biscoの地雷備忘録 このページをアンテナに追加 RSSフィード


ボードゲームの感想を綴るメモ。もしくは。
余談、推測、ムダ知識と飽くなき物欲を存分に迸らせながら、
何気ない構造に潜むオモシロをヒネた世界の見方で突付き回す、あるコレクターの備忘録。
全てのキッカケはボケ防止。脳力の衰えを感じる今日この頃。
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2005-11-12

[] を含むブックマーク

今日も二つアップして、比較的インスタントな分は一段落

ということで心置きなく出掛けてきます。

折角なんで、新しいボドゲとか持っていくことにしてみましたよ。

・・・・まあ、遊ぶかどうかは別として。

[]到着したボドゲの件 到着したボドゲの件を含むブックマーク

S師&あきおさんへ。

とりあえず私のメアド宛に発送先の住所送ってください。

折り見て、宅配便かなんかでボドゲ送ります。

来週末までには到着するように手配する予定。

[]バッファロー(Buffalo) バッファロー(Buffalo)を含むブックマーク

”「バッファロー(Buffalo)」”

故ランドルフ作の2人用アブストラクト。わりかしマイナーな部類に入りますかね、これ。でも実は何度となくリメイクされている古いゲームだったりします。1975が初。ちなみに私の手元の分は最終であるところのPIATNIK発。

荒野を駆け、集落へと迫るバッファローの大群。このままでは集落がメチャメチャにされてしまう! ヤバい! ・・・と、そこに立ちふさがるのは四匹の猟犬を操る勇敢な酋長。「必ずヤツラを食い止める。この河を越えさせてなるものか! 牛殺しの名は伊達じゃないぜフハハハハ」、みたいな内容。って、これじゃあ伝わりませんか。そうですか。

イコールコンディションではなく、バッファロー役と酋長役に分かれて争うのが特徴。盤上には相対するように、バッファロー(多数)と酋長たち(少数)を配置。で、それぞれの勝利条件を満たすようにそれぞれ頑張ると。1ラウンドはすぐ終わるので、役割変えたりして何回か遊ぶ感じ。ウシは一頭でも川越えすれば勝ち、酋長はそれを食い止めないとダメ。

ウシ役は結構気楽で、基本的には酋長ガンバレバランス取りです。ウシは数にあかせてズンズン迫ってくるので、勇猛な猟犬4匹(足が激速い)を駆使してウシを足止めしつつ、そこに酋長(足が激遅い)が駆け寄って「ダウ!」と仕留めていく流れ。さすがウシ殺し、一撃です。

で。

実際のところはチェスの駒の動きを下敷きにして作られたガチなアブストラクトなので、やってることは一手を争うシビアな攻防だったりするんですが、遊ぶ分には結構サクサクしてます。与えられた状況が状況だけに、なんだかドラマチックな感じがイイですよねえ。蹂躙する悪の気分と、それを必死に守ろうとするヒーローな気分を楽しめるというか。

ちなみに、ウシの数を減らすと簡単に難易度調整が出来るので、ハンデ戦も可能。アブストラクト初心者でもベテランでも、ウシ側でも酋長側でもそれぞれにオモシロく楽しめます。ナイス配慮。

余談ですが。こんな感じでノンテーマなコンポーネントの分もあります。これはこれで格好いいんですけどね。でも私はウシのほうが好き。そりゃね。

[]カッツェンジャマー・ブルース(Katzenjammer Blues) カッツェンジャマー・ブルース(Katzenjammer Blues)を含むブックマーク

”「カッツェンジャマー・ブルース(Katzenjammer Blues)」”

ゴールドジーバー発、クニツィア作。

猫のカルテット(4人組)でバンドを組んで、ネズミチップをいただきだー!みたいな変則競りカドゲ。ただのカドゲと侮る無かれ、これでもかとばかりにステキ要素を盛り込んでくれてます。クニツィアのデザインセンスを堪能できる隠れ名作。


さて。


本作最大の特徴。

「集めるモノ」も「支払うモノ」も、とにかくなんでもかんでも同じ「猫カード」で、というそのアイデア! もう秀逸。カードに持たされた多様な役割に驚かされます。おかげでこれだけミニマムコンポーネント。スゴイです。

そして、そのアイデアを存分に活かしきった「ゲームフロー」がまたステキ。

場に新たなカードが並んで、それをカードで競って、競り勝てばカードを手に入れて、支払って、それでなお状況が許せばカードでネズミチップを買えるという一連の流れ。

もうね、それぞれのタイミングが上手いことなってるんですよ。カードが減っているのに、さらにそこから支払え!ってことですからね。もちろん余力を残すことだって考えないと。終盤ならともかく、ゲーム通じてチップの奪いあいをするわけですから全力なんてもってのほかです。

こうしたギリギリのカードマネジメントが本作の真価。容易にはカードが増えないのでまた苦しい。

全てを同じ手元で賄ってるわけですから、新たなカードを買いたいやら、チップ購入用のカルテットを崩したくないやらと大変。カードの多義性が足枷として機能しているので「あーしたいのにこーできない」と、とにかくジレンマ。無理は禁物なのに無理しないと勝ち抜けられないというギリギリのシビアさ。イカス。

その他、猫カードが場に現れる際の「めくり&バースト」な楽しさ、時折起こるカード供給(収入)の仕組みとそのバランス感覚、万能かと思いきやジョーカー使用過多による罰則の設定など、詳細は書き控えますがクニツィアならではのオモシロが満載です。

が。

実はそのほとんどはいつかどこかで見たようなモノだったりするのは秘密。しかしそれらを上手く消化して、「既視感かもしれない」と思わせるようにチューンしたクニツィアの手腕を高く評価していただきたいわけですよ。やっぱり彼は偉大。


プレイヤー人数に対して得点チップの量が少ないので、存外バタバタと慌ただしく終了に向かっていくその様もオモシロ。短時間収束でスッキリと遊べるにも関らず、苦しさあり、悩ましさありで、かなりイケてるカドゲです。3人くらいがちょうど良いというのもアリガタイ存在かも。っていうかそれ以上だとあんまり。むしろゲンナリ。

巷では「物足らない」だの「あっさり終わりすぎる」だの言われてる様ですが、ゴール地点がそこだとわかって遊べば、これほど鋭い展開ったらないです。ルールだけ聞くと「800m走」くらいに思われがちですが、実はバリバリの短距離。「200m走」みたいなカドゲ。

けがわけがわ 2005/11/14 03:58 そうです。確かにこれは200メートル走ですね。あっという間に終わってしまうので勝負の賭けどころに終始ドキドキです。3人専用なのはしょうがないのかな。でもどうして4人以上だとうまく回らないんでしょうかね?

biscobisco 2005/11/14 11:45 そうそう、どこからスパートかけるか!みたいなのがオモシロなんですよねえ。これ。
4人以上云々の話ですが、私が思うに、チップの量と疲弊度の問題だと思います。
折角なので簡単に披露。けがわさんなら汲み取ってくれるはず。
チップ>チップ総量。人数による獲得平均。ジョーカーでマイナス5。カードには1〜5の猫がいる。
疲弊度>争いが増加。競り相場も上昇。疲弊。

それぞれのデメリットによる相殺が発生しそうな雰囲気がかすかにありますが、実際は相乗効果でダメな方向に向かっていると推察。人数が増えるほどに酷くなります。
3人時と比較すると雲泥ですよ。これはもはや。

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