biscoの地雷備忘録 このページをアンテナに追加 RSSフィード


ボードゲームの感想を綴るメモ。もしくは。
余談、推測、ムダ知識と飽くなき物欲を存分に迸らせながら、
何気ない構造に潜むオモシロをヒネた世界の見方で突付き回す、あるコレクターの備忘録。
全てのキッカケはボケ防止。脳力の衰えを感じる今日この頃。
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2005-06-06

[]いやはや いやはやを含むブックマーク

もうね、なんといいますか、カラダから滲み出すやる気のなさが今まさに。

一日、グデーっとしていたい、そんな今日この頃。

そういえば一昨日、ちょっと時間を作ってルイ14世を2人プレイしてみました。

わりに遊べます。でもやっぱり印象変わらず。それっぽさを楽しむ環境ゲー。

にしても、方々でボロのカスに言われてますねえ、このゲーム。そこまで悪くはないと思うんですが。って、そりゃ、人それぞれですからして。

[]フォーメルファン(Formel Fun) フォーメルファン(Formel Fun)を含むブックマーク

”「フォーメルファン(Formel Fun)」”

franjosのレースゲー。

このメーカーの特徴はなんといっても「ボードが布製」。それだけで私は高評価なんですけども。このゲームは中箱サイズながらもしっかり布製。

内容としてはカードで進むスゴロク系脱落型。個人的には最小の3人を推奨。なぜなら、脱落しきってもあまり待たなくていいから。コースを周回しながら最下位のクルマが次々と脱落していって、最終的に生き残った人が勝ち、という内容。

プレイヤーは複数台クルマをレースに参加させます。例えば参加者3人なら一人3台ずつ。で、手札を駆使してクルマを前に進ませると。

手番は固定ではなく、コース上で先頭から最後尾まで一台ずつ処理していって、一巡したらまた先頭から、みたいな進行。なので、クルマのポジションによっては3台連続で自手番を行ったりすることも。

いずれか一台でも「一周して」フィニッシュラインを通過したら、その一巡でラウンドは終了。ゴールした順に、ゴールできなかったクルマも含めて順位をつけて、次のレースのために準備します。そのとき最後尾のクルマが一台脱落と。名残惜しむ暇などありません。レースは続くのです。

で。次。

以降のレースはゴール順によって「スタートラインよりも前」からスタートすることができます。おそらくローリングスタートを意識したのではないかと。それはさておき。先頭は断然ゴールが近いです。最初と比較して大体3分の2くらいに。

だもんで、最初の一周以降は、即座にゴールしてドンドン終わっていく感じ。異常にテンポいいです。ドンドン脱落します。っていうか、一周短すぎ。もちろん、先頭にいるほど逃げ切りやすいですし、後になるほど「切り捨て」られる可能性が高くなると。ハマルともう泥沼です。神などいません。



で、キモはクルマの進み方に。大量にあるカードの半分くらいまでは、どれも固定で「3マス」しか進めないです。中には8マス、10マスと駆け抜けるカードもありますが、ほとんどは3マス。しかしある条件を満たすことで、移動量が急激に増加するというスペシャルぶりを発揮します。

カードには全て3マスの「通常移動」の他に「特殊移動」ってのが描かれてまして。コース上のマスにも全て数字が描かれてましてね。クルマが居るマスの数字と一致するカードを出せた場合、特殊移動ができるんですよ、これが。

例えば、「10」のマスにいて、「10」のカードが出せれば、10歩(?)移動できます。通常は「3」ですから、換算すると手番3回分以上。これは強烈。

なので、手札をやりくりしながらの上手いポジション取りが重要になると。またこれは以降何度となく繰り返される「レース開始時」でも有効ですから、どの順位で都度のレースを終えるのかも非常に重要なところ。

あと他にも、ターボってな要素とか。

通常の移動カードに付け加えて出せば「さらに5歩増加する」というものなんですが。じゃあ、ターボ使いまくりですな、ってそんなわけにもいかず。実は被害甚大。

通常は、1手番にカードを一枚出して、一枚補充するという進行。しかしターボで無理に加速すると、普通のカードとターボとで2枚を消費、でも補充は一枚のみ。おっと。あげく以降のレースをその減った手札枚数で戦わないといけないという厳しさ。でも、脱落するくらいなら、と使ってしまうんですねえ、その悪魔のようなカードを。


全般的に。

クルマが減るほどに、手札が減るほどに選択肢が減り、厳しさが増していくオモシロがあります。基本的にはここぞ、でキーカードを引いてこれる強運が問われるゲームです。しかし、確実な温存、展開の読み、無常の切り捨てなど、自身の巧みなマネジメントでその運命にも抗うこともできたりして。

序盤で無理をしすぎると必ずあとでシワ寄せが来るので、どこまで頑張るのか、のバランス感覚が問われたり。レースのペースはプレイヤー全員で作るものなので、案外しっかりとレースらしい攻防を楽しめたりも。脱落型なので、多人数だとちょっと手持ち無沙汰になるかもしれませんが、賑やかさを求めて遊ぶ分にはアリ。こう、ワーワー言う感じで。

個人的には冒頭で述べたように3人戦がオススメ。脱落を避けるあまりに変に下位で意地の張り合いをすると、一人が極端に得をしてしまうという3人ならではの状況が綱渡りな感じでイイです。均衡を崩さないようにじっと堪えて、ここだ!とばかりに前に出る、みたいな渋さがあってオモシロ。