ボードゲームの感想を綴るメモ。もしくは。
余談、推測、ムダ知識と飽くなき物欲を存分に迸らせながら、
何気ない構造に潜むオモシロをヒネた世界の見方で突付き回す、あるコレクターの備忘録。
全てのキッカケはボケ防止。脳力の衰えを感じる今日この頃。
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2005-11-25
■[更新]ようやく。 
カフェで傍に座った主婦達が言ってたんですが、
商品名「さけるチーズ」は
略称「さけッチ」らしいですよ。
私もさけッチ大好きです。
さけッチサイコー。
それはともかく。
今日の更新は昨日の続きであるところの、
「23日の話。ボドゲ話本編」
そして
「衝撃の問題作」
の二本立てですよ。
っていうか、盛りだくさんですな。我ながら。
いつこの勢いが途切れるのかと心配です。
(常に後ろ向き)
■[ボードゲーム]23日の話。ボドゲ話本編 
ということでリターン。
体調は相変わらず。いまいち優れず。
まだゴホゴホ言ってます。
ウッホウッホではないことに留意。
っていうかね、やっぱりなんだか気乗りがしないので、
いやもう本当に
サラー・・・・
っと書き綴る感じで。
でも「衝撃の問題作」については
安心してください(誰が
近頃は気まぐれぶりにも拍車。
さて。
■[ボードゲーム]”「ボーナンザ(Bohnanza)」” 
作者uweの名を世界のボドゲーマーに知らしめた不朽の名作。わりかしオモシロ。
もうね、とにかく各所で言及され、いやむしろ言及されつくしたのではないのかというくらいに普及しまくってます。
だもんで、私がことさらに言うことも無い気がするんですが少しだけ。
豆を植えてお金を稼ぐ、手札の位置を変えてはいけない交渉ゲーム。
・・・・もう語りつくしてしまった・・・・。
それはともかく。
手札の順番を変えてはならないというのが最大のキモ。なのに手番には強制で豆を植えさせられるやら、豆を植える畑は広くないやらで、手元で邪魔になりまくる豆、豆、豆。これらをどう処理するかっていうと、交渉。他人も概して似たような状況なので、よくある交渉ゲーとかと比較すると「建設的な取引が多くなる」というのが特徴。
ただまあ、最終的には他人よりも少しは上回ってないと勝てないので、小さな差をごまかしながら交渉しまくって、地味に稼いでいく感じの小銭稼ぎゲーです。って、こういうとちょっとアレですね。じゃあ、働き者のありさんゲーです。お、いい感じ。
ただ、あまりにも名作かつ定番ということもあって、逆に遊ばれる機会がなかったりする不遇ぶりが少し泣かせるゲームですね。遊ぶとわりかしオモシロなのになぜか遊ばれない。きっと、カドゲという形態に対してのプレイ時間と、交渉というジャンル、そしてそこはかとなく漂う地味な雰囲気が原因ではないかと推測する次第です。
今でも定期的に拡張が発売されてることを考えると世界的には需要(&人気)があるようですが、実際のところどうなんでしょうかねえ。
個人的には基本セットを4人くらいで遊ぶのが好きですよ。
■[ボードゲーム]”「クラウド9(Cloud9)」” 
気球で空高く飛んでいけー、っていう一蓮托生なダイスゲー。
グダグダとヤジを飛ばしあいながらゲームを楽しみたい人(狭い)にはうってつけの内容。
「えー」「いー」「なんだよおいー」「信じてたのにー」
というため息交じりのコメントやら
「って、ダメなのかよ!」「持ってないのかよ!」「やっぱりあるじゃん!」
みたいなツッコミが入ったりもしつつ。
ダイスを振る、それを見守る皆の目、すぐさま視線はダイスを振ったパイロットの顔へ、その表情を凶兆とみるか吉兆とみるか、グダグダと信じるだの信じないだのと意思表示、そして真実が明かされる瞬間。
抜け駆け、不信、多いに結構。おいらにはもう、てっぺんしか見えねーんですよっ・・・・!!
とかなんとか。
一連の流れというかやり取りが妙な一体感を生む、とても良く出来たパーティゲーです。システムのおかげで、とても気楽に他人に対してブーブー言えます。垣根を取り払うにもわりかし適したゲームだったり。本当にいいゲームですねえ、これは。
■[ボードゲーム]”「ヘックメック(Heckmeck am Bratwurmeck)」” 
っていうかね、このゲームの偉大さは過去にも何度か触れているので、もう今さらな気がしなくもないんですが。
とにかく虫。なにより虫。そしてダイスゲーなのに思わず笑いが起きてしまう「出目の縛り」。自然と生まれるドラマ、そしてコント。よくもまあ、こんなイケてるダイスゲーを作ったものですなあ、クニツィアとやらは。ジレンマまで盛り込んでますからねえ。
とりあえずまだ持ってない方は早急に手配すべき。質感もゴージャスなタイルがこれだけ付いて2000円は安すぎです。バーゲンもいいところ。こんなの売って、Zochは大丈夫なんですかね。
毎度ながら一点だけ注意。
プレイ人数「2〜7人」とありますが、これは「7人でも遊ぼうと思えば遊べますよ、でも違うゲームしたほうがいいんじゃないの? 3、4とかに分かれてさ」という意味です。お気をつけあれ。
今回は4人でプレイしましたが、それでもまだ長い。タルい。3人が限界ですね、やっぱり。2人でもかなり楽しく遊べるので、そのへんご理解のうえ、手配いただきますようお願い申し上げます(丁寧。
■[ボードゲーム]”「バリケード(Malefiz)」” 
かれこれ45年前に発売されたスゴロク的な嫌がらせゲー。今でも新品買えますし、ヨーロッパ諸国を旅すれば、箱絵イラストを各国の住人に描き変えた「お土産」的ブツが手に入るくらいに良く知られている伝統ゲーですよ。
日本名バリケードってのは、途中色んな名前でリメイクされたブツの一つから引用したか(バリケードってのがあった)、ゲームそのもののイメージから派生したかのどちらかだと思います。ちなみに「malefiz」ってのは「ちくしょう!」みたいなののしり言葉らしいですよ(受け売り)。ん? そういう名前のゲームってつい最近あったような気が・・・・。
画像リンク先は盤面。上のほうにあるのがゴール。ここ目指して下からガンガン駒たちが登っていくんですけどね。
盤面に広がる白い駒はいわゆるバリケード。通れません。丁度の数で止まると取除けて、あげく好きなところに置けると。ま、もちろん他人の邪魔をするわけですがね。むひひ。
ちなみにこの画像は中盤なんですけどね。ゲーム序盤はボードの端々に散らばっていたバリケードたちが、まるで意識を持ったかのように上部に集結している様をご覧くださいよ。もうね、とにかくキツいんです。邪魔し倒し。それ以外にすることねーんだよ、とばかりに邪魔しまくり。ヤバイです。
今回は若干のインストミスにより、激しく強烈かつ厳しいルールであるところの「他の駒がいるところに止まれたら、その駒をスタートへ戻す」が発動していなかったのが救い。グダグダしながらも順調に終結に向かっていく駒たちにかすかな安堵を覚えたのでした。
まあ、逆にこのルールが発動していなかったおかげで、密集する状況が生まれてしまったと言えなくもないですがね。だもんで、最後はゴール目指して誰もがダイス振りマシーンに。
まあ、そんなこんなで時代なりな仕上がり。1960の成立を思えば、驚異的な出来といっても過言ではないでしょうなあ。思うに、2〜3人くらいで前述のルールを稼動させて遊べばそう悪くないような気はします。
■[ボードゲーム]”「オリンピア2000(Olympia2000)」” 
これ、相変わらず渋い機微が楽しめます。オモシロ。過去所感コチラ。
が。
既にこれを遊ぶ頃には意識が朦朧としていた為、渋い機微を楽しめるほどの心の襞がなくなっていたことを白状しましょう。この際ですからね。
満身創痍でゲーム会に臨む無かれという反面教師的事例を残しつつ。
■[ボードゲーム]”「グリード($Greed)」” 
これまたオリンピア2000からの流れを引き摺りつ。
過去所感も大したことないのできちんと書こうと思ったんですが。
ムリ。っていうか、ムリはしない。
少なくとも勢いあるメンバーで遊べば、間違いのないオモシロであると断言しておきましょう。ええ。
とういうことで、
最後二つくらいは諸事情により若干投げやりですが(所感が。
そんなこんなでしたとさ。
で。
謎に包まれた「衝撃の問題作」は次のエントリーへゴーン。
いわゆる特設会場ってヤツですな。
って、ちょっと引っ張り過ぎましたか。
そんなに期待しちゃダメ。
■[ボードゲーム]衝撃の問題作。 
そんな衝撃の問題作の名は
「エッフェル塔ゲーム(Eiffel Turm)」といいます。
ルールもよく確認せずに買ってみたのですが(買うな)、
まさかこんなバカゲーだったとはっ・・・・!!!
初めてルールを読んだ時、
そのあまりにも破天荒なアイデアに悶絶。
今回は画像付の詳細所感。
その全貌をとくと見よっ・・・・!!!
”「エッフェル塔ゲーム(Eiffel Turm)」”
Piatnik発のカドゲ。タイトルを見てもわかるとおり、エッフェル塔を題材にしたゲームです。
ゲームの概略はというと、俗にいうバランスゲーだったりします。
カードでバランスゲー? は? トランプで組むみたいにするの?
ええ、ですがその解答だと遠からず近からずといったところ。
それだけじゃないから画像入りなわけですよ。
これが外箱です。
あまりにも巨大なエッフェル塔を見上げる男性のイラスト。
頭にはベレー帽。そしてさりげなく腕にはバゲット。
舞台がフランスであることを感じずにはいられない、絵師のセンスに脱帽ですねえ。
最小の労力で最大の効果とはまさにこのこと。
え、もう、そういう話は要りませんか。そうですか。
箱を開けるとこんな感じ。
左側が壁材カード。右側が骨組みカードです。内容物はこれだけ。
前述のとおり、ゲーム内容はこれらを使って遊ぶバランスゲーなんですね。
壁材が床部分になります。骨組みが柱部分を担うわけです。
骨組みカードをバラーッとしてみたところ。
結構枚数あります。30枚強。
これを各プレイヤーに規定枚数渡して、全て使い切った人が勝ち、みたいな流れ。
ただ、この骨組みカード、このままの状態では使いません。
っていうか使えません。
カードの真ん中をよーく見てください。
ほら、不自然なラインが見えませんか。
なにやら状態がオカシイですよねえ。
ええ、そうです。
もうお気づきだと思いますが、
グイっと曲げます。
こんな感じで。思い切り。
もうね、全てのカードというカードをしっかりと折り目が付いて安定するまで折り曲げるんです。でないとゲームにならないんですから仕方ありません。
adlungのゲームで数枚だけ折り曲げて使え!的なゲームがありましたが、それはむしろ折り曲げなくても成立する内容でした。が、本作は折り曲げないことには始まらないのです。
「あー、カード曲げられたくないよなー」とか言ってる場合ではないのです。
まさにボドゲを愛する者に対して禁忌に触れさせるような行為。
ああ、なんてことをするんだ作者。カードを曲げるだなんて、あまりにも恐れ多い!
でもなんでしょうか、一度曲げ始めてしまったこの手は留まることを知りません。タガが外れたとでも言いますか。
で、そんな風に折り曲げた骨組みカードを使ってゲームが始まるわけです。
どりゃー!!
と、こんな感じで積み上げていくわけですねえ。
なぜか次の床として使う壁材カードたちは塔の下敷きになっているので、これを塔を崩さないようにゆっくりと抜きとっては上に重ねていくというアクション要素。
毎手番ごとに自分の骨組みカードを2枚ずつ消費しながら、床材を下敷きから用意して積み上げていくと。もちろん崩したら、崩した分だけ骨組みを引き取って自分のモノです。そりゃね。定番ルールですからね。
積み上げようとするたびに、しっかりと手元の骨組みカードに折り目をつけ直すという作業にも注目。ああ、今、私はカードを曲げているんだ・・・・とか思いながら遊ぶとより一層ゲームの真髄に近づけます。
っていうかね、積み上げていくほどに「自重に耐え切れず」カードが広がっていきますからね。クシャリって。その音がまた聞こえてくるんです、これまた。カサカサいってるんですよねえ。
とにかくもう、このエッフェルは耐震構造なんてかんがえちゃあいませんからね。震度1程度で崩壊間違いなしですよ(社会派発言。
・・・・とかなんとか書きながら、ふとあることに気付きました。
勢いとイメージとその難易度だけで、こういう風に積んでましたが、
実はこんな風な積み方が正しかったのかも。
これでどうだっ・・・!!
ね。俄然それっぽい感じだと思いませんか。
いや、なにせルール文にも明確な表現がなければ、写真もない。
箱にもプレイ風景なんてないですし、ネット上にもなんら転がってない始末。
ということで想像で組んで遊んでたんですが。
よくよく考えてみれば、こっちの方が自重とか気にしなくてすむし、明らかにバランスゲーらしい装いじゃあないですか。
次からはコレで。
っていうか、どっちの遊び方でもオモシロですからね(負け惜しみ。
まあ総括すると、純粋なバランスゲーなんですが、
カードを曲げるという圧倒的な背徳と、紙でしか持ち得ない自己修復能力(微妙に動いていく)、そしてなぜわざわざ床材が塔の下敷きなのかという理不尽な状況が、破壊的なオモシロを生みます。
カドゲでバランスゲーを遊ぼうという破天荒なアイデア、カードを曲げるという向こう見ずなスピリット。これが日本のボドゲ界に波紋を呼ぶことは必至でしょうなあ。
とにかく冷静に遊んでは終わりなので、勢い最重要。
禁忌を破る愉悦を楽しみながら狂ったように遊びたい、そんなゲームでした。
ちなみに。
もちろん片付けるときはカードの折り目を戻さないと箱に入りません。
これはいいジレンマになるぞ・・・・(またか。






0409

予備ないん?
そうなんですよ、オモシロいんですよこれ。
でもねー、予備とかないんですよねー、あきおさん。
なにせ良くわからないまま買いましたからねえ。
こんなにカードを酷使する死亡遊戯なゲームだと判っていれば、間違いなく予備を買ってたんですが。無念。また次の機会ですなあ。
TCGをやっている人なら余ったカードが大量にあるはずなので、それで出来るかも。難易度は上がるでしょうけど。
何か吹っ切れたような気持ちになれますねえ。でもまあ内容が内容なので代用は楽勝ですね。ただ、作者が意図するゲームの真髄に触れるという意味合いでは「落ちる」ことが否めませんけどね。
いやそれよりも真髄に触れる必要があるのかどうかが謎ですが。
匂いがすんねんてー。げらげらげら
ところで、”なにげに”ってのはいかんよ。
【何気】というのは意図して、意味ありげにという意味だ。つまり何気があったら、はっきりとした意図を持ってということ。
正しい日本語を使おう会 平社員あきお
まあねえ、妙に訪問者が増えると逆に不安になりますからねえ、私。
「探さないと見つからない」くらいの遭遇率が丁度いいんですよ当ブログは。
日本語の件は失礼。当方フランス人のため、日本語は現在学習中です。カンベンしてシルヴプレ。