biscoの地雷備忘録 このページをアンテナに追加 RSSフィード


ボードゲームの感想を綴るメモ。もしくは。
余談、推測、ムダ知識と飽くなき物欲を存分に迸らせながら、
何気ない構造に潜むオモシロをヒネた世界の見方で突付き回す、あるコレクターの備忘録。
全てのキッカケはボケ防止。脳力の衰えを感じる今日この頃。
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2005-06-02

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いまどきはアレですなあ。何事も競争ですなあ。

それはともかく。

本日更新は所感3本。

「勝利への道」「ルイ14世」「コンドティエーレ」

ちょっとハイペース。

[]勝利への道(Verflixxt!) 勝利への道(Verflixxt!)を含むブックマーク

”「勝利への道(Verflixxt!)」”

噂の大賞ノミネート。某「くそったれ」です。とうとう日本上陸。

脱落しない「ドラダ」、みたいな感じ。・・・・ちょっと端的ですかね。

ダイスを振って、自分の駒3つをズンズン移動。任意選択。移動の出発点に自分の駒一つだけならタイルを受け取って、他にも誰かがいればタイルを受けとらない、というのが基本。わりに自由に動かせるダミーキャラ「番人駒」を駆使して、どうこうするぞってな感じ。タイルにはプラスもあればマイナスもあり。中にはマイナスをプラスにひっくり返してくれるボーナスタイルってのも。自分に得するように、他人に損になるように立ち回る、変り種スゴロク。

大雑把に言うと、意地の張り合いゲー。「良い」タイルを取りたい、「悪い」タイルは取りたくない、という主張を通すように駒を進めず粘ったり、相手の選択肢を狭めるような。けんかをせずにツイーっと先行していくこともできますが、他がマイナスで崩れていかない限りはちょっと厳しいかもなので、やっぱり基本は粘り系。

狙いとしては、プラスタイルを根こそぎ取るか、ボーナスタイルを取ってデカイマイナスをプラスに転化するかという2路線。あとは他人の思惑と、自分のダイス目と相談しつつ。

ゲーム内容とは関係ないかもですが、タイルに描かれたイラストが激カワイイです。もう、メロメロ。「ちょっとゲンナリ」をテーマとした独自の世界が展開されています。一見の価値アリ。


ゲーム自体は、「うん、まあ、そうね」といったところ。オモシロっちゃあオモシロなんですが、やったよバンザーイというほどでもなかったです。もしかすると民間戦へ投入したらミラクルオモシロなのかもしれませんが謎。簡単に理解できるルール、その機能的な美しさについては高く評価。しかし楽しさという点ではなにやら物足りなさが残ります。オモシロ、なのになぜかションボリ。

思うに、ダイスゲーなのに、ダイスゲーらしい盛り上がりが乏しいのが原因ではないかと推測。一見して「6」を出せば明らかに得、という局面で「6、出ろ6!」と勢いつけて投げたダイスが「3」だった場合、その「3」をどのように使うのが得か、一通り確認しないと結果がわからないあたりに「場のクールダウン」があってアレではないかと。

ダイスが振られて即座に「やったー」とか「やられたー」とか言えなくて、時間差で「おお、これが出来るな、むふふ」とか「ああ、それはしてやられた、むぎぎ」とかいう感じなので、瞬間的な爆発力に欠けます。自分の駒3個及び移動可能なダミー駒の存在がダイスゲーとしての戦略の幅を広げたものの、その選択できる可能性の広がりが、逆にゲームをボンヤリさせたのではないかな、なんて思ったり。

これらの推察は全て「このゲームはダイスゲー」という大前提あってこそ。これがダイスゲーでなければ話は別です。しかし、私にはそうは思えず。

ちょっと辛口

[]ルイ14世(Louis XIV) ルイ14世(Louis XIV)を含むブックマーク

”「ルイ14世(Louis XIV)」”

ルイ14世とそれを取り巻く側近たち(?)に影響を与えながら頑張るAlea渾身の新作。

話題作なのでルールの詳細やらは割愛する方向で。期待して見に来られた方、すみません。

所感?と言えるのかすら謎ですが、まあグダグダいきます。


既視感のあるシステム、その合わせ技みたいなところも少なくないですが、きちんと組みあがっていてオモシロ。よく練られてます。特典を得るための処理方法とかも上手い。それを取り巻く細々とした手続きも興味深い。ほほう、ってなります。

使用後の影響マーカーが「手元に戻るか、場に帰るか」とか「タイルが裏返るか否か」の処理が、少し紛らわしいというかややこしいですが、このあたりは遊ぶうちに解消される部分。

初めてプレイして大体2時間近くかかりましたが、とてもそんなに時間が経ったとは思えないくらい集中が切れずに遊べました。インストは少し難儀しましたが、遊んでみたら案外シンプル。次からはどちらももっと短くなると思います。ただ、山盛りある特殊能力なカードと、各側近たちの特典の理解に手間がかかるのは仕方ないところ。「操り人形」のルール理解が、最初は少し面倒なのと一緒。難解の程度は本作の方がだいぶと上ですが。


楽しめるか楽しめないかでいうと、「楽しめる」というのが個人的な見解。らしい言い方をすると、「わりに何度も遊びたくなるオモシロ」。しかし、諸手をあげて歓迎というわけでもなく、色々とアレだなあと思うところもあったり。


例えば。

戦略性が高いゲームなのかと思いきや、全体的に運の占める割合が多め。影響カード然り、使命カード然り、勝利点となる紋章(ワッペン?)然り。わりに緻密な思考を「過程」として求めてくるのに、ここ一番では引き運が最重要というギャップがアレ。・・・・・運ゲーと言っているわけではないですよ。念のため。

百歩譲って、影響カードの部分は納得することにしましょう。限られた選択肢から最大の効果を生むために、個々人の戦略が必要だということにしたとして。特有の配置方法による絡み合いが活きる部分ですし、それを考えて唸る楽しさもありますし。

しかし、使命カードと紋章についてはやっぱり「?」な感じ。同じく最善を尽くしても、結果に差が出過ぎじゃないかなあ、なんて思ったり。かといって、全てを任意で選べることにしたら大変重たいゲームに変貌するとも思うので、それもさすがにアレなんですが。痛し痒し。


端的な考え方なのかもしれませんが、私が捉える本作は「勝った負けたは二の次で、特殊能力やら攻防やらの状況を楽しむ環境ゲーなのだ」というのが最終結論。そういうオモシロと認識して今後は臨んでいきたい所存。それでも充分イケてます。

経験、もしくは知識量によって差が出るとは思いますが、勝敗はこの際考えない方向で。特殊能力のコンビネーションをその場その場の思いつきで試したり、「苦しいなあ、どうしたもんかなあ」とか言いながらせめぎあうことそれ自体を楽しむ感じで。よほどの大差でもなければ「全員勝ち」でいいくらいです。もはや。

突き詰めて、勝つ為に必要なアレコレを覚えたりするのも、なんだか必死な感じがして好みに合いませんし。努力の結果として「無駄なく」勝ちに向かえるかもしれませんが、それもどうかなあ、なんて思ったり。

漠然と、より多くの得点を目指して足掻くというか、奮闘してみるというか。期待せずにアレコレする分には楽しいです。期待して報われないことを知ると俄然ゲンナリすると思うので、そこは大人としてあくまで「過程」に比重を置くような。


とにかく。オモシロいゲームなのでオススメはするものの、そういう負の部分も持ち合わせてますよ、でも割り切ると楽ですよ、っていうある意味テキトーなまとめ。もし、これを読んで違和感を感じた方は、おそらく本作とは相性が悪いので購入は差し控えるべきかと。でもまあ一度は遊んでみる価値はアリ。・・・・安くなりましたし。

とまあ、そんな感じ。

[]コンドティエーレ(Condottiere) コンドティエーレ(Condottiere)を含むブックマーク

”「コンドティエーレ(Condottiere)」”

中世イタリアを舞台にした陣取りゲー。「コンドティエーレ」とも。95年のノミネート作。今回はフェドゥッティの教えに従い3人戦。フェドゥッティバンザイ

各領土での戦闘を繰り広げながら奪いあう、ってな内容。戦闘方法は全員参加の競り。手札となるカードは単純に戦力になるものやら特殊効果あったりやらで様々。「競り」といっても、必ずしも競り上げを必要としない「アンダービット」可能という珍しさ。もうね、カードの打ち合いが激アツなのですよ。

手札はラウンド終了まで補充されることがなく、しかもいち早く手札をなくしてしまうと、後はなすがままにされてしまうという手厳しさ。なのにラウンドの終了条件が「誰か一人を残して手札を全てなくす」ですからスゴイ。にらみあうように一進一退しながら手札が減ってく感じ。

各競りでは特殊効果の使い方がカギ。かといって複雑なこともなく、むしろシンプル。即理解、即活用、みたいな。また、上手いブラフと巧みなカードマネジメントで、脆弱な戦力でも充分に戦えてしまうあたり、よく出来てるなあと感心させられたり。

ネックとしては、人数が多い&メンバー次第で重苦しく長時間ゲームになる可能性を秘めているということ。実は私も過去トラウマを受けていたり。また、そうした事態を何度も目撃しています。

しかし3人戦。とてもサクサクしててイイです。30分前後で収束してしまうという鋭さ。それでいて、ゲーム本来の持ち味を損なわないあたりイカス。3人ゲーの新定番としてここに提唱したい次第。オモシロ。雰囲気溢れるタロット風のカードもスバラシイ。

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首のスジを痛めました。ゲンナリ。上下左右の可動域がひどく狭いです。

呼び止められて、迂闊に後ろを見やると激痛が走るので、カラダごと振り返る感じ。

なんとも不自然極まりない。もしくは礼儀正しすぎ。

pmnjpmnj 2005/06/02 10:54 こんにちは。コンドティエーレ、私も好きです。
陣取り系のゲームとしては非常にシンプルなことに加え、カードを出すかどうか/どの街で戦いを起こすかといったジレンマが味わえることが理由です。ただ、3人戦はやったことがなかったので、今度試してみます。

ciaoakiociaoakio 2005/06/02 22:20 勝利への道の絵みてええ!!
パッケージの絵みて可愛いなあと思ってたんですよ。
ちなみに最近のお気に入りはグラシャスの絵です。あれはネズミなんすか? コヨーテぽいのだが……

けがわけがわ 2005/06/04 02:19 ルイ十四世は環境ゲームですか。バベルの塔ばかり遊んでいて未だに未プレイなのですが

けがわけがわ 2005/06/04 02:21 気になる意見ですね。肝心な所で運が必要と言うのはゴアの殖民を思わせますね。最初あれにはちょっとゲンナリ来たものです。(「ゲンナリ」使わせてもらいました。途中で間違えてリターンを押してしまったのでコメントが途切れました。失礼)