して終盤に向かうようになっているあたり画期的。ダイス運が悪いと「終わらない」ダイスゲーって少なくないですからねえ。「終わりが見える」仕様が今時な感じといえるかも。


で。このゲームの目標達成の仕方。一投ごとに、1種類のダイス目を指定して、グリードよろしく「抜き取り」ます。確定させるって言った方がいいですかね? 4の目を3個確定させたら12点ですよ。これを毎度繰り返して目標の数字を目指すと。

まず、グリードなどと異なるのが、「既に確定させた目は2度取れない」という点。選択肢自然に狭まるようになってます。この条件により「取れない」場合は、バースト。失敗です。

あと、確定させたダイス目に虫を含んでいないと、ダイス目の合計がどれだけ高くても失敗、ってルールがあります。そのため、虫の目の確定がかなり重要。しかし、虫の数が少ないと高得点にもなりにくいので、確定のしどころが難しかったり。

あ、そうそう、場にあるタイルの数字に届かない場合ももちろん失敗です。

それと「振り切り」ってのがないので、最大でも6投。しかしバーストがあるので、概して4投くらいが限界。それ以上はだいぶとハイリスク。とはいえ、「それでも狙わないといけないんだ」みたいな状況もあったりして。ゲームの醍醐味。

獲得したタイルは手元に重ねて置いておくんですが、奪われたりする可能性もあり。ダイス目の合計が「ぴったり」だと他人に持っていかれます。しかし、上から順番にしか狙えないので(下になっているタイルは取れない)、蓋して隠す感じ。取るなよう、みたいな。



とまあ、結構淡々と説明してみましたが、かなりのオモシロゲーですよ。

まずは、その状況がオモシロ。「虫出ろ、虫!」とか言いながらダイスを振りまくり。「虫2匹、いただき」「うわあ、俺の虫が・・・・」とか、「うぉぉ、虫が4つも出たよ」「スゲースゲー」なんて一喜一憂。怪しいことこの上ないですからね。勘違い必至。盛り上がりすぎに注意です。

ゲーム自体も、次第に手の狭まる感じとか、バースト系ならではの熱いダイス振りがこれまたスバラシイ。「どの目」を「いつ確定させるか」によって狙い目の広がりやらリスクやらが簡単に変化するので、自分の運と相談しつつ思惑を反映させることが出来る感じ。特に、「虫の目がないとダメ」というルールが非常に効果的に機能していてイケてます。欲張るほどキツくなる、でも欲張りたくなるのが人間、みたいな。また、単純に「足し算を簡単にする」という意味あいでも有効な配慮だったりもして。クニツィア小ざかしい(賞賛)。

コンポーネントも良いし、持ち運びにも便利だし、価格帯も手頃ということで、これはもうマストバイ。これを買わずして何を買うのかというくらいにオモシロです。なにかのついでに「ヘックメック」。旅のお供に「ヘックメック」。是非。



といった感じで、とりあえず話を一旦終わらせておいて。一点注意を喚起。

「ある状況下のグダつく感じ」について、なんですが。

場の取れるタイルがなくなることによってゲームは終了するんですが、残り数枚になってからが少し長いです。それは、「他人のタイルを奪える」というルールが問題なんですけどもね。目に見える終わり際(場の残りタイル)よりも、実際の終了はもっと先なので、それを認識して遊びはじめることが重要です。目に見える部分だけで捉えると、グダつく印象がつきます。はじめて遊ぶ際に陥りがちな罠なので、注意。

また、多人数対応のゲームですが、本当に多人数で遊ぶのは厳しいと推測。4人がベスト、おそらく5人くらいが限界です。「奪える」可能性が増えすぎ。うっかりした人が多ければ別ですが、ゲーマーなら奪うことに必死になるはずなので、そこから端を発して泥仕合になりがちなはず。これは中盤、終盤共に起こりうることだと思うので、むしろ多人数は鬼門と考えておくべきかも。要注意です。


注意事項は多いですが、それを差し引いてもスゴイゲームだ、ということですよ。

ちなみに。2人でも遊んでみましたがわりにイケてます。まったりとダイスゲーってな感じで楽しいです。こういう感覚、今まで無かったなあといったところ。

[]ドクロと宝箱(Labyrinth Die Schatzjagd) ドクロと宝箱(Labyrinth Die Schatzjagd)を含むブックマーク

”「ドクロと宝箱(Labyrinth Die Schatzjagd)」”

これまた新作。古より綿々と続くラビリンスシリーズ。言いすぎですか。

A6サイズより少し小さいくらいのボードに描かれた迷宮。描かれた道々に落ちている宝箱を「ハイパーロボット」ばりに目で数えて早い者勝ちで宣言するぜってな探検もの(?)な内容。でも最初のうちは、道々にあるドクロは通れないし、扉も開けれないしと、冒険にあるまじき脆弱ぶり。それはともかく。正解をいち早く答えると、ご褒美としてボードそのものを獲得。5枚集めたら勝ち。ちなみにボードは35枚あります。たくさん。

遊び進めてボードを集めると、ついでに赤青緑の鍵をゲットすることが出来るんですけどね、これを獲得するとなんと! そのプレイヤーは「その鍵を使って開けた扉の先にある宝箱」も含めてカウントすることが出来るようになります。っていうか、カウントしないとダメ。義務。

要するに。上がりを目前とするほどに、カウントしないといけない数も増えて難易度も上がっていくという仕組み。おー、なるほど、と感銘を受けた次第ですが。

ここまでは良かった。が、しかし。

回答の幅が少ないんですねえ。数多くボードがあっても、「この鍵を使ったら」「大体このあたりの範囲の数字」という具合に回答の幅が限られています。大きな変化がない。そんな具合ですから、勘で宣言しても結構当たってしまう。いやむしろボードを一瞥して、勘で答えるくらいの方が効率がいいくらいというゲンナリぶり。しかも、間違った宣言をしても特に罰則がないのがネック。

なので、まともに遊ぼうと思うならば、ローカルなバリアントとして「間違ったらボードを一枚返す」くらいのことを規定しておかないと、なんだか報われなさ過ぎてアレです。みんな正直ならばそのまま遊んでも可。いや、ありえませんが。

んー、例えば。扉を開けると、時には「宝箱を打ち消したりするような何か」があったりすれば良かったんですけどね。すると数の増減に変化がつくのでより複雑な感じになったと思うんですが。いや、そこまですると子供向けの範疇を超えてアレなんでしょうか。いおやはや、難しいところ。

また、多人数参加型なのに、ボードがだいぶと小さいのが残念。みんなで覗き込むと暗くなって、ただでさえ細い通路がさらに見難く。目が悪くなるかもなので、小さなお子様と遊ぶ際には注意。

とまあ、目の付け所はイカスものの、どうも上手くいかなかったですね、というのが最終結論。ただ、ちょっとした合間にササっと遊ぶのには適していると思うので、そういう使い方ならば浮かぶ瀬もあるかと。時間つぶし系。

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あきおさん

返信遅くなりました。すみません。

私もマクドは大好物ですよ。カップ焼きそばとかも大好物。なんにせよ、旨いもんは旨いのです。ただまあ、こういうのも好きだということで、今回のような話。メリハリある食事ってな感じで。

ちなみに入れ忘れの分についてはもちろん正解。そういえば、そんなこともありましたねえ。個人的には大好きですが、オススメできるかというと謎。