biscoの地雷備忘録 このページをアンテナに追加 RSSフィード


ボードゲームの感想を綴るメモ。もしくは。
余談、推測、ムダ知識と飽くなき物欲を存分に迸らせながら、
何気ない構造に潜むオモシロをヒネた世界の見方で突付き回す、あるコレクターの備忘録。
全てのキッカケはボケ防止。脳力の衰えを感じる今日この頃。
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2005-10-10

[]  を含むブックマーク

今日も色々、大量更新

しかも長文揃い。

雑記やら所感やら。

ちなみに明日からパリに旅立ちますよ。1週間ほど。

[]新作の不思議新作の不思議。を含むブックマーク

以前に紹介したワラモッピ。発売が待ち遠しいですなあ、なんて言ってたのを皆さんご記憶ですかねえ。私は覚えてましたよ。っていうか、さっき思い出しました。それは覚えてるとは言いませんか。そうですか。

で。

そういえば9月発売だった!とか一人でワーワー言いながら、発売元のアナウンスを見に行ったら見事に「発売延期」になってました。ゲンナリ。なんですか12月発売って。楽しみにしていたのに。もう。

にしても。

こうした「ほぼ製品版としてイベントお披露目されたボドゲ」がなかなか発売に至らないのには、どういった理由があるんでしょうなあ。そのあたりの仕組みに詳しくないので、なんとも不思議でたまらんのですよ。

んー。例えば生産ラインとかの問題なんですかね。そんなにたくさん平行して作れんよ、みたいな。あと、資金繰りの問題だったりもするんでしょうか。あのボドゲで回収しきるまでは新作作れません、とか。それともテストプレイ? 改善? 見直し? ・・・・よくわからんですなー。きっとちゃんとした理由があるはずなので、こればっかりは迂闊なことを言えない感じ。 

「ラー」とかもリメイクの噂が出て、公式発表されてからが長かったですからねえ。ようやく発売するみたいですが。ん、もう本国では発売済みなんですかね? たしか10月だったはずですが。未確認なんで知りません。

まあ、これについてはウーバープレイ渾身の一作!みたいな位置づけでしょうし(憶測)、だいぶと紆余曲折あったんじゃないですかねえ。なにかと大変でしょうしねえ。とかメーカー側を擁護してみたりも。

とはいえ実際のところは、単に「ラッツィア」発売から間を空けたかったんだ、みたいな至極わかりやすいな理由だったりするんでしょうなあ。ああ、これ、アメリカ人らしいシンプルスマートな発想かも。良い線ついたかも。

なんだ、またこういう流れか、って感じですが。


んー。


いやあ、やっぱりアメリカは最高ですな!(謎。

・・・定番化。

[]ラーで思い出した、再販モノの話。 ラーで思い出した、再販モノの話。を含むブックマーク

そういえばちょっと前に、名作であるところの「ティカル」と「トーレス」がリメイク(再販?)されてましたね。どちらも年間で大賞とってますし、絶版になっていたのが惜しいゲームでしたから、至極当然な流れではあるんですが。

で。

ティカルはどうやらそのままの状態で再販されだしたようなんですが、トーレスはというとデザインが全面変更になっちゃったんですよね、これが。箱からボードからカードから全部デザインが違うし、あげくあの有名な「ちゃぶ台」のカタチまで手が加えられちゃってます。

っていうかねー、あのイラストやらカタチやらが生む柔らかな印象が、アブなAP制システムのキツさを緩和していたというのに。結構残念に思っているのは私だけではありますまい。

ちなみに、「トーレス」のイラストを担当しているのは、「Alessandra Cimatoribus」(個人サイト)って人なんですけどね。有名なところだと「サンマルコ」なんかもこの人の仕事だったりします。例のいい味イラストですよ。サンマルコはそのゲームシステム自体もスバラシイものなのですが、あのイラストやらの雰囲気がその好印象に一役買っていたのは間違いないところでしょう。ええ、そうですとも。そうなんですとも。

つうことで。

折角ですから、トーレスの新旧の比較でもしてみますかね。

新カードイラスト

旧カードイラスト

どうです、この差。たしかに機能性・視認性とかいうプレイアビリティの面からすれば新版は優れているかもしれませんが、なんというかボドゲというよりもTVゲーム的な感じ。

ちなみにボードはこんな風。

新ボード

旧ボード

結構、大胆に違うんですよね。ボード、駒というのはゲーム中ずっと注視するものなので、そのデザイン如何でゲームそのもののイメージを左右。この二つはシステムこそ同じゲームですが、プレイ後の感想はきっと違ってくると思いますよ。

そして、なによりケッサクなのが旧版の箱絵イラスト。めちゃめちゃかわいいですからね。ファンタジックテーマを色濃く押し出すと同時に、「塔を建ててどうこうして、高さも重要になるんだよ」とかいうゲーム内目的をこれでもか!とばかりに表現。スバラシイです、本当に。やっぱりこうでないといけませんな、トーレスは。とか決め打ち。

ということで。

新版になって入手しやすくなったものの、個人的には旧版をオススメ。価格的にも、高くなってしまった新版(某ショップ6000円)を買うより、新版の登場により値崩れした中古品とかデッドストックを安く買うほうがお得な感じです。まだどうにか入手も可能のようですし。とかなんとか。

[]ドメモ(Domemo) ドメモ(Domemo)を含むブックマーク

”「ドメモ(Domemo)」”

ドメモ。おお、ドメモ。名前はどうにも愚鈍な響きですが、鋭い推理がモノをいうイカスゲームです。

もともとはリンク先画像のような「いくつかの数字が描かれた木製のタイル」で遊ぶゲームなんですけどね。なにせ絶版になって久しい為、ルールのみが口伝のように広がって、同じ構成のカードを持つ「ピラミッドカードゲーム」やら「グレートダルムチ」やらで代用されて遊ばれることが多いようです。初出が1975ってことですから、かれこれ30年前のブツですからね、仕方ない話。

折角なので、これを読んで遊べる程度にルール説明してみましょうかねー。


さて。

おそらく4人戦が一番オモシロ。1〜7のタイルがその数字枚数分ありましてね。んー、全28枚ですか。それをぐちゃぐちゃと裏向けに混ぜて、そこから各人5枚のタイルを受け取ると。残った8枚はテーブル中央に。4枚は表向け、4枚は裏向けのまま。人数によって分配数も違ってくるんですがね。

で。受け取った5枚は自分で見ることなく(ここ重要)、他人にだけ見えるようにテーブルに置きます。自分が持っているタイルの内容はわからず、他人のタイルは丸見えの状態になると。これで準備OK。

時計回り進行。手番には、「自分はこれを持ってるんじゃないか」と思うタイルの数字を宣言します。見事的中したら(本当に持ってたら)、左隣か右隣のプレイヤーがそのタイルをパタリと倒してやると。持ってなければ自分の推理力のなさ(&運の無さ)にゲンナリすると。

これをグルグル繰り返して、最初に自分のタイル全てを答えることができたた人が勝ち。


っていうかね、オモシロいんですよね、これだけなのに。

とにかく推理。推理ですよ。「他人の宣言」やら「既に見えているタイル」などから自分が持っているタイルを絞っていくわけです。序盤は判断材料が少ないので運も絡みますが、それでも可能性として高いという判断はできます。まあ、時には「こんなのわかるか!」という不運な初期タイルな場合もありますが、それもまたオモシロ。

もうね、こうした推理のヒントってのはいたるところに隠されていて、他人の目の動き、挙動、タイルを倒してくれるプレイヤーの指先、その他諸々。そんなちょっとしたことも、積み重なっていけばハタとヒザ打つキッカケとなって、「おーし、わかった!見切った!」とばかりに自分のタイルが透けて見えてくるわけですよ。そうなったらもう、楽しいったらない。早く手番が廻ってこないかと待ちきれない子供のような勢いでね、とてもワクワクしてしまうんですなあ。

そんななので、宣言を誤るとものすごくショック。それはもうゲンナリしてしまうんですよ。うわー、間違えちまったよー、ダメだー、もう終わりだー、なんてね。大抵そういうのは苦渋の末の2択とかだったりするので、ああやっぱりあっちを宣言しておけばなんて、やりきれない後悔がとめどなく押し寄せてくるんですよねえ。

でも「シンプルで手軽が利点」とばかりに、1ゲームがとてもサックリ終わってくれるので、何度も遊んで楽しい。「うわ、全然ダメだったよ、今回」みたいな時だってあるんですが、それも何度かのうちの一度。たまたま運がなかっただけのはずなんですよ。言い訳上等。次がありますから。

とにかく推理、思考する楽しさ。他人から言外の何かを読み取ろうとするオモシロ。どの可能性から宣言しようかという悩ましさはたまらないものがあります。息が詰まりそうなくらいに終始ドキドキするゲームなんですよね。もう本当、シビレます。


ということで。

このオモシロが上手く伝わったか不安ですが、なにはともあれ一度は遊んで欲しい好ゲームです。ツボにハマるとスゴイですから。現物を用意するのはさすがに今ではちょっと難しいので、何かしらの代用品で是非。前述のゲームでもいいですし、ブランクカードで自作でもいいですし。一番手軽な方法は、100均トランプ二つ。これですね。

もうね、本作については自作やむなし。野暮なことは言いっこなしということで。


最後に。

一点だけ注意を喚起。今までこれをプレイしてきた何十回という中で、オモシロいなあという言葉しか聞かなかったのですが、先日初めてそうではないケースに遭遇してしまいました。相性って、あるんですね、やっぱし。気持ちの面ではかなり残念ではあったんですが、そんな当たり前のことを再確認。ちょっとね、このゲームに対して私は並々ならぬ信頼を寄せていたもので。ゲーマー戦、民間戦問わず。これを機に少し冷静にならねばですなあ。と自戒してみたり。

S師S師 2005/10/10 18:35 ドメモ
だめなときもあるんですなぁ

そいではいってらっさ〜い